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こんにちは。

海外の日本語学校で、現地の日本語を学びたい人たちに日本語を教えるには、大学の学部でいうと、どんな学部に進めばよいのでしょうか?

また、海外の日本人学校で子どもたちに勉強を教える場合はどうでしょうか。

その道に進むには具体的にどうしたらいいのかまったくわかりません。やっぱり現地に友人を持つなど、ある程度のコネは必要ですか?

A 回答 (7件)

#3です。

補足を。#4の方がおっしゃっていることがかなり正確だろうと思います。
日本語教師の需要はあなたが思っていらっしゃる(或いは広告に書いてある)ほど多くはありません。特に先進国では、在住の日本人で現地の言葉が上手な人ががかなりいますから、そうした方々(の奥さん)がボランティアで週に1度教室を開けば、需要が満たされる程度です。学びたい人が皆無とは思いませんが、それで生活ができるか、ということになると話は別です。
大学で教える場合ですと、常設の学科(そういう大学で教えるとなると、最低でもマスターは必要でしょうね。逆を考えてみれば良いでしょう。大学の英語学科に、英語が話せるというだけで、研究歴の無い人物を採用しますか?)がある大学は別にして、日本人研究者がいるから、開設してみようかというのが普通です。私にしても、知人のご夫妻にしてもいずれも分野は違いますが学位(ドクター)を持っており、日本語は専門外です。

次に、「2ですが、日本の教員免許をとるのですね。現地での面接など、個人で探す必要はないのでしょうか。」についてです。

実は、日本人学校の教員になる道は3つあって、一つは先に述べたように日本の学校の教員になって、文科省の募集に手を挙げることです。この場合、国内の選考に通れば、配属先は全て文科省が手続きをしてくれます。自分で選ぶことはできません。
2番目は、現地採用の講師になることです。案外知られていないのですが、海外日本人学校は現地採用もしています。時期や国が色々ですが、学校のWebを見ると募集の記事が載っていることがあります。この場合は、自分で探して、自分で交渉をすることになります。
3番目は、海外子女教育財団の募集に応募することです。
http://www.joes.or.jp/josei/sennin2007/boshuyoko …
上記のurlに要項が載っていますので、ご覧下さい。

ただしいずれにしても、最低教員免許は必要です。
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この回答へのお礼

より詳しいお話、ありがとうございます。
やはり日本語学校のほうはたいへんそうです。教育を専門として深く学ぶ、という考え方は考えたことがなくて(実際に前にたって教えるというイメージしか…;)まずそこが壁です。。

日本人学校のほうですが、2番目ですとやはりその地に在住していたほうが採用されやすいですよね?(というか住民権?がなくてもエントリーできるんでしょうか…ほんとうに知識がなくて申し訳ないです)
3番目の方法ですが、養護や専門科目(音楽など)もできるとよいとのことでしたけれど、お聞きするような需要に対して、きっと供給はだいぶ多いことでしょうから、幅広い経験が不可欠だなと痛感しました。

文科省の採用ですが、年齢的には若い人より経験が豊富な年代の方のほうが採用されやすいのでしょうか?
たびたびの質問、ご迷惑おかけします。

お礼日時:2007/08/27 22:52

・2番目ですとやはりその地に在住していたほうが採用されやすいですよね?



というよりも、それ以外は難しい。さらに、現地で働く為の資格(観光ビザではなく労働ビザ、アメリカだったらSSN)を持っていることが必要です。

・3番目の方法ですが、養護や専門科目(音楽など)もできるとよいとのことでしたけれど、お聞きするような需要に対して、きっと供給はだいぶ多いことでしょうから、幅広い経験が不可欠だなと痛感しました。

実はそうでもありません。募集要項を良く読んでもらえば分かりますが、赴任先が主に発展途上国であること、現地通貨で賃金が支払われること、帰国後の保障が無いこと、今日本では教員不足で採用が大幅に増えていること、などもあって財団の応募は比較的少ないのです。しかも、経験者となるともっと少なくなる。現役の教員でしたら、文科省の方に応募しますから。

・文科省の採用ですが、年齢的には若い人より経験が豊富な年代の方のほうが採用されやすいのでしょうか?

これは色々です。学校に色々な年代の先生がいた方が良いように、日本人学校に派遣される先生も20代後半から、40代ぐらいまでいます。もちろん管理職(校長、教頭)として派遣される50代の方もいます。ただ、家族も同行するのが原則ですから、独身でないと女性はなかなか難しいです。旦那に仕事を辞めてもらうか、休職してもらわなければならないので。
こちらはあくまでも現役の(日本の学校に勤務している)先生が対象ですから、まず大前提として、教員採用試験に合格して日本の学校に勤務していなければ駄目です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
あらためて、ほんとうに厳しい条件ですね。。
もう一度みなさんの回答もよく読ませていただいて、細かく考えてみます。

何度もていねいな回答をありがとうございました!

