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肝硬変では、アルブミンというたんぱく質は低下しますが、グロブリンというたんぱく質は増えると聞きました。
それがどうしてなのか、知りたいのですが、どなたかご存知の方教えてくださいませんか。 

A 回答 (1件)

まず、グロブリンについてですが。


4種あるグロブリンのうち、肝硬変で増加するのはγグロブリンといい、免疫グロブリンともいいます。
これはリンパ球などで作られます。

肝硬変というのは、元は肝臓の炎症(=ウイルスや菌に侵されている)です。
グロブリンは「免疫」ですから、肝臓内のウイルスを破壊しようとしてどんどん生産され、つまり増加するわけです。

次に、アルブミンの方についてですが。
アルブミンは、肝臓で作られます。
肝硬変で肝臓の機能がガタ落ちしているのですから、そもそもそんなに作られないわけです。
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この回答へのお礼

パソコンの調子が悪く、お礼が大変遅くなってしまい申し訳ありません。
丁寧な、わかりやすいご回答どうもありがとうございます。
グロブリンは免疫機能のはたらきを持っているため、肝硬変で増えようとするのですね。
おかげさまで、よくわかりました。
つかえていた疑問点が解決して、すっとしました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/08/27 11:04

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