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デジタル一眼レフカメラを買ったばかりの初心者です。
先日、渓谷に行き写真を撮ってきました。空が真っ青で綺麗だったため、川と空を同時に撮影したところ、空が白とびしてしまいました。そこで、空に明るさを合わせ再度撮影すると、今度は周りの岩や木が黒つぶれしてしまいました。このような明暗差の激しい風景の場合、どのように設定すれば、白とびや黒つぶれのしない綺麗な写真が撮れるのでしょうか?
友人が持っていたコンパクトデジカメで撮影したところ、バランスよく撮影できていたので、どうにかすれば撮影できると思っているのですが。
よろしくお願いします。ちなみに機種はオリンパスのE-510です。

A 回答 (8件)

デジタルに限らずフィルムでも人間の目ほど明暗のコントラストに寛容ではありません。

たぶん、人間の目は脳内で補正処理をしているのでしょうね。
ご友人のカメラがどんな機種かわかりませんが、誰が撮ってもそこそこの写真が撮れるようにコンデジの場合は画像に補整を加えるものも少なくありませんのでコンデジで撮ったものがよく見えたのではないでしょうか。
デジ一でもシーンモードなどではそれなりに加工しているものがあるかもしれませんが、デジタル一眼の場合は基本的にはそのような小手先の技を使って補正してくれるようにできていないのでカメラとして写るものが素直に写っているだけだと思います。
デジタルはフィルム以上にそうなる傾向が強いのですが、フィルムで撮ってもおそらくコンデジで撮られたような写真が撮れるシーンではなかったと思います。

私だったら空に露出をあわせて撮ります。当然谷間の影になっているところは暗くなります。そこはソフトウェアで少し持ち上げることで明るくすることができます。たとえばPhotoshop Elementsなどには暗い部分を明るくするといったそのものの機能があります。その場合はRAWで撮って現像時に補正するか24bit現像してその状態で加工すると黒潰れしているように見えてもかなり階調が残っている場合が多いです。白飛びしている方は何ともなりませんが。私はE-300を使っていますが、黒つぶれ部分を持ち上げてもかなり階調が残っていてそれほど不自然になりません。
ただし、加工しすぎるとせっかくデジタル一眼で撮った写真もコンデジで撮った味付けたっぷりの写真みたいになっちゃいます。

ハーフNDというお話もありましたが、何段階か露出を変えてどの部分も適正露出になるように撮った何枚かの写真をソフト的に合成するという手法もあります。何度か試してみましたが、三脚で固定してカメラが動かないようにする必要がありますので準備が大変です。うまく行けばかなりきれいになりますが、なかなか自然な仕上がりになりません。

私は古い建物の写真が好きで室内の照明を中心に撮ることが多いのですが、普通は照明を飛ばないように露出をあわせます。室内の他の部分はほとんど黒つぶれに近い状態になりますが、上記の手法で明るさ持ち上げる加工をしています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに友人のコンデジの画像は、一見白とびも黒つぶれもしていないように見えましたが、明暗差がなく、綺麗に撮れていたという印象はなかったです。
Photoshop Elementsを所有しているので、どうにか補正してみようと思います。
ご丁寧にありがとうございました。

お礼日時:2007/08/18 22:28

Photoshopのトーンカーブを使うと、つぶれた暗部や


ハイライトだけにターゲットを絞れるので、有る程度救う事が
出来ます。
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この回答へのお礼

参考にします。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/19 20:57

先の方々の仰るとおり、コンパクトデジカメは、


単純にコントラストが低かったので、
綺麗に撮れた様に見えただけだと想像します。

図らずも、一眼レフの難しさ、
フイルムとの違い(ラティテュードが低い)を
体験したのではないでしょうか?

さて、解決方法ですが、
私の場合、NDではなくて
PL(「偏光」AFの場合はCPL「円偏光」)を使います。
偏光フイルタを使うと、
空の色が、かなり気持ち悪いほど、
はっきり青く写せます。
これにより、所謂「白飛び」にはなり難くなります。

ちょっと、不自然に写る場合
(安物の風景カレンダの紅葉の写真と言えば大体判るでしょうか?)
も在るので、匙加減は勉強してみて下さい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
おっしゃるとおり、一眼レフの難しさを痛感しております。
NDではなくてPLフィルタですか。フィルタ類はまだまだ勉強不足なのでこれから勉強していきたいと思っています。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/08/18 22:30

ヒストグラムを利用すると良いようです。


http://aska-sg.net/popeye/010_20040310.html

シーンプログラム、セレクトAEの風景を利用して見てはどうですか?