お礼日時:2007/09/01 13:02

それでは補足を。



実務経験というのは、日本の大学(留学生センターなど)で教える場合もありますし、民間の日本語学校で非常勤講師として教えるということもあります。
日本語教育学を大学院で学んでいる人には、掛け持ちで非常勤としてどこかで日本語を教えている人が多いですね(実務経験を積む為)。

あと、大学や大学院の演習で実際に日本語教育を行う場合もあります。
私が履修した演習科目は、学内外から日本語を勉強したいという非日本語母語話者を集めてクラス分けをし、日本語を(無料で)教えるというものでした。
科目によっては日本語教師養成プログラム修了(正式な名称は忘れました)の証明などももらえます。

うちの大学は日本語教育には定評があり、ゼミのメーリングリストなどで海外の大学等からの求人が沢山来るのですが、その一例を掲載してみようと思います。(大学名などは伏せます)

○○大学外国語学部日本語学科(タイの大学)

・職種と募集人数
職種:日本語学科専任講師
人数:若干名

・募集条件
a)大卒以上の学歴があること
b)大学または大学院で日本語または日本語教育を専攻したもの
c)420時間以上の日本語教師養成講座を修了しているもの
d)日本語教育能力検定試験に合格しているもの
e)3年以上の日本語教師(個人教授を除く)の経験があるもの
以上、a)は必須、b)-e)はいずれかを満たすもの。

・待遇
契約期間;2007年9月17日から11ヶ月間
(契約者と大学の合意で1年ごとの延長可)
勤務日;基本的に月~金(カンボジアの祝祭日は休み)
勤務時間;基本的に9時~6時(お昼休みあり)
担当授業時間;12時間~15時間/週
給与;月額500ドル(日本語教育経験と学歴による加算あり)
渡航費;自己負担
ビザ;大学が書類を準備して取得(無料)
住居;住居費の補助なし。住居は大学が紹介することも可。
保険;海外旅行保険に加入してくること、大学が半額(ただし、
年間500USドルまで)負担(保険内容については要相談)

条件は1以外に最低二つは該当しないと採用は難しいでしょうね。
月500ドルは日本円に直すと約58000円。
これぐらいの給料だと現地で生活できても日本に返ると貯金0に近い、ということになります。

参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
知識のないわたしでも、この条件がよいとは言いがたいのがわかります…。現地の物価などがわからないのですが、日本ではまず生活できないですね。。
よほどやりたいという気持ちがないと難しい職業なのですね。
またお金の話になってしまうんですけど、院をでて、海外に行って、現地で生活、日本に戻ってきたけれど貯金ない・お金返せない・しかも日本での職は今のところなし・・・ということですよね、最悪の場合。

とても参考になりました。
自分にそれだけの熱意があるのか、あらためて考えてみます。

お礼日時:2007/08/27 23:02

こんにちは。


大学で日本語教育学を学んだ者です。

まず、海外の日本語学校で日本語を教える場合は大学でそこまでの専門的な勉強をせずとも日本語教師になれる場合が多いです。
海外の大学(それも、ちゃんとした大学)で日本語を教える場合は最低修士以上(勿論日本語教育学の学位であればなおよし)の学歴、日本語教育の実務経験などが求められますが、日本語学校の場合採用の基準は様々です。

海外や国内の日本語学校で日本語を教えている人の中には大学を出た後や、高校卒業時に日本語教師の専門学校に進んで日本語教師になっている人もいますが、個人的には日本語教師の専門学校はオススメ出来ません。
教育の質の低いところやとにかくどこでもいいから海外の日本語学校に教師として押し込むというところが少なくないからです。
勿論、それは大学にも言えることで、日本語教育の学科などを設置している大学は多々ありますが、教員が充実していなかったり、カリキュラムがしっかりしていないところがあります。
自分が知っている範囲で日本語教育に関する環境が整っているのはお茶の水女子大学(大学院日本語教育コース)、筑波大学(日本語日本文化学類、大学院地域研究科)、早稲田大学(大学院日本語教育研究科)等でしょうか。(勿論、挙げた大学以外にも日本語教師養成についてしっかりとした環境を持っている大学はあります。あくまで自分が知っている範囲です)
大学、専門学校、どちらに進むにしても情報収集はしっかりしてください。

海外の日本語学校といっても多種多様ですが、大学などと違って雇用が非常に不安定で給料も安い(現地通貨で払われることが多い為)ということが良くあります。
日本語教師には女性が多いのですが、これにはうちの大学の先生が「日本語教師なんて身軽な女性でもないとやっていけない職業だからね」と冗談交じりに話していたように、上記のように物凄く雇用が安定していない職業だからです。
安定した生活を求めているのなら日本語教師の道はオススメできないでしょう。

