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今、私は29歳です。もし29光年離れた場所に瞬間移動できたとして、そこから地球を見たとしたら、私が生まれるところをこの目で見る事が出来ますよね?「万物は光速を超えられない」という事を考えると無理ですが...。(この際、そんな望遠鏡があるのか?というような光学的な疑問はナシです)

そこで、光速に限りなく近い速度で移動し、同じように地球を眺めたら、私がそこまでの移動に費やした時間≒光が到達するまでの時間、つまり私が出発した直後の地球を見る事になり、やはり自分の過去の姿をこの目で見る事は出来ない事になりますよね?
または「光速度不変の法則」により、どんなに速く移動しても、その時点での過去の地球の姿を見る事自体不可能なのでしょうか?

逆に「未来の世界、未来の自分の姿を見れる」説を考えたひと、可能・不可能はともかくとして、ぜひ教えてください。

夢物語のような質問ですけど、付き合っていただける方、よろしくお願いします。
最後まで御覧いただきありがとうございました。

A 回答 (5件)

常識的な範囲での(つまらない)回答でなら、「どちらも無理」でしょうね。

因果律の保持(原因があって結果がある)ということに物理学では異様に気をつかっているので、それを破るような理論は無条件で却下されるような印象があります。(時間の逆転はあり得るか、という議論に因果律の保持が持ち出されたり……。時間が逆なら因果律が逆になってもいいんじゃなかろうか)。
光速を突破せずに過去や未来の世界を見ることができるかどうか、という質問ですが、「世界線が光円錐の外に出られない限りは無理」というのが一つの回答です。図を使わないで説明するのは難しいので、適当なブルーバックスなどを参考にしてください。
回転しているブラックホールの中に飛び込めば光速を超えられるとか時間が逆転するという議論もあるようですが、これは素粒子レベルの話で、人間の体はその前にバラバラになるはずです(笑)。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。ご回答の中の時間の逆転はあり得るか、ということについてはあり得ると思いますよ。ただ、その時には因果律も逆転しているのでそれを認識する事は出来ないんじゃないでしょうか。まあその境界線がどうなるのかは想像できませんけど...因果律というもの自体が時間の矢という概念の中から出てきた気がします。ブラックホールに落ちていく物の速度は光速を超えるという説は、光ですらブラックホールから出て行くことは出来ない、ということから来ているんでしょうね。どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/01/26 21:06

 アインシュタインが「特殊相対性理論」の構想を出したのが、「光速で走る車から似た光景はどんなだろう」だったそうです。


 結論から言って、「過去」をみることはできません。光速に近い系では、時計は遅くなりますが、逆には回りません。

 …年下の実兄にあうことは可能ということになりますね。

 ちなみに、光速に近づくと、光のドップラー現象「赤方偏移」がおこり、見える色が変わるそうです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>…年下の実兄にあうことは可能ということになりますね。
いわゆる「ウラシマ効果」ってやつですか。

お礼日時:2001/01/26 21:15

詳しくは知らないんですが、高速回転するブラックホールの「事象の地平線」より内側に侵入し、ブラックホールの周囲を回る軌道に乗れば、過去の自分の姿を拝むことが出来るらしいです。



情報ソースは、10年以上前のブルーバックスのブラックホールに関する本だったと記憶しています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
事象の地平線!時間も空間も質量も、この世界の概念が全く通用しない究極の時空間ですね!

お礼日時:2001/01/26 21:23

まず、自分の過去をみることについて::


それは、別に因果律を破っていないので可能です。
実際、29歳であれば、14.5光年離れたところに
鏡があれば、生まれる瞬間を今見ることができるでしょう。

自分の未来をみることについて::
因果律さえ破らなければ古典的には可能です。そのためには、
タイムマシンが必要です。少なくとも知られている3つのタイプのタイムマシンが
あります。

1つは、下の回答にあるようにKerrブラックホールの
特異点近傍にあります。ただし、この領域は不安定で実際のブラックホール
の中に入れたとしても、存在しません。

もう1つはワームホールと呼ばれる時空の虫食い穴(何処でもドア)を利用するものです。ただし、ワームホールを作るには負のエネルギーが必要であることを
示すことができます。普通の物質は全て正のエネルギーをもっています。

もう1つは、もっと簡単です。単に、時間座標を周期化するだけです。
すなわち、カセットテープの連続再生のような構造をした時空を考えれば
よいのです。10年周期であれば、10年後には今の自分にあうことができるでしょう。この場合も実際には時空は不安定であると考えられます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
鏡ね、気がつきませんでした。一生の不覚!
>まず、自分の過去をみることについて::
>それは、別に因果律を破っていないので可能です。
私は、一生の内にもし過去に行けたら過去の自分に会おうと思ってるんです。それも現在よりも若い自分に....。
まだ未来の自分に会ったことがないという事は、結局その思いは果たせなかったという事ですよね。私の生きてる間には過去に行く事は不可能だった....あれ、この点に関してだけは、未来が分かってしまった(笑)
>ワームホールと呼ばれる時空の虫食い穴
今いる時空と別の時空をむすぶトンネルのような物でしたっけ?
必要な負のエネルギーとは反物質の事ですか?一説によると某国が原水爆の次に来る超兵器として、科学者の頭脳を結集して開発し、実現のめどが立ったという(爆笑)

お礼日時:2001/01/26 21:49

瞬間移動なんてしなくても、14.5光年離れたところに鏡があれば可能です。


(この際、そんな都合の良いところに鏡があるのか?というような疑問はナシです)
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