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現在、新潟県で住宅を建設中の者です。よろしくお願いします。

以下のスケジュールで基礎工事が進んでいるのですが、タイトルにもあるようにスラブなどのパイプサポートの撤去時期について、皆さんからご教示いただきたいと思います。

高床式住宅の高床部分を鉄筋コンクリート造で施工予定
基礎高さ約2,700mm 間口約7,735mm 奥行き約10,010mm

7月21日 コンクリート打設(普通ポルト、呼び強度24N)
  28日 型枠撤去
      この時にスラブのサポートまで撤去しました。

素人知識かもしれませんが、今の気候だと壁の型枠は打設後、中5日空いていれば撤去もOKだが、スラブなどの支保工については約4週間は型枠・パイプサポートを継続しなければいけないのでは???と思っていました。
実際に業者に尋ねてみると、時期的に早く強度も出て適度な雨降りなど養生も上手くいったので、4週までは必要なくとも2週間位は必要だったが、強度的には問題ない・・・と心許ない回答がありました。
ただ、私の地域、現在色んな場所で住宅が建設されていますが、施工業者を問わず、壁型枠と同時に支保工を外している業者も多い(私が現場を見る限りですが・・・)のです。
もちろん、キチンと支保工を4週間施している業者もありますが。

ただ、これと同じ方法でJIOの検査受けどの物件も強度的に問題無しで通過しているし、私の現場もJIO検査員がシュミットハンマーと赤外線透過による非破壊検査を私の立会いで行い、結果を検査員(一級建築士)から説明してもらうとのことだそうです。

一応、型枠は撤去したもののそのまま木工事に入られるのは不安がありましたので、型枠はないものの養生を兼ねて工事を前述のJIO検査が終わり結果が出るまでの間延期することとしました。
コンクリート(基礎)会社の説明でも7月28日時点で19~20Nは出ているので・・・と言っていましたが・・・。

インターネットなどの情報しかありませんので、経験則に基づくと教科書から逸脱していても強度的に問題はないのかもしれませんが、今ひとつ不安で皆さんからご教示いただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

 質問者さんの考えている通りでもあり、基礎業者のいう通りでもあります。


 まず、コンクリートというのは4週間できちんとした強度が出る素材です。原則、型枠は4週間付けておくものと考えていいです。
 次に壁については、鉛直に建っていますので型枠なしでも沈んだりしませんので、中5日ではずしても良いという規定があります。実際には壁が倒れてこなければ良いだけなので、中3日でも大丈夫です。
 最後に、この2つを混同して、中5日でサポートをはずす業者はかなりいます。間違いなのですが、これも壁と同じで梁が下がってきたりしなければ強度的には問題がないので、実害があるかどうかは目視で判断できます。夏場ですと特に問題なく固まっていることは多く、今回のケースも問題ないかも知れません。

 さて、対策ですが、これは質問者さんの対策で正解です。固まっているとはいってもまだ本来の強度は出ていない梁なので、その上に力をかけるのは少なくとも中3週間は空けたいところです。
 3週間後、梁の下側が下がっていないか確認してもらって下さい。下がっていればやり直しの要求も出来ます。下がっていなければ強度的には問題がないはずです。
 手順を間違ってはいるが、結果オーライということもあり得る。そんな状態です。
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この回答へのお礼

DesignKさん、初めまして。
質問をアップして、早速の回答ありがとうございました。

詳しく回答いただき、素人の私も不安が和らぎました。
他の業者の現場でもサポートを外すのはよく見ますので、不安半分、自分の性格的に心配性半分といったところです(汗)

対策の方も総現場監督と相談して決めましたが、正解と書いていただいてホッとしています。
今後の予定としては、10日過ぎにシュミットハンマーによる強度及び赤外線透過によるコンクリート内のジャンカ等の検査が予定されています。
コンクリート材齢的には打設後20日間程度での検査となりますが、時期的にほぼ4週間(28日間)と同じ強度と考えてもらっていいと言われています。
その結果と、回答にもあった「梁の下がり」をチェックの上、お盆明けから作業を進める予定です。

ご丁寧な回答、大変ありがとうございました。
また、住宅関係で質問した際は、よろしくお願いいたします。

お礼日時:2007/08/02 09:44

7日目でスラブサポートの撤去、少し早いかもしれませんね。


心配なら、非破壊検査で強度を確認してもらいましょう。
設計で想定している強度の85%あり、かつ12N/cm2以上あればOKです。

建築の工事はすべて仕様がきめられています。
一般の建築では国土交通省の公共建築工事標準仕様書というものに準拠して作られることが多いです。
(準拠するかしないかは、個々の建築の設計図書に記入されています)

それによれば、スラブのサポート撤去は
普通コンクリートの場合、
外気温15度C以上で、17日置いた後に行うか、
もしくは強度が設計想定の85%以上かつ
12N/cm2以上になれば撤去してよいことになっています。
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この回答へのお礼

mit73fuさん、初めまして。
また、ご回答いただきありがとうございます。

やはり早いですよね?
ただ、業者の主張を鵜呑みにする訳ではありませんが、今回の打設条件(時期や気象)を考慮すると、測定はしていないものの強度が18~20Nは出ていると想定されるので問題はないとのことでした。
(設計基準強度が21Nだと思われるので、その85%である約18N以上出ているから大丈夫だと言いたいのでしょうが・・・)
確かに知り合いを含めて、誰に聞いても打設にはいい条件だったし、この時期なら中6日でそれ位の強度は出ると思うよと言われています。
田舎に良くある「経験則」なのでしょうが、やはり不安はあります。

施工業者側は施主が不安を抱えたままでは本意でないので、通常はしないが赤外線透過検査をして納得してもらえる材料を用意します、とのことでした。
(結果がダメなら、当然やり直しますと監督からは言われています)

具体的な基準もお示しいただき、本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/08/03 11:25

 今後の予定を拝見しますと、その総現場監督は経験豊富な方ですね。

赤外線検査とは、なかなか住宅業界では見かけないようなしっかりした対応です。色々揉めた後、最終的に第三者機関に検査を依頼してそういった対応になることはありますが、それが社内の対策として出てくるのは同業界として喜ばしいことです。手間・暇・金をかけた対策ですので、今後のことにしましても信頼して良いように思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

総現場監督も元は大工職人でいいモノを施主と共に作ろうと頑張ってくれる方です。
ただ、今回は重複して物件を監督する中で基礎業者との打ち合わせが足りなかったとしており、施工会社として施主に納得していただけるよう検査しますとの話がありました。
その結果、私自身はJIOによるシュミットハンマー検査と梁の目視検査程度と思っていましたが、JIOとも違う検査専門機関に赤外線透過検査を依頼し、JIOとその業者のダブルで確認する形を採りたいとすぐに提案されました。
私がお客の立場とはいえ、多くの職人の方に頑張っていただいての建築となる訳で、それを束ねる監督さんを信頼しておりますので、その方向でお願いしますと返事をした次第です。

DesignKさんのような方から、対応にも問題ない旨回答いただき、前回の回答共に安心しました。
今後も何かありましたら、よろしくお願いいたします。

お礼日時:2007/08/02 11:04

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