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中学の経済の課題で「日本の借金」について調べています。

とんでもない借金ですが、これはどうすれば返済できるのでしょうか?

また、国民の負担なども気になります。

詳しく説明していただければありがたいです。

A 回答 (7件)

1.最初に国債の概念を少し説明します。


特に日本の場合は国債は普通の借金とは違います。
そもそも、国はそれだけの借金を誰からしているかというと国民からしているのです。
一般の家庭で例えるならば、親(政府)が家計(財政)が苦しいからと息子(国民)から借金をしているようなものです。
つまり、家(国)全体でみれば借金は+-0です。ですから、一般の借金と同列に比べるのは明らかに間違いです。

2.何故これだけの借金があるか
国民が身の丈に合わない福祉(公共サービスのこと公共事業も福祉です)を求めたからです。
現在の国債額は、国民が、増税は嫌だしかし福祉は厚くしろ、と求め続け、それに政治が応え続けた結果です。
これは、息子が家に納める生活費(税)は少なく、しかし豊かな生活を求め続けたので赤字がかさみ、借金をする嵌めになり、その借金を息子からしている、ことに等しいです。

実際国民を一括りにするのは間違いなので、もう少し細かく説明します。
息子には、お金持ちの長男と貧乏な次男がいると考えてください。
貧乏な次男に贅沢な暮らしをさせる為に、お金持ちの長男から沢山の生活費を徴収しさらにお金を借りて次男を食わせていたわけです。ですから長男と次男の間には生活水準に違いはありませんでした。
つまり今までの『平等』は不公平な税制と莫大な借金の下に成立していたわけです。


3.国債を返すにはどうしたらいい
簡単です。支出を減らして収入を増やせば良いのです。
支出を減らすとは歳出削減です。公共事業削減や医療費削減や公務員制度改革がこれに当たります。しかしこれは小泉改革でかなり進みもうすでに手を着けられるところがなくなってきました。

収入を増やすには二つりあります。経済成長か増税です。
つまりは、稼ぎを上げるか、息子の稼ぎから徴収する生活費の割合を上げるか、ということです。
具体的に言えば、経済成長は勉強して高給な職業への転職を薦める、増税は息子から沢山生活費を徴収する事によって息子の生活を切り詰めさせるという事ですね。

しかし、現在の内閣の経済成長路線はマスコミに叩かれまくって潰されたっぽいので、増税しかないでしょう。
一般の家庭で例えれば、親が息子を養う為に、息子から借りた借金を、息子に返す為に、息子の生活費を上げるという事です。

家に収める生活費が増えれば当然自由に使えるお金は減ります(つまり遊ぶ金や自分の物を買う金が減る)。身の丈に合わない生活を求め無駄を重ねたツケを払う為に、今後欲しい物を買える量が減るということです。

つまり、勉強し転職するのは(経済成長)大変な事なので嫌がる人が多いわけです。そして、なんとかなるさ(根拠の無い歳出削減)とサボった結果、結局生活が苦しくなる(増税)というパターンですね。


4.蛇足
ちなみに、一番やってはいけないタイミングで一番大量に無駄な公共事業を行なった政治家は小沢一郎です。景気が加熱している時に、史上空前の財政拡大というアホな事やったせいで、多額の借金を作っただけではなく、日本の経済構造が歪んでしまい、その後遺症は今でも残っています。

まあ、それも我々国民がそんな政治家を選び続けた結果ですので、仕方ないかなと思います。また、多額の借金があるにしても、なお日本が世界でもかなり豊かな国であることは疑いの余地がありません。そのことが過去の政治が間違えよりも正解が多かったことを示しています。

ちなみに、No4さんの二大政党制信仰には根拠が無いです。
イギリスはWW1からサッチャーが出てくるまでの間の60年くらいの間、停滞と没落を続けた国です。WW1までは世界を支配していた大英帝国が、サッチャーが登場する寸前には一人当たりの所得は極東の敗戦国の半分だった国です。そこにはかなりの政治的失敗が繰り返されてきました。
停滞と没落を続けたかなり長い間、英国は二大政党制でしたし、アメリカだって低迷していた時期がありました(70-80年代)、ですから『二大政党制だから良い』という意見は根拠が無いと思います。
まあ二大政党制はへの流れは、正しいと思いますし止められないと思います。しかし二大政党制へ過度の期待を持ってはいけないと思います。
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日本の借金の大半は国内の主要金融機関によって買われているので、安定的な返済が可能(保険会社は9割外資傘下になったのでここが少し心配ではあるが)。

だからプライマリーバランスを整えて、経済動向に応じて50、100年かけて問題のない範囲まで借金返済をする事が可能。

それから、官公の汚職を無くしたり首切りをすれば借金返済が可能みたいなたわけ事を書いている人がいますが、これはあり得なく不可能。官僚のムダ使いなんて国家財政の中から見れば、ほんのちょこ~と程度。マリーアントアネットのムダ使いみたいなもの。
また公務員数も日本は世界でダントツに少ない。人口比で公務員比率の最も少ない国が日本。だから実務現場などで人手不足で困っている。民間の不祥事乱発の原因として、監視機関が人手不足で機能していない事が大きな理由の一つとなっている。

官僚の汚職などはとんでもなく根絶に向けていろんな策を打たなくては、芯まで汚染が進みかねないから、これは断固とした措置が必要であるが、それによって国家財政問題が解決するなんていうのは、アホを対象にしたでっちあげ話。これ以上に国営機関を脆弱化することは国家運営上マイナスにしかならない。
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>とんでもない借金ですが、これはどうすれば返済できるのでしょうか?



