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心理学の授業の期末テストに、
「脳の高次機能とは何か、またその障害を述べよ」という論文風の問題が出ます。(先生が直接言いました)

早速、試験の対策用にいろいろ調べてみたのですが、「高次機能」とは何なのかわかりません。
心理学辞典にも載ってませんでした。
教科書をみてみたら、「高次機能」のことを「高次精神機能」とか「高次神経機能」とかという風にかいてあったのですが、どちらも心理学辞典には載っていませんでした。
普通の「精神機能」はあったのですが、「高次」とついてるのはやっぱり違うんでしょうか?

ちなみに「脳の高次機能の精神障害」には、
失語、失行、失読、失書などや、健忘などがあげられます。これは調べられたし、教科書にもありました。
どうしても「脳の高次機能」がわからず困っています。

「脳の高次機能」とは何なのでしょうか?
一般的には何か別の言葉で表現されているのでしょうか??
「高次精神機能」や「高次神経機能」でも構いません。
どなたかご存知の方教えてください。
また“神経心理学“についてよくかかれているサイトなどもあればおねがいします。

A 回答 (4件)

時、人、場所などをきちんと認識できていることを、見当識が保たれているといいます。

今日が何月何日で、目の前にいる人がだれ又は何をしている人で、ここはどこでというようなことが認識できているということです。逆に、これらのことが認識できていないのが、見当識障害(失見当)です。
見当識と高次脳機能はイコールではなく、見当識は高次脳機能の一部に含まれます。
また、見当識障害は、意識障害の有無とは切り離して考えるべきものです。たとえば、アルツハイマー型老年痴呆の方などは、意識は清明であっても見当識障害が認められます。
また、その他の高次機能も、必ずしも意識障害は伴いません。
例えば、失語症は言語中枢や言語中枢間を結ぶ線維の障害で起こり、着衣失行は右頭頂葉の障害で起こりますが、局所的な脳出血や脳梗塞が原因の場合、急性期には意識障害があってもいずれ清明になります。しかし、失語や失行は後遺症として残ることが多いのです。
高次脳機能の、「高次」というのは、触覚や痛覚や温度覚や視覚や聴覚、嗅覚などの「単純な」感覚ではなく、それらを統合して物事を判断する「より高次の」脳機能という意味です。

別に私は怒ったりなんかしていませんよ(笑)
頑張ってください。
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この回答へのお礼

またまた回答(アドバイス?)ありがとうございます。

なるほど。
高次脳機能の一部に見当識がある、ということですよね。
高次脳機能が「脳機能よりも高次の機能」を意味してるのなら、
高次脳機能の前に脳機能を説明したほうがいいかもですよね。
それなら見当識の説明のあった文献もたくさんあったし直接「高次脳機能」を説明するより(私的に)わかりやすいです。

今回はとてもnaokunさんにお世話になりました。
ありがとうございました!

お礼日時:2001/01/26 19:18

ちょっと急いで書いたので、下を少し訂正します。


>見当識障害は、意識障害の有無とは切り離して考えるべきものです。たとえば、アルツハイマー型老年痴呆の方などは、意識は清明であっても見当識障害が認められます。
というところの、「意識障害の有無」を「覚醒の有無」に、「意識は清明であっても」を「覚醒していても」に直して下さい。厳密にいうと、覚醒している(きちんと目を覚ましている)ことと、意識が清明であるということは違うことです。見当識障害は、軽症の意識障害として捉えられることもありますので。
よけい混乱してしまったでしょうか?でも、それ以下の回答はそのままでけっこうです。
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この回答へのお礼

ん~~、ちょっと混乱しましたが、ゆっくり読み直して理解しました。
大丈夫です。(^-^*

訂正ありがとうございます。

お礼日時:2001/01/26 19:20

高次脳機能障害は、あなたの調べたことであっていますよ。


高次脳機能とは、記憶を含めた認知機能のことです。
これ以上のことは、人を頼らず自分でやって下さいね。見当識とは、失語の種類は、失行とは、失認とは、等も教科書に載っているはずですから、自分なりに理解して、試験の時は自分の言葉で解答して下さいね。

この回答への補足

お礼の後に書いてます。

今日、学校で「見当識」調べてみました。
ちゃんとありました。(^-^*
「失見当」が、意識障害、記憶障害などのことを指す、ということは、
やっぱり「高次脳機能」=「見当識」でいいのかな??
「見当識」についての文献は結構あったようなのでもうちょっと調べてみます。

あと・・・・・・
私も私なりにいろいろ調べているんですが、調べきれなかったことを質問させていただきました。最初から最後まで人に頼る、という気はありません。
naokunさんに怒られているような気がしたのでちょっと言い訳(じみたこと?)を言ってみました。(^-^;

何はともあれ、今回はどうもありがとうございました。

補足日時:2001/01/26 04:19
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「記憶を含めた認知機能」ですか・・・・なるほど。
「高次脳機能」=「見当識」ということでしょうか?
「見当識」調べてみます。
んんん。教科書にはありませんでした・・・・・(T-T)あぅあぅ。
心理学辞典は持っていないので、明日学校で調べてきます。うしゃ。

今日学校で、
「精神機能障害」を辞典で調べた所、
「疾患による直接的な機能の障害のことで、知覚、思考、判断、記憶、動機付け、情緒、行動の選択と組織化など世親機能の諸要素が障害されること」
とありました。
それは「高次機能障害」と似たような障害のような気がするのですが、
「高次」がつくことで何か他の意味があるのでしょうか?

あぅ。お礼のつもりがまたまた質問してしまいました。
この質問は、試験とは関係なく(直接関係はないはず?)質問に答えていただいて新たに生まれた疑問?です。
気が向いたら教えてください。(^-^*

今回は「専門家」の貴重な回答ありがとうございました。
しかしこれは本当に一般教養科目なんでしょうか・・・・・・・(^-^;

お礼日時:2001/01/25 00:50

「脳の高次機能の精神障害」が、失語・失行・失読・失書・健忘なら、それに対応する機能、すなわち会話、正しい行動、読む、書く、記憶って事が高次機能って事になるんじゃないですか?一般人の想像ですけど。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なるほど。
確かにnobor3さんの言う通りですよね。
「高次機能」なんて私にはむつかしい言葉でついついむつかしい事を考えてたんですけど、
普通に元をたどればそういう事ですよね。
なるほど!
とても参考になりました。ありがとうございます。(^-^*

お礼日時:2001/01/25 00:29

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