No.7ベストアンサー
- 回答日時:
NO3です。
今回は予備知識程度の参考意見で当方が、日常的な(なんたって無心ですから)瞑想から体得した罪の源泉とその報いについてです。
悪魔の存在は肉体的には脳内ホルモンの異常な志向性を持った分泌として反映されます。
これがいわゆる本心とは裏腹な心の動きとなり、飲み込まれると間違った行いをしてしまいます。
この悪魔(本来は煩悩ですが)は死後痕跡を残しません。
魂のない幻ゆえに消滅します。
ただし悪魔の居座った脳内のホルモンの異常分泌は魂の欠損(空白とちょっと違う)として来世の持ち込まれます。
これが業です。
死後の世界の霊視は不完全ですが、地獄すらも悪魔の責め苦から逃れた人間が自ら望んで赴くみそぎの場のようです。
これが伝承上の閻魔様の裁判の実情で、閻魔様の怒った姿とは悪魔が生前に見続けていたあなた自身の姿の反映です。
地獄行きをおびえる心は煩悩ゆえで死後はあらゆる運命に納得して地獄行きすらも感謝できます。
一応警告しておきますが、煩悩には死の欲望すらありまして、これは閻魔大王に見えるあなた自身を殺そうとしている殺意でもありまして、悪魔の抵抗の1つです。
人はいずれ死を迎える。
このありきたりな真実は本来の人間性では、死後を知らなくても問題なく肯定できます。
ただし、これは脳内の異常分泌物にかく乱されて急ぐことではありません。
生命とは生きている限り前向きにいき続けようとします。
これもまた真実です。
ただし植物状態のように意思を失ったら話は別で、なにをもって生きているとするかは哲学的に少々ややこしいです。
No.8
- 回答日時:
某宗教団体には7つの大罪がありますね
ですが、神の教えを歪曲し教会に都合のよい教えを流布する事こそ真の罪でしょう。
某宗教の大半の宗派では、血を不浄としています。死と出産ですね。
しかしそれは、本当に釈尊の教えなのでしょうか?ヒンドゥー教の影響なのではないでしょうか?
全ての殺生は罪でしょうか?
血肉を食らわずに生きる人もおりますが、植物も生命です。悲鳴を上げず、血も流しませんが確かに生きています。
快楽のために殺すと無益な殺生ですか?生きるための殺生は有益でしょうか?必要以上に肥満化した人間の腹の足しになるのは有益なのでしょうか?
数十年前の我が国では、天皇に対する罪に重きを置かれておりました。戦後、不敬罪等の項目は削除されております。
国の法は時代背景によって変わります。
宗教・哲学的な大罪がなにかという答えは出ておりません。
無能は罪ですか?
非力は罪ですか?
何も考えずに、日々の生活をおくるのは罪ですか?
自己をかえりみないのは罪ですか?
他人の罪を許さないのは罪ですか?
長くなりました。以下、私の勝手な見解ですw
自らを自らの手で殺す事が、生命にとっての最大の罪です
やはり宗教内でも時代などによって変わってしまうものなのでしょうね。やはり自分で一番悪いと感じることを一番の罪にしたほうがよさそうですね。
No.5
- 回答日時:
西洋思想の源流は、ユダヤ教とキリスト教のミックスと言われているようです。
ユダヤ教で一番重要なことは神を第一とする。
キリスト教は神の救いを第一とする。
と思えるんですね。
イラク戦争が始まる前、あるネットのサイトで、私多くの参加者を敵に回して議論したことがあるんですね。
みんなは戦争をよくないこと捉えることはしていたが、戦争を必要悪と考え、戦争を支持した。
コベントリーの悲劇を持ち出され、「チャーチルはコベントリーの人々を犠牲にすることで、イギリス国民を守った」と、イラク戦争は必要悪だと戦争を支持する意見まででた。
http://debate.100man.info/keijiban/html/main3/3_ …
有名な内容のようだが、事実ではない。
事実はイギリスは暗号解読できておらず、チャーチルはコベントリーではなくロンドンが空襲にあうと思っていた。
従って、「大勢を守るためには多少の犠牲には目をつぶることはいたしかたのない必要悪である。イラク戦争はいたしかたのないことでやるべきだ。」 という議論のたたき台にもってこれない。
といったにも関わらず、チャーチルは正しかったのか って議論しつづけていたんですね。 みなさんは。
事実ではないことを事実だとして、現実起ころうとしているイラク戦争を正統な行為だとしている。
いかに日本は平和ボケしているかわかりました。
私はイラク戦争反対と孤軍奮闘したわけですが、言葉でどうしていけないのか、うまく説明できなかったんです。
今はちょっとパワーアップしました。
欲望を追求する行為自体は悪じゃない。
ただし、節度と慎みと良識と知性による抑制が機能している状態でなければならない。
「私がお徳だから」とか「私がそう希望するから」だけじゃ駄目なんですね。
他者と共生できる上での欲望の希求は悪じゃない。
衝動により人を殺してしまった人でも、後になればなんてことをやったんだという心境になる。
理性を取り戻したことで、反省ができるわけです。
衝動に押されているときは理性は機能しないので、ブレーキがかけられない。
人間も動物ですから、衝動というものを持っており、その野獣性が理性を放棄し、噴出したら、この世は生存競争と殺戮の地獄になってしまう。
欲望そのものには限度も、掟も、倫理も、道徳もないから。
人間は動物ですが、他の動物とちょっと違うところは、知性と良識、人間性と人格性、理性的思慮と抑制力、高貴な自由意志による崇高な理念に向けての自己決定が可能であるということ。
人間も他の動物同様、他の動植物に対して殺生をするという「罪み深い」生き物。