海外の日本人学校の教師の話はNo,3の方が少ししていますし、詳しくないので割愛します。

あと、No,2さんの回答に少し気になるところがありましたので指摘します。
>日本語を学びたい人が多い国は先進国になるでしょう
これは全くの間違いで国際交流基金というところが出している調査結果を見ればわかりますが日本語を学ぶ人が多い(上位国)国は韓国を除き殆ど発展途上国と呼ばれる国(要するに、賃金が安い)ばかりです。
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この回答へのお礼

やはり大学院への進級は必要ですか。。
現実的な話になってしまいますけど、学費のことを考えると悩んでしまいます。大学以外の日本語学校の雇用が安定していない、となると、はじめから「院を出たらあそこの大学で教えて下さい」と決まっていないものでしょうし不安です。
また、実務経験というのは国内の大学で働くということでしょうか(中学・高校ではないですよね?)

安定した生活と将来の夢…どちらも捨てがたいです。
もう一度よく検討してみます。
また、発展途上国の人に日本語を学びたい人が多いということは、やはりボランティアならば日本語教師の需要はある、ということでしょうか。

お礼日時:2007/08/25 22:13

1.現地の日本語を学びたい人たちに日本語を教えるには、大学の学部でいうと、どんな学部に進めばよいのでしょうか?



私はアメリカの大学で日本語【も】教えています。元々中学・高校の国語の教師の免許は持っていたので、「講座を開設したいので、やってくれないか」と頼まれました。それで、自分の専門以外に日本語も教えることになりました。私の知人で、オーストラリアで日本語教師を長くされていたご夫婦がおります。彼らも同様で、自分の研究分野を持ち、大学で研究をしていたときに「日本語も教えてくれないか」と依頼を受けたとのことです。つまり、「日本語教師」の資格(これ自体公的な資格ではありません)だけで、日本語の先生になっているわけではないのです。
アメリカの場合ですと、日本語教師で生活をしていくことは、できないと思います。

2.また、海外の日本人学校で子どもたちに勉強を教える場合はどうでしょうか。

これは全然話が別で、教育学部を出て教員免許を取得し、日本の教員採用試験に合格することが必須です。日本の学校に勤務する教員の中から、希望者が海外の日本人学校に派遣されるのです。従って、最低でも教員免許の取れる学部に行き、日本の学校で経験を積まなければいけません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

「日本語を教える」そういう仕事だけでは生活できないということでしょうか?専門分野があり、(言い方が良くないですけど)そのおまけとしての依頼である、というか。
思っていたのと違って驚きました。もっとそれだけで需要があると思っていました。

2ですが、日本の教員免許をとるのですね。現地での面接など、個人で探す必要はないのでしょうか。

お礼日時:2007/08/25 22:02

(どんな学部に進めばよいのでしょうか?)



素人なりの推察です。大学で日本語言語学(そういう名称があるかどうかわかりませんが)を専攻するか、
日本語教師の国家資格をとるかでしょう。

(海外で教えるには)

簡単にはいかないですよ。職業とするならば、どこの国でも就労ビザが必要です。また日本語を学びたい人が多い国は先進国になるでしょうから、必然的にビザを取得することが困難になりますし、その国の市民権、永住権を取得して居住している日本人でも少し勉強すれば教えることは可能ですから。
インターンシップのような実務経験プログラムを利用して、期間限定で無料奉仕のようなものもあるようですが、その場合にはわざわざ大学で日本語を専攻する必要もないでしょうし。

(ある程度のコネは必要ですか?)

学校を経営していて、ビザ取得の援助をしてくれる人を見つけられるならば、最高ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

そうですね、海外に住んでいらっしゃる日本人の方でも日本語を(能力として)教えられる方は多いですよね。。

まずは期間限定の無料奉仕のほうを調べてみようと思います。

お礼日時:2007/08/25 22:05

http://search.yahoo.co.jp/search?p=%C6%FC%CB%DC% …


あまりに白紙の状態で質問されています。
厳しい言い方ですが、これだけネットが発達している中、まず自ら情報を掴もうとしなければ前進しません。まして海外を活動の場と考える質問者さんなら、なお更です。

上記のサイトは日本語教師に関するサイトです。
まず、目を通しておおよその道筋を確認して下さい。
海外での活動としてボランティアの項目もありますので参考にして下さい。

その他、ネット上には実践されている日本語教師の方の書き込みもあります。

参考にして下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
非常に反省しています。
他力本願すぎました。。

お礼日時:2007/08/24 22:34

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