 その「課題」に取りかかる前に、「日本の借金とは、誰が誰に借りているのか」ってことを押さえていた方が良いです。ちなみに、日本の場合どこかの国みたいに外国から借金しているわけではありません。

 また、これだけ借金が多いのに、どうして国債を発行し続けていられるのか、またその国債の引受先があるのか、なぜ円レートは暴落しないのか、それも考えてください。

 私の考えを述べますと、財政を立て直すには景気を良くして税収を増やすしかないと思います。ただし、それが実現したとして、千兆円を超える借金を返済できるとは思っていません。そもそも「日本政府に借金があるのは、いけないことなのか」という話から始めた方が良いと思います。借金があるのは日本政府・自治体だけであり、日本全体を考えると、借金どころか大幅な黒字ですから。
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>とんでもない借金ですが、これはどうすれば返済できるのでしょうか?



不真面目な方法と真面目な方法の2通りがあるでしょう。

1.真面目な方法
財政を切り詰めて、公務員のリストラと報酬削減、公共投資削減、補助金削減を断行すれば返済可能です。

年金の赤字は社会保険庁が民営化されますから、財政赤字問題とは独立の赤字問題として議論・検討されることになります。(これは、これで大問題ですが・・・)

2A不真面目な方法A
日本の借金の返済は、財務省印刷局に命令して紙幣を印刷させ、この紙幣を国債所有者に渡せば済むことになります。そうすると貨幣が必要以上に国内に出回ることになりますから、大インフレになり、そのつけは国民が均等に負担することになります。

2B不真面目な方法B
日本の借金の返済は、増税して、これで得た資金を国債所有者に渡せば済むことになります。

質問者さんが、公務員とします。そうするとシナリオ2A,Bが絶対有利でシナリオ1は、家族を路頭に迷わせる悪魔の案です。

質問者さんが、公務員でないとします。そうするとシナリオ1が絶対有利でシナリオ2A,Bは、家族を路頭に迷わせる悪魔の案です。

質問者さんのみならず国民全員がシナリオ1の政策を採用する政党に投票したとします。そうすると

国民全員>公務員

ですから、シナリオ1が実現でき、この方法で国の借金が返済されることになります。

公務員はシナリオ1となることを一番警戒しますから、抵抗勢力となって、シナリオ2Aまたは2Bに持ち込むために、何でもやるでしょうね。よって質問者さんをはじめとする全国民の何割が投票所に行くかが、国の借金をどう返すかの行く末を決定することになります。

イギリスでは、野党の保守党党首であったサッチャー首相はシナリオ1を唱え、与党の労働党を打ち破り、「英国病」を克服しました。

日本は2大政党制が未確立で、この状態が続き自民党政権、官僚支配政治が続くとすればシナリオ2Aまたは2Bに向かいます。

たたし、以上の議論は税収が変わらない前提があります。規制緩和・減税により経済を活性化して経済成長を実現できれば、税収は増え、国の借金は返済可能となります。

そうするとシナリオ1と経済成長政策・規制緩和政策・減税政策の組み合わせが、国の借金を返済する最短シナリオとなるでしょう。

これは小泉前首相・竹中金融財政相の政策にほぼ類似と、私は思います。郵政民営化がシナリオ1の象徴として断行されたからです。
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「通貨の切り下げ」をすることにより、簡単に返せます。


100円を、1円にするのです。

すると、1000兆円は、わずか10兆円になりますので簡単に返せます。
その代わり、国民の財産もすべて100分の1になります。
あなたが100万円持っていたとしたら、1万円に減ります。
つまり、この方法は国民からお金を無理やり巻き上げて借金返済することに他なりません。

冗談のように聞こえますが、実際にこのようなことを検討している人が日本の中にはいます。
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今現在の日本の赤字は1082兆くらいですね。


比較的簡単なのが増税でしょうか。
それか札をたくさん刷るとかですかね、インフレ起きますけれど。
あと戦争すればあるいは・・・
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基本的に国の借金は


国債を持っている人や団体から国が借金しています。

国債は返済まで30年とか10年とかのきかんがありますので、
その時期が来れば返済せざるを得なくなります。

今は、その返済(償還)時に再度国債を発行して(借金して)返済していますが、いずれは国債を発行せずに返済しないと、借金はなくなりません。

国民の負担なしには返すことはできません。

仮に負担なしに近い形で返済したとしても、それは他国の方々に負担してもらっていると考えるべきでしょうね。
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