ニーチェは「私たちは下腹部を持つゆえに自分を神と感じることができない」と言っている。
栄養摂取と種族保存の衝動の場所が下腹部なので、人間も他の生き物とかわらぬ自然的存在者ってわけですね。
でも他の自然的存在者と違うことが可能。
強いものが弱いものを食い、それが唯一可能な生存原理だと考えず、不可避(食べないと死ぬ)を「罪深さ」と自覚し、自然の生命の循環のなかでいきざるをえず、また生きることを「許されている」大きな自然的生命活動そのもののもつ恩恵にあふれた摂理への、感謝の念を持つ存在であるってこと。
悪とはなにか。
許すべからざる、尋常ならざるもので、その現場に立ち会ったものがとんでもないことだと承服できないもの。
胸中深く実感され、それが人を苦しめ、重苦しい出来事として、万人によって感受されもの。
ところがイラク戦争賛成・反対の議論において、私だけが絶対にするべきじゃない と言い、自衛隊派遣をしてしまうと、憲法9条が改悪の危険を招くからやっては駄目!といい続けたんですね。
万人どころか私だけが胸を痛めた。
「フセインを叩くと、イラクで内乱が起こるから駄目」と言ったが、「どうして悪のフセインを擁護するのだ」とバッシングされました。
「あの国はいろいろな勢力が集結している中東の火薬庫で、フセインがそれら勢力をなんとか抑えているが、そのフセインを倒すと、世界に悪が蔓延してしまうのは目に見えている」と言いましたが、聞く耳をもたれなかった。
そしてフセインは倒され、パンドラの箱が開かれ、世界にテロが拡散してしまった。
ネット上で駄目だって言ったところで、誰も聞きはしなかったし、私一人の力ではどうにもならないことはわかっていたのですが。
直感的な自然の則に照らし合わせるとき、それを明らかに破壊し、逆転させる尋常ならざる異常な、ほとんど病理的、法外な、無法な、野獣のような粗暴な激情の爆発、狂乱した欲望の炸裂、そこからする、共生する他者への無情過酷な侵犯と暴行と殺戮、広義におけるさまざまな倫理の道の破壊などが、直感的に悪として感受されなくなった世界は、とても邪悪な世界だと思います。
無知も罪です。
シェリングによれば、悪はたんに欠落や欠如という消極的な現象ではなく、秩序を店頭させる病理的な現象だとした。
というのは、悪の内には尋常ではない、途方も無い、悪辣な知力や能力の突出がしばしばみられる。
しかし、それは、いかに激しい野生の活力の燃焼であっても、実はあるべき存在の秩序を乱し、破壊する、我意と我執の支配に対する、盲目的隷従から出現するゆるされざるあり方なのである。
だそうです。
(無意識の何かがイラク戦争はやっちゃいけないと思ったが、これだったのでしょうか)
その許されざるありかたが罪。
と私は捉えます。
イラク戦争は間違いです。
その間違えた戦争をした大統領を、全力で再選させた宗教。
この宗教をする人たちは知性を全く持ち合わせていない支配者に隷従する存在であるとすれば、彼らは罪を犯したというわけではない。
何故なら野獣の世界に罪などない。
罪は人間の世界でのみ存在するものだから。
秩序の崩壊から悪が生まれるとなると、元々の秩序は誰のものであるのが一番望ましいのでしょうね。より多くの人が望んでいる秩序がやはり一番望ましいのでしょうか・・・。元々の秩序自体の善悪はないのでしょうか・・・。詳細な回答ありがとうございます。
No.3
- 回答日時:
悪事イコール罪と捉えるならば、人間は煩悩と言う地獄の業火に罪もなく焼かれているだけで、どのような行いも魂の次元では実際には無罪です。
要するに悪魔の仕業です。
これは将来的に人類が救われることを想定した仏教の結論です。
原罪の濡れ衣に苦しめられる西洋思想はかなり違います。
いろんな思想があると思いますが仏教の加護を受けている平均的な日本人にはあまり縁のないことです。所詮最近輸入した思想です。745年の大化の改新以来国是となった仏教の重みにはかないません
ちなみに当方は頭を真っ白にして何も考えない状態になれます。そうすると煩悩が未だにあがく気配がしてそんな静寂が打ち破られますが、平常は愛と慈悲にあふれた無の境地とまでは行かないものの、普通に無心としてそれに近い雰囲気を楽しめます。煩悩の本質は無意識に潜む悪意ですが、当方の人間性とこの悪意とは完全に隔絶されていて、当方は神の愛が全ての人の行いを許しきっていることを感じることが出来ます。
おかげさまでニュースでどんな残虐な犯罪報道を見ても犯人を許すことが出来ます。当方が死んだら地獄の判官にでも就職して落っこちてきた罪人全てを無罪にしてあげたいくらいです。
魂の次元では無罪ですか。となると悪魔は肉体に取り付いているということですね。となると肉体を自主的に捨てることは罪にはなりえないと。
No.2
- 回答日時:
喧嘩の言い合いでよくこのようなのがありますね。
「暴力を振るうとは何事だ。こっちは口で言っただけではないか!」というのが。実は「言葉の暴力の方が罪が重い」のです。仏教経典でも「人間は、口に斧を持って生まれてくる。それで、死ぬまで他人を打ち続けるのだ」と。だから、原始の仏教では「沈黙」というのを大切にしました。
人殺しなどはよっぽどのことがないと犯しませんが、言葉の罪は毎日のことになります。そして、ほとんどの人が「言葉ぐらい」と思っています。「チリも積もれば」の喩え通り、人間は死ぬまでにどのくらいの量の罪を積むのでしょう。「合わせ技(業)一本」で無限地獄に落ちないようにしましょう。
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