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ヒトラーは、大衆を洗脳(というと誤解があるかもしれないですか)
させるために、たくさん演説を行ったり、
映像を撮らせたり、ポスターをつくったり、
広告・広報に力を入れたと聞きます。

このことについて、詳しく知っている方がいたら、
どうか教えて欲しいのですけれど・・。
どういうことをして、とか、どんなことをしたのか、とか、
なんでもいいので、教えて欲しいです
今、レポート作成をしているので、困っています。
どうか、お願いします

A 回答 (7件)

前回投稿の補足です。

ヒトラーとその側近たちが、人間心理を巧みに操ったことは事実ですが、彼らが心理学の勉強をしたとか、心理学者がブレーンにいたかまではわかりません。
ただし、組織的に活動している点から、何らかの知識を持っていた(得ていた)可能性は非常に高いと思います。
また、広報だけに力を入れたのではなく、密告の奨励や、秘密警察(ゲシュタポ)を使って、不平分子狩りを行い、自分たちに都合の悪いことを言う人間を社会から排除していくという、地道な努力(?)も怠ってはいません。
例えば、第二次大戦の発端となったドイツのポーランド侵攻も、ドイツのラジオ局をポーランド人が襲撃したということになっていますが、実際にはポーランド人に扮したドイツ特務部隊がドイツ人を殺害したのです。戦争の口実を作る為に、同国人さえも犠牲にしたのです。
さて、政治宣伝(プロパガンダ)は、小難しい政治理論を述べることが多いのですが、あまり難しい事ばかりいっていては、国民は飽きてしまいます。
そこで、アイドル登場。砂漠の狐といわれた、E・ロンメルが好例ですね。
誰から見ても、優れた実績と甘いマスクを持つ男、広告塔にはぴったりです。
その彼も、ヒトラー暗殺に関与したとして、自殺を強要されます。処刑されなかったのは、国民感情を考慮してのことでしょうか。
ヒトラーユーゲントという集団もありました。ヒトラー愛好青年団といったところでしょうか。将来のドイツを担う若年層の男女の集団です。ヒトラー&ナチスの思想を刷り込まれた彼らが、ナチスが崩壊せずに成人になったら・・・怖いですね。
集団心理を利用した組織的な広報ほど恐ろしいものはありません。
いずれにせよ、集団心理を利用した宣伝と、それを維持する組織力と謀略、これがナチス広報の実態だと僕は考えます。

余談:有名を馳せたドイツ空軍急降下爆撃機ストゥーカは、攻撃時にサイレンを鳴らし、敵兵を震え上がらせました。上空から、甲高いサイレン音とともに爆弾が降ってくると思うだけで、ノイローゼになりそうですね。これも心理学?

最後に、新人物往来社から、別冊歴史読本「ヒトラー神話の復活」という本が出ています。価格は1,500円(税別?)。昨年9月末発売の本ですから、まだ書店にあるかも。
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この回答へのお礼

詳しく教えていただけて,とってもうれしいです
いいレポートが書けそうです

お礼日時:2001/02/01 12:42

ヒトラーらの手口をそんなに恐ろしくとらえることはないと思いますよ。

単にコツを知っていただけで、そーいった手段自体は普通に日常に作用していますから。
例えば、集団の生産性を向上させるリーダーシップについてとか、これも言ってみれば洗脳ですけど、一々騒ぎたてないでしょ。魅力的なリーダーだとか。あの人は有能な管理職だとか、その程度の評価でしかないです。彼及びその側近は特に有能だった点があり、且つ、これが一番大きいのがそーゆー時代だったという点。これはNo4の投稿で説明されてる通りで。ヒトラーがもし現代の日本に生まれてたら、中小企業のワンマン社長として辣腕をふるってたかもしれません。
♯ユダヤ人差別については、以前どっかの投稿でありま
♯したが、別にあの時代特有の現象ではなく、ユダヤ人
♯の特殊性や差別の歴史的な経緯が元々あった訳で、
♯彼が煽ったから特に差別されたという訳ではないです。
♯勿論ホロコーストその物は彼の個性が大きく影響してる♯でしょうが。

でリーダーシップや集団力学の参考文献については、
社会心理学のコーナーを適当にあさったら宜しいかと思います。
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NHK製作の「映像の20世紀」にもナチス・ヒットラーが出ていますよ。

図書館で探してみてはどうですか?
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当時のドイツは、第一次世界大戦に敗北し、多くの領土と植民地を失い、高い失業率と、国内の疲弊で、市民は疲れきっていました。


