アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

先日、TVで巨人の沢村投手の映画を見ました。沢村選手は太平洋戦争が本格化する前に一度海外の戦地へ出兵していて、巨人の選手として復帰して、再び出兵しているようです。(どこまで事実か確証はありませんが)、そこで質問ですが、太平洋戦争時、いつ、どこへ、誰が出兵するのか、どのような基準で決められたのでしょうか。当時、男性全てが兵隊として駆り出された訳ではないですよね。赤紙(適切な表現でなければすみません)が来る人、来ない人。希望して戦地へ行った人、そうでない人等いろいろな人がいたと思います。どのように決められたのでしょうか。よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

沢村は、職業野球と学生の両方でしたので、徴兵逃れで学籍を置きますが、学徒動員で逆に徴兵されてしまいます。



1度徴兵されて重い手りゅう弾を投げたり、負傷の為、元の剛速球が投げられませんでしたが、良い記録を残しました。

2回目の徴兵で肩を負傷。巨人軍を解雇されます。
3回目の徴兵で船が沈没します。

当時の日本は、国力的に20歳の国民全員徴兵は出来ませんでしたので抽選方式でした。

この事から分かると思いますが、徴兵訓練を受けていない国民もいます。徴兵訓練を受けていない中年以上は徴兵されず、徴兵訓練を受けた人間を最初に招集します。

即戦力になるからです。
更に、若い人間を次々訓練して送り込んだようです。

沢村は、徴兵訓練を受けていた。
それが大きな理由だと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

沢村投手の詳しい情報ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/20 20:18

まず部隊から兵員補充要請があります。


これに従い補充兵名簿からNo6のご回答にあるような一定の免除対象者を除く全員から無作為に選択された名簿が作成され、赤紙という召集令状が発送されます。 
ただしこの手順は戦局の困難と共に次第に国民総動員の様相になり、片目、片手の障害者でさえ召集されるようになったようです。

召集された人達は指定の連隊所在地に出頭し軍服、兵器の支給を受け兵士に変身するのですが、従軍に重大な支障ありと認められればその場で除隊となります。

連隊毎の出征先は通常は原隊の出征先に補充されるのですが、輸送などの事情により特別混成部隊が編成される場合はこの編成下に入り別の戦地に派遣されます。

20歳になった現役兵は徴兵検査に合格すれば則、召集されます。
この場合の免除者は前のとうりです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/20 20:27

技術屋でも軍需工場で役立ちそうな人は出征せず内地の軍需工場で働いたり(これはこれで空襲が始まってからは標的になりそうですが)、飛行機の整備にあたったりしていたようです。


私の祖父は軍需工場でしたし、テレビの「ダーツの旅」で観たおじいさんは特攻機の整備をしていたとか。
軍需工場と言っても結局、関東近県から東京の工場へ行ったりして、妻子や老人を残して家をずっと留守にしていたそうですが。

大学生は元々は卒業してから徴兵検査を受けることになっていたそうですが、以前はそれほど出されなかった「甲種合格」(一番優秀なランク)がだんだん増やされたり、しまいには学生のうちに学徒出陣することになったようです。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E5%BE%92% …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/20 20:26

徴兵制ですから、華族等の特別な身分以外の男子は基本的に全員が対象なのですが、大学生等に関して猶予があった他、徴兵検査という健康診断で問題があった人は除かれていた様です。


現在の米国等にある様な、宗教・信条による徴兵忌避は認められませんでしたが、金持ちが息子の除外を図ったり、敗戦濃厚になると健康診断で多少問題がああっても徴兵されたり、悲喜こもごものドタバタ劇があった様です。

現在の韓国でスターの徴兵忌避問題がありましたが、似たような状況の様な気がします。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/20 20:24

『軍事板常見問題』から


http://www21.tok2.com/home/tokorozawa/faq/index0 …
(動員関連)「【質問】軍に召集されなかった人には,どんな人がいますか?」
http://www21.tok2.com/home/tokorozawa/faq/faq08k …
(前略)例えば、1943年当時の戦時召集延期者は以下の通りです。
1.侍従、侍医、東宮傅育官、皇宮警察官吏、皇宮警察部消防夫
2.陸海軍部隊に在職し余人を以て代うべからざる者、及び特種の雇用人、工員にして必要欠くべからざる者
3.鉄道又は通信業務に従事し、必要欠くべからざる者(一般国民対象)
4.船舶(50t以上のもの)乗組員にして必要欠くべからざる者(一般国民対象)
5.民間航空乗組員にして必要欠くべからざる者(一般国民対象)
6.国土防衛に直接関与する業務に従事し必要欠くべからざる者
7.陸軍大臣の指定する工場又は事業上に従事し必要欠くべからざる者(一般国民対象)
8.都道府県、地方事務所、警察署、市区町村の官公吏にして兵事事務を主管する者各一名(一般国民対象)
9.帝国外の地に於いて執務を執行する帝国官吏中、必要なる者、並びに外地最高司令官、朝鮮台湾軍管区司令官
10.帝国議会の議員
11.国民学校教員中必要なる者(一般国民対象)
12.上記の外、国歌総力戦遂行の為に緊要なる業務に従事する者にして、必要欠くべからざる者(後略)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上記HPの「第二次大戦(およびその前後)アジア・太平洋方面FAQ」にある「動員関連」の項目を中心に気になるキーワードを参照されてはどうでしょうか。
http://www21.tok2.com/home/tokorozawa/faq/faq08c …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

たいへん詳しく回答いただきましてありがとうございます。
教えていただきましたHPで調べてみたいと思います。

お礼日時:2007/08/20 20:23

NHKの番組に関する BLOG等


http://d.hatena.ne.jp/u-kyumei/20070814

書籍化もされており
赤紙―男たちはこうして戦場へ送られた (-)
小沢 真人 (著), NHK取材班 (著)

とのこと。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/20 20:21

先日 NHKで村の現場で実際の徴兵がどうなされていたのか?という番組をやっておりました。


終戦時に、関係資料をすべて消却しろという指示があったらしいですが、富山県のある村では残っていたとのこと。

軍中央から、各師団に人員の要請がきます。
師団では(この富山の例では、金沢の第九師団)から連隊に人員の要請がきます。
最終的には、各村に日常から村民の動向・技能をチェックしている担当がおり、その担当と(記憶では)村長が、赤紙を配布する先を決めて、担当が赤紙を出します。
この意味で、最終的な誰を出兵させるかは、担当と村長となります。
基準としては、機械がいじれるとかそういった能力を持っている人員が優先されて戦場に送られたようです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

NHKでそのような番組をやっていたのですね。見逃してしまいました。情報ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/20 20:21

不世出の天才投手沢村選手は、船の沈没で、亡くなったのでは、なかったでしたっけ。


父は、12人兄弟で、そのうち、8人が男子です。
戦後、メロン栽培に成功して、裕福になりましたが、戦時中は、厳しい生活でした。
8人の男子のうち、2人が南方で、戦死。
父を含む、3人が出征前に終戦。
残りが出征後帰還です。
で、戦地への割り振りですが、まんべんなく、結構いい加減という印象です。
ワイロみたいなのが、効いたかというと、「全くそんなことありません」と、言い切れない節があります。
戦争という生臭いものは、人間が起している以上、生臭い事実もあったと思われます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうがざいました。

お礼日時:2007/08/20 20:17

松本清張作「遠い接近」をお読み下さい。

    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速の回答ありがとうがざいました。

お礼日時:2007/08/20 20:16

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!