プロが教えるわが家の防犯対策術!

はじめまして。現在デジカメで撮影した写真やそれをパソコンソフトで修正した
物を高画質でプリントアウトできるカラープリンターの購入を検討しています。
葉書専用用紙があり、最もよい画質でプリントでき、大きさはA4程度までの
印刷ができれば可能です。初期投資は少々高くてもいいのですが、
ランニングコストを抑え、素晴らしい画質の印刷ができるものを望んでいます。
お奨めのカラープリンターがございましたらご教示くださいませ。
ありがとうございます。

A 回答 (1件)

今やどこのメーカーでも6色以上のインクを使えば、写真並です。

重要なのは、画質を重視するだけではなく、用途が何か、利用頻度はどれぐらいかという点です。
たとえ、ランニングコストは控えめの製品でも、使う頻度が少ないと、逆に故障率が上がったり、ヘッドのクリーニングに伴い、インクを大量に消費し結果的にコスト高になることもありますからね。

その辺りをふまえて次の3社から選択するのが妥当。他の会社は、インクカートリッジが高い、入手困難などがありますが、この3社なら大手量販店などに行けば、インクや専用紙が入手できる確率が高いです。

EPSON(エプソン)-Calorio(カラリオ)
最も高画質で万人向けの派手印刷プリンタです。デジカメがPrint Image Matching対応であれば、さらにプリンタ側で画像のニュアンスに合った出力を最適化する機能を持ちます。上位機は7色独立インクを利用で経済性が高い、機能性が豊富でロール紙印刷、ロール紙オートカッター、四辺縁なし印刷、CD-Rレーベル印刷機能などホビー写真向けの機能を充実しているのも特徴。最上位機の950Cは、2880×1440dpiと画質の頂点を極めている。

ただし、欠点もある。解像度(粒状感がないという点)は最高に良いが、反面色ニュアンスは、忠実性に欠ける場合がある。また、ピエゾという技術を利用したヘッド技術であるため、ノズル詰まりが他社より起こりやすい。(最近はかなり改善していますが、追いついてきたぐらいですから、印刷頻度が多いほど良い)
また、黒も含めた全色が染料系であるため、普通紙印刷に弱い。ニジミが起きやすい。(PM-4000PXを除く、ただし、4000PXは全色顔料であるが、顔料故光沢紙印刷に弱い)
インク残量のカウントが不正確で残りインクが多く残っていても、インク交換を促す場合がある。機能が豊富故に筐体がでかく場所をとる、とにかく印刷が遅い等の問題がある。

基本的にこの機種はとにかく画像印刷する人向けの製品です。画像印刷第一で印刷頻度が月1程度あれば、良いかな?ちなみに、下位機の4色タイプは粒状感が増す上にはがきの表面印刷はにじむなどあまり良くない。


CANON(キャノン)-PIXUS(ピクサス)
画質を目指す機種と文字を目指す機種の2つがあるのが、このメーカーで昨年からWonderBJの名をPIXUSと改名。新世代超高速プリンタとなったのがここ。
全機種独立インクの6/4色インクタンクを利用。なくなったインクだけを交換する設計で経済的。また、インクタンクにプリズムが仕込まれ、残量検知機能がほぼ100%の正確さを誇る。
経済性も重視したプリンタ。

Fシリーズは6色(全色染料系)、Sシリーズは4色(ブラックインクが顔料でカラー3色が染料)である。
Fは写真印刷向けで6色インクでほぼ粒状感ゼロの印刷が可能。ただし、普通紙印刷、はがきの表面印刷には弱い。Sは4色で普通紙への高速な印刷が可能で黒はニジミがなく「黒」で出力される。6色に比べると圧倒的に粒状感が増すがそこそこの印刷ができる。特に普通紙印刷に優れる。
画質は、忠実印刷で一般に好まれる派手な印刷は不得意である。ExifPrint対応で対応デジタルカメラを持っていれば、それにあった画質で印刷してくれる。
はがきなら約30秒で最高画質印刷可能とすさまじい。(Fシリーズの場合)、またモノクロテキストは1枚数秒で印刷する(Sの場合)

欠点は、機能性が少ないことがまず一つ。また、粒状感では最上位では特にエプソンの上位に劣る点。また、エプソンの派手な印刷技術(ナチュラルカラー)を見習ったVIVIDフォトは状況によって不自然などの点がある。(VIVIDを使わなければ、忠実性が高いので原色派には最高)
このメーカーは後述するHPとエプソンの間にあるメーカーです。SがHPの製品に競合し機能性がシンプルなもの、FがEPSONの製品と競合し機能性がシンプルな物といえる。

HP・NEC(ヒューレットパッカード、NECはOEM供給で同等品)-DeskJet・PICTY
これまで、4色インクジェットで実用性重視だったメーカーです。独自のフロント給排紙機能や用紙自動判別機構、連続給紙排紙機能、自動両面印刷など一般に利用する際に必ず利用する面で便利な機能性を備え、4色故上の2社に写真画質で劣るのがこのメーカーでした。しかし、今年になってDeskJetに555xという最新機が登場。6色インクに対応で、しかもこれまでの機能性を維持した製品が登場し画質の向上と、はがきの自動両面印刷対応、3辺縁なし印刷対応と多くの面を改善したのがこれです。

これまでのDeskJetでは、普通紙でも綺麗な印刷ができ、黒印刷に強い。黒インクは何千枚印刷できるほど大容量。写真を除く高速印刷対応と写真印刷よりも、実用的なテキストカラーをべーすとしましたが、この製品は6色フォトインクと交換することで、写真の高解像度印刷に対応します。

欠点としては、インクカートリッジがとにかく高いこと。特にフォトは4600円、カラーも4600円の大容量インク。長持ちし、結果的にランニングコストは4色なら他社と同等ですが、買うときには痛みを感じる額です。(フォトは、明らかに高い)

フォト印刷の画質は究極に高いですし、全ての用紙でパーフェクトといえる印刷成績ですが、度々写真を印刷するには不向きです。また、下端に縁が大きく残る点もある。また、専用用紙などは地域によって上の2社より入手困難で取り寄せになることがあるのが、玉に瑕です。

この製品は、とにかく普通紙印刷が多く、その上でカラー写真印刷をすることが希にある場合ですね。また、ハードやヘッドの摩耗率が低いため、普段はあまり印刷しないが、夏や冬のはがき印刷などが多い場合には重宝します。


となります。
どのメーカーも既に画質では6色インクを使えばパッと見ただけでは遜色ないです。粒状感は感じません。そのため、重要なのは目的と使う頻度であって、ランニングコストやハードの管理維持に関わる費用(故障などの費用)もそれを合わせて考えた方が安くなります。

まとめると、
キャノンなら、速度・実用(S)・写真(F)・コスト
エプソンなら、写真機能・写真・
HPなら、実用機能・実用・速度・設置
となるということですね。
キャノンは能力的にはコスト安になっていますが、実際に使った上での物は別です。機能や目的にそって選ばないと、高い買い物になるでしょう。

ちなみに、これはあくまで私の算出であって、細かな画質や能力はご自身で店頭確認をしましょう。
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