一眼レフなら設定、調整がしっかり出来れば
コンパクトデジカメとはっきりと差が解るくらい
良い絵が撮れなくては・・・・・
               でしょ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
たしかにヒストグラムを確認しながら撮る方法もありかと思いました。しかもE-510の場合ライブビューで確認できますしね。
私もコンデジよりデジイチの方が良い絵が撮れなければならないとおもいます。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/18 22:12

デジカメやポジフィルムで再現できる輝度差は、基準とする露出からEV換算で±3EVでこれを超えると白トビや黒潰れとなります。


結局はどちらかが犠牲になります。

・パラメータでコントラストを落とす。
・RAWでトーンカーブを引っ張り、中間でコントラストを調整する。
・No.2さんの回答の様に、Photoshopなどのソフトでレタッチを加える。
・No.1さんの回答の様に、ハーフNDフィルターを使う。
で、多少は改善されます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
コントラストを落とすという選択肢もあるのですね。確かに明度差をなくせば白とび及び黒つぶれしませんからね。参考になります。
RAW現象はまだよく理解してません。WBとかのボディ設定の影響しない撮影方法だと理解してますが・・・。こちらも勉強が必要そうです。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/16 20:53

「測光モード」をいろいろ変えることが出来ると思います。


一番無難に撮影できるのは、分割測光(マルチパターン測光とも言います)で撮影する場合です。
これは画面全体を、まんべんなく測定して、一番良いと思われる設定で撮影してくれます。
このモードの利点は、逆光下や明暗差の大きい状況下でも適正露出が得られることです。

カメラには、測光点が沢山あって、一眼タイプだと必要に応じて使い分けることができます。

E-510は、49分割デジタルESP測光という、結構優秀なシステムが実装されていますから、測光モードを適切に設定していれば、キレイに撮れると思いますよ。

E-510仕様
http://olympus-esystem.jp/products/e510/spec/


うっかり「スポット測光」に切り替えたままだったりするので、一度設定を確認すると良いです。私も結構ミスりました。

おそらくご友人のコンパクトカメラは、分割測光で、しかも測光点がたくさんあるタイプだったのでは?だからオートで撮影しても、ちゃんとした絵になったのでしょう。

一概には言えませんが、たくさんの測光点がある方が、(このような状況だと)綺麗な作品になりやすいです。

そのほかにも中央部重点測光とかスポット測光といった撮影モードもありますが、これらは特定の領域だけを測定して撮影するものです。一眼カメラの特徴の一つです。
舞台の撮影で、被写体にスポットライトが当たっている状態を撮影するには、スポット測光が威力を発揮します。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私も白とびした時、測光ではないかと疑ったのですが、ちゃんと分割測光になってました。
まだまだ初心者なので、測光は良くわからないのでずっと分割測光のままです。
舞台ではスポット測光が良いのですね。どんな状況の時、どの測光モードが適しており、どのような効果がでるのか?そこら辺を勉強する必要がありそうです。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/08/16 20:47

デジタル一眼にはAEB(自動露出ブラケティング。

段階露出補正)という機能があります。マニュアルを確認してください。

コンデジ(コンパクトデジカメ)の方が白飛び黒つぶれしやすいので、内部でAEBをして合成していると思われます。
デジタル一眼はカメラで合成してくれないので撮影後パソコンで合成することになります。

一般的にはAdpbe Photoshopにて部分選択してからレベル補正という方法もあります。PhotoshopCS以降のバージョンだと「HDR」という機能でつぶれた箇所を他の画像から補完する機能があります。


因みに、夏の晴天時の渓谷の写真ではどのメーカーのデジタル一眼でも同じような結果になります。
ただし、RAWで撮影しておくと白飛び黒つぶれしたと思われる部分でも実はつぶれていなかったと言うこともあります。

どちらにしろ現像ソフトとレタッチソフトが必要です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
AEB機能確認しました。渓谷のような場合は、AEB機能を使い露出をかえて撮り、後でレタッチする必要があるのですね。
コンデジの場合、自動で合成しているとは思いませんでした。初心者だからなのか、デジイチでも自動合成してくれる機能があればいいのにと思ってしまいます。
でも、自分で合成した方が自由に合成できるので、経験者には使い勝手が良く、いい写真になるのでしょうね。
とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/16 18:10

デジタルカメラは、ラチュード(明暗差の幅)が小さいですから


明暗差のある風景では白とび、黒つぶれができてしまいます。

こんな時は
半分が素通し、半分がNDフィルタ。
http://www.kenko-tokina.co.jp/filter/49616073526 …

これを使うと、かなり”思ったとおり”に近くなります。

状況によっては不自然な写りになりますが、使い方によっては非常に
便利なフィルターです。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
半分素通し、半分NDフィルタという商品があるのですね。検討してみたいと思います。
しかし、コンパクトデジカメ(多分オートで撮影)ではバランスよく撮影できてたのに、デジタル一眼レフではフィルターを付けないとできないのでしょうか?
せっかく高いお金を出して買ったのになんだか残念です。

お礼日時:2007/08/16 17:18

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