ドイツは国家賠償をしたのですか?
ドイツは、東西に分裂していたため国家賠償ができなくて個人賠償という選択肢を選んだと聞きましたが、統一後国家賠償はしたのでしょうか?
ドイツは戦争被害については自国民以外には賠償していません。
ドイツの行った賠償とは原則的に
「ナチス時代に当時のドイツの法に反して行われた違法な行為」
に対するものであり、通常の戦争行為に関する他国への賠償はソ連が東独地域で「賠償」として工場施設などを略奪していった件を追認したぐらいです。
ドイツ政府は表向き「請求権については接収されたドイツ人の財産との相殺により解決済み」との立場を取っていますが、これに対する法的措置を執っていない為(これは「請求権の肩代わり」を恐れた、故意の怠慢と言われています)、未だに接収された財産の返還を求める動きが存在しており、それを支持する政治家も少なくありません。
(キリスト教社会同盟党首でありバイエルン州首相であるエドムント・シュトイバーなど)
このためポーランドなど東欧諸国の反発は強く、2004年9月にはポーランド議会がドイツに対し「戦争被害賠償請求決議」を行い、最近ではドイツ人側が欧州裁判所に提訴した事を受けて「欧州裁判所の判決如何に関わらず財産の返還を行わない法律」の制定が議会で取り上げられるなど、両国間に深い溝を残しています。
ドイツの弁償では「ナチスのやったことは弁償するがドイツが国家としてやったことは弁償しない」が基本だったような. 実際, 今でも (こっそり) くすぶってたりしますしね.
ポーランドへの割譲については, 東ドイツがやったことを統一後追認した (というか「今さら持ち出してもなぁ」って感じ?) だけです.
私が知っているのは。
ポーランドに対して、領土の割譲をしました。
全国土の20%以上の土地(オーデール・ナイセ線)を、東ドイツがポーランドに割譲し、統一ドイツもそれを継承しています。
割譲した地域のドイツ人は、主に西ドイツが引き取りました。
チェコに関しましては、チェコスロバキアの行った、チェコ領でありながらドイツ人が多数派を占めたズデーテン地方から、ドイツ人追放を了承し、追放されたドイツ人への保障を西ドイツ政府が行うという形をとり、ドイツが第二次大戦中におこなった事の賠償と相殺しました。
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