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読んだ後、やりきれない気持ちになるような本を紹介してください。

たとえば
柳美里「命」、遠藤周作「深い河」、ジュンパ・ラヒリ「停電の夜に」
のような作品です。

A 回答 (14件中1~10件)

武者小路実篤の「愛と死」ですね。


どうしようもなく、やりきれない気持ちにさせられます。
まさしく天と地…ですね。

それから貴志祐介の「青の炎」もかなりやりきれない思いがします。
大切な人を守るために犯罪に走った彼の行動を、人間が裁くことができるのだろうか?読んでみてください。
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写真集で追加です。


東松照明「長崎」
原爆の被害を綴った驚異の写真集です。

あと、文学でも追加です。
安部公房「箱男」「砂の女」

海外でも追加です。
J・G・バラード「殺す」


御参考までに。
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桑原史成氏の写真展にいかれたのですか?


うらやましい....
ならば、水俣関連の写真集で、もうひとつ。
やや、希少な部類の本になりますが、

ユージン・スミス「MINAMATA」はいかがでしょうか?

悲しみと愛と憎しみと悲惨がいっしょくたになった
ものすごい写真集です。

この回答への補足

清里にあるKMopaという写真の美術館でやってました<水俣展
テーマの割にへんに押しつけがましくなくて、
淡々としてるのに泥臭くてとても複雑な気持ちになりました。
(患者のいる家族がお金持ちになっていく様とか、なんともやりきれない)

ユージン・スミス氏の写真集ぜひ探してみます。
本やになかったら、KMopaに行って探してみます。

補足日時:2001/02/06 10:18
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個人的で申し訳ないですが、


私のおすすめは、京極夏彦「嗤う伊右衛門」です。
ラストシーンでは大泣きしました。
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ウィーダ『フランダースの犬』



参考URL:http://hoboken.pos.to/flanders/index.html
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「少年A この子を生んで」


最近読んだのですが、 chillさんが 子持ちであれば
これ以上やりきれない本は ないでしょう。
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この回答へのお礼

読んでみました。やりきれない気持ちにはなったのですが、両親の自己弁護に非常に腹が立ちました。このやりきれない気持ちは、殺人者の親としてではなく、被害者の親の立場的なものなのでしょうね。

お礼日時:2001/02/22 17:30

有名なところで、ヘルマン・ヘッセの「車輪の下」、「狭き門」とか・・・。

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岩波少年文庫からでている、『あのころは、フリードリヒがいた』普通のドイツ市民が、ユダヤ人を排斥していく過程が書かれた本です。

題名をはっきり覚えていないのですが、三部作として書かれた他の二作も、お奨めします。
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大江健三郎の『死者の奢り』『飼育』なども読んだ後やり切れなくなるような本ではないかと思います。

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ドキュメンタリー系でもよければ、


石牟礼道子著 「苦海浄土 わが水俣病」
タイトルの通りの内容で、公害の被害で障害を負った人々の生の声が
ぎっしりつまったウルトラヘビーな内容です。

日本文学でいうと、
車谷長吉著 「赤目四十八瀧心中未遂」「抜髪」
著者の実体験から生まれる最低辺の生活の描写、
著者自身を巡る出口無しの道々巡りのような悩みと、
その全てを美しく平易な言葉でまとめあげる筆力は、
類をみません。

海外でいうと、
ウィリアム・バロウズ著 「裸のランチ」
ぶっ壊れた生活とぶっ壊れた文章が生むダイナミズムは
あなたをやりきれない疲労と妄想の世界へいざなうでしょう。

マンガも可ですか?
もしOKなら、ジョージ秋山著 「ゼニゲバ」「アシュラ」
「捨てがたき人々」手塚治虫著 「きりひと賛歌」などもお勧めです。
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この回答へのお礼

ご紹介ありがとうございます。

昨日図書館に行って、苦海浄土と裸のランチ借りてきました。
苦海浄土は、思っていた以上に重いですね。
2年ほど前、桑原史成氏の写真展に行ったこともあり
水俣病についてはすごく興味あったんですが、
土地の言葉で書かれると辛さ倍増です。

裸のランチは映画見たことあるんですが、
小説もあったんですね。
文章になるとどうなるのかちょっと楽しみです。

お礼日時:2001/02/05 10:59

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