この背景が、非常に重要です。自分たちの困窮を救ってくれる力強い指導者は、
いつの時代も、歓迎されるものです。これは、アフリカやアジアの軍事政権にも当てはまりますね。
もし、日本でヒトラーと同じような手法を行ったとしても、効果は薄いでしょう。
人々の不満をうまく利用したのです。
sassyさんのかかれている通り、ゲッベルスの存在は非常に大きいものですが、まず国民を満足させ、自分の意見に耳を傾けさせる下地を作り上げました。
例えば、アウトバーン建設や低価格のラジオを民衆に広く普及させたりもしました。国民自動車フォルクスワーゲン、旅行の奨励も好例ですね。
これらのインフラの整備と国民の満足度向上が必要となりました。
国内を纏め上げ、一段落つくと、「敵」を作る必要が出てきます。
「敵」を作って、不平不満をそれに向けさせるのです。ユダヤ人がそうであり、第一次大戦で破れたイギリス・フランスなどです。そうした背景がありました。
次に、ヒトラーの広報手段ですが、彼は、炎を効果的に使用しています。
炎は、人間を陶酔させる効果があります。例えば、焚書やベルリン五輪の際のアトラクションなど、数えればきりがありません。ちなみにベルリン五輪の広報映画を撮ったのはレニ・リーフェンシュタールという女性監督で、政治宣伝映画を数多く手がけています。
次に、現在でも、ひざを曲げないで一糸乱れず行進する兵士たちが軍事パレードなどで多く見られませんか?
これも集団心理の1つで、画一的(機械的)な行動は、見ているものを魅了します。運動会の行進でもそうですよね(右足からとか)。余談ですが、僕が運動会のときに、事前に示し合わせて、全員同じアクション(ステップを変えて、敬礼する)をしたとき、大きな拍手が起きました。
また、ヒトラーが演説時に、オーバーアクションで演説するのを見たことがあるでしょうか?ビジュアル的に、人々を魅了していき、力強い早口のトークで、神経を麻痺させるのです。内容はあまり関係ありません
こうした事が日常茶飯事に行われると、民衆の神経は麻痺し、盲目的に従属していくようになります。
ところで、何かに似ていると思いませんか?そう、宗教儀式によく似ているのです。事実、ヒトラーはオカルトにもかなりの興味を示していました。
宗教は古今東西問わず、人間の根源の部分から派生したものですから、それに近い広報手段は非常に有効であり、心の琴線に触れるものではないでしょうか?
オカルト的な集団心理を利用した広報こそ、ヒトラーとその側近のとった手段なのです。

何か、取り留めの無い文章をつらつらと書きましたが、参考にされるのなら、
学研の歴史群像シリーズ(ヒトラーおよびナチスドイツに関連した書籍が何冊か出版されています)がおすすめです。金額も1,000円前後と手ごろで、わかりやすく書いてあります。
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この回答へのお礼

すごく詳しく説明して頂いて、とてもうれしいです。
ありがとうございました
こうして考えると、ヒトラーってすごいんですね
集団をあやつる術を知っていたなんて・・って、こんな風に思っては
危険なヒトと思われてしまう・・・。

この手の参考になる本を探してるんですけど、イマイチ見つからないんですよ。
もし、具体的に知っていたなら、教えてほしいです

お礼日時:2001/01/25 01:19

「繰り返し繰り返し宣伝する。

」これが基本だったと思います。下の方が書いているとおり、ゲッペルスによる手法です。
どんな意見、思想でも繰り返し何度でも伝えることによって正当な物に感じるようになる物です。

現代でもコマーシャルの基本ですね。

加えて「派手なアクション」とか印象的なシチュエーションを作るとか、現代でも選挙演説(特にアメリカの大統領選挙)などに応用されているところです。
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ナチス宣伝相、ヨーゼフ・ゲッベルスについての情報はありませんか?


彼がナチスの大衆に対するマス・コミュニケーションにおいて果たした役割は大きいとされています。そこから拾ってくると、意外と簡単ではないですか?

レポートとされていますので、簡単に。
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これは、「たけしの万物創世記」で放映されましたね。


確か、沢山の規則を作って守らせると、それを守ろうとして、自分では悪いことではないと思うようになり、更にこれを他人にも強要するようなる。
アメリカの高校で実験したことがあるようです。
洗脳ではなく、集団心理の応用だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました
わたしも、そのTV見たと思います。
集団心理って、すごいですよね。

お礼日時:2001/01/25 01:16

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