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たとえばコンピュータでは、ハードディスクの記憶容量が何ギガバイトなどと決まっていますが、人間の脳の記憶容量は果たしてどのくらい(何ギガバイトくらい)なのでしょうか? そもそも有限なのでしょうか、それとも無限にたくさん記憶できるんでしょうか? もしご存知の方ありましたら、ぜひ教えてください。

A 回答 (2件)

人間は生まれてから死ぬまでに脳の総容量の数パーセントしか使用していないとのことです。

要するに限界は無いに等しいでしょう。フルに稼動できるものではありませんが、現在のコンピューターなどと比べた場合、単純記憶は負けると思います。なぜなら不要と判断された情報に関しては無意識にフィルターをかけてしまっているためそもそも記憶しようとしないからです。ただしその記憶から引き出される情報はコンピューターなど問題にならないくらい豊富です。
ドラマや映画などを例にとってみれば、ストーリーや役者の表情、音楽などは比較的記憶に残ると思いますが、背景にあった看板や小道具の様子など思い出せますでしょうか?私は無理です。話そのものには関係してこないから記憶しようとすらしてないわけです。
これはデメリットかというとそうでもなく、必要な情報を記憶し、頭の中で再編集することで、いろいろな情報を自分の中でリンクさせていくのです。だからコンピューターにはまだ不可能とされている連想ができるのです。「このシーンは前に見たあれと似ているな」とかいう連想や「こういう流れならこういう進展をするかな」とかいうものです。
情報の類型化というものは自然界で生存するためには必須の要件です。完全に同じ状況など存在しえませんので、似たような状況を自分の経験から検索するのですから。
暗記物の勉強なんかをしているとついコンピューターみたいな脳みそがほしいなどと考えてしまいますが、単純記憶にはまねできないような高度な処理を行った結果が人間の記憶と忘却なのですから悲観することではないですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。私は脳というのが本当に不思議なんです。ひとくちに「記憶」といいますが、記憶前と後では、脳がハード的にどう変わっているのか? シナプスが1本増えているのでしょうか? ecotomedさんがおっしゃるように、非常に高度なことを人間の脳はやってますが、いったい誰がそう「設計」したのか…。謎は深まるばかりです。 

お礼日時:2007/08/05 21:50

こんにちは。


ギガではちょっと足りませんね。
人間の脳の記憶容量は大脳皮質だけで、

「140テラ・ビット」

という計算になります。
コンピュータとは色々な違いがありますが、我々の脳内では神経細胞ひとつが「素子」に当たり、それぞれがシナプス結合することによって演算が行なわれます。大脳皮質の学習記憶といいますのは、このシナプス結合によって作られる細胞ネットワークです。
人間の大脳皮質には神経細胞が約「140億」あり、シナプス結合は細胞一個に付き平均で一万になります。
従いまして、

140億×一万=140×10^12ビット

ということになります。

大脳皮質でも特定の役割を持っていて、学習記憶に使われない細胞がありますが、このようなものは生まれながらにして書き込まれている「プログラムROM」として扱うことができます。140テラとはそこまでの容量です。
ならば、本能行動を司る生命中枢は遺伝的なプログラムを記憶する大容量のROM領域となります。更に、我々の脳内で記憶学習を行なうのは大脳皮質だけではありませんので、脳全体の能力となりますと140テラではとても済まないと思います。ですが、幾ら膨大といいましても、細胞の数が決まっています以上、その容量は有限です。
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この回答へのお礼

大変くわしいご回答、ありがとうございます。テラということは、やはり膨大なのですね。でも、有限というのは、ちょっと残念ですね。でもまあ、もし無限だったら、神さまになっちゃうので、人間である以上、しかたないのかもしれませんね。どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/08/05 21:46

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