プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

今使用しているパソコンのCPUは
AMD K6-II 400MHz(9年前の物)です。
その当時、CeleronやPentiumIIが出ていましたが、同クロックで比較した場合、
K6-IIは、どのぐらいの位置づけですか?
Celeronと同じくらいですか?

A 回答 (3件)

K6-2は、L2キャッシュが無い分、外部に512kB程度のキャッシュを用意したマザーボードを使用しているものが目立ちます。

私はアプティバ2190のK6-2の400MHzを使っていましたが、これはSIS530チップで外部キャッシュとしてマザーボードに512kBのものが用意され、それを使うことと使わないことをBIOSで選択できました。

残念なことに、外部キャッシュを利用しないと、ペンチアム2のかなり初期のものにもベンチマーク上で優位とはいえない状態でした。外部キャッシュを使うことにより、数字の上ではセレロン400MHz、これはL2が128kBのタイプでしたが、どうにかドングリの背比べ程度になりました。

その後、AMD K6-2の533MHzのSIS540チップのアプティバ2196を購入し、これは現在もXP SP2でメモリー512MBで2台稼動中ですが、比較することができました。これは数字上ではベンチマークの評価がセレロン466MHzと同レベル程度ですが、いったんXPが起動し安定すると使い勝手はセレロン600MHzと体感上は感じられません。円周率104万桁程度の作業でも、大差がありませんでした。

OSによる差が激しく、98SEやMEでK6-2を利用すると、2時間程度作業するだけでハングアップ気味になるのですが、2000PROだと安定して連続作業できるし、XPを動かすにはK6-2の400MHzではメモリーを512MBにしても厳しかったです。それが、セレロン400MHzだと、98SEでもMEでもハングアップしにくかったし、XPでも十分に動きました。

具体的に数字でベンチマークの結果を数種類、機種別、マザーボード別、周波数別に記録したものを手書きで残してあるのですが、マザーボードのチップにより差が大きいのと、当時のソケット7、もともとはMMX266MHzのものにK6-2の400MHzをつけかえても正常動作してしまったりのものでは、単純に周波数分だけ動作が速くなるのではなく、せいぜい3割程度の速度アップしか出ていないものもありました。

同じころのK6-2は、その亜種も多く、値段だけ比較すると、発売していたころではセレロンより安価でしたので、コストパフォーマンスを比較するとセレロンの同周波数では半額から3分の1で購入できるCPUでした。

http://home.att.ne.jp/red/OSAKOH/CPUguide.html

もう少しだけ古いCPUの比較表を見ると、セレロン300というよりは333とK6-2の350がいい勝負なのが分かりますが、いかにペンチアム2が強かったか、MMXはそれなりに検討していたかが理解できると思います。

参考URL:http://www.amy.hi-ho.ne.jp/nakajima-jr/kikaku/sp …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
技術的な解説、とても助かりました。
URL参考にさせて頂きました。当時、自作マシンを作ったことがありますが、CPUの内部に関する部分までは調べたことがなかったので、良い機会でした。
確かに、CPUだけでは純粋にスペックを調べるのは難しいですね。ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/26 09:54

今となっては低性能CPUですので


ドングリの背比べということになります。

確か同一クロックでPenIIとK6-IIはほぼ互角だったと思います。
セレロンよりは上だと思います。

基本的にAMDはインテル製品より少し性能が劣るが
値段は安いのが基本的です。
今でもCore2Duoより性能は劣りますが、
Athlon64X2があります。
値段はかなり安いです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに、AMDは価格が魅力的ですね。低性能CPUになってしまったのは、嬉しいような悲しいような複雑な心境です。言われてみれば、Celeronよりは少し速いかな?という気がします。

お礼日時:2007/08/26 09:59

PentiumというのはIntelというメーカーのCPUのブランドです。


AMDというのはIntelと同じで、CPUなどをつくっているメーカーの名前です。
K6-IIというの表記は間違いです。
正しくは、K6-2です。
AMDは1999年6月23日の初代Athlonの発表まで事実上ローエンド向けのCPUしかありませんでした。
一応K6-IIIはPentiumIII対抗として出されましたが、400/450MHzの2種類しかなく性能でも対抗できていませんでした。
Intelは、Covingtonコアの初代Celeronが1998年4月15日に発表されるまでローエンド向けのCPUがありませんでした。
Covingtonはあまり性能がぱっとしなかったため、1998年8月24日発表のMendocinoコアのCeleronが登場するまでの事実上ローエンド向けCPUがないも同然のあつかいでしたが。
MendocinoコアのCeleronが登場するまで、Intelは高性能だが非常に高価なCPUを売るメーカーでAMDは性能はそれなりだが性能以上に価格が安く、価格の割に性能が高いCPUを売るメーカーでした。
Celeron登場後もK6-2はCeleronと比べても明確に安かったです。
位置づけとしてですが、K6-2の位置にIntelがCeleronを置いたので、Celeronと同列の位置づけと考えてよいでしょう。
性能は同時期のCeleronと比べ、整数演算は明確に上回っていましたが浮動小数演算は明確に劣っていました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
K6-2でした。失礼しました。
技術的な説明、助かります。当時自作マシンを作っていて、CPUの規格がいくつか出ていたので、その違いに悩まされたことを覚えています。浮動小数演算についても調べてみようと思います。

お礼日時:2007/08/26 10:03

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!