A 回答 (6件)
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No.6
- 回答日時:
素人の経験からですが・・・。
ホームセンターの1万円前後の100Vアーク溶接機では、
鉄板で1.2mm~3.2mm程度の溶接ができました。
薄くても母材に穴が開きますし、厚くなると溶接棒が溶け込みませんでした。
3.2mmの溶接は開先アリ。開先の深さを埋めるため、数回溶接を重ねる必要があります。
溶接棒は双方とも1.4mmです。太い溶接棒だと、アークが安定せずにすぐ溶接機の安全装置が働きます。
100Vでアルミ溶接できるものも存在します。
アネスト岩田や、スズキッドのMIG溶接機です。
アルミを溶接する場合は別途ガスボンベを用意する必要があり、コストがかかります。
溶接機がガスオプションつきで15万くらい、ガスが1.5立米レンタルで1ヶ月6000円程度。
ボンベは容量や買取などの方法が色々あるので、上記は目安です。
ご家庭の電気の契約を確認する必要はありますが、ブレーカまでは単相200Vが来ている可能性があります。
もしあれば、アルミも溶接可能な交流TIGを使う方法もあります。
溶接機が、ヤフオクの中華製のもので13万程度+ガスボンベが必要です。
しかし・・・アルミの溶接は、プロでも難しいと耳にします。
そのため、自分はアルミはロウ付けと割り切っています。
No.5
- 回答日時:
家庭用アーク溶接機では入力の100Vを2次側(アークを飛ばす側)で大体50Vぐらいにしているのですが、安定したアークを飛ばすには最低50V, 40Aぐらいの電力が要るそうです。
家庭用電源の普通のコンセントですと100V,15A、1500Wぐらいが上限です。溶接機の2次側で言うと50V,30Aということになります。これだと上でいった50V,40Aに足りませんから、あまりきれいな溶接は出来ないと思った方が良いでしょう。50V,40Aでも1.6mmの溶接棒がやっと使える程度という話しですので、ANo2の方がおっしゃっていることとあわせて考えると3mmの鉄板の溶接は難しいように思います。ただし点付け溶接を何度もしたような、溶け込みがあまりなく、強度をあまり必要とせず、かつビードが汚くても良い、ということでしたらなんとかくっつける程度のことはできるかも知れません。
家庭の電源でも、ブレーカのところを見ると大電流機器用の30Aの取り出し口がある場合があります。ここから直接電源をとれば、3000Wの出力が得られますので、もう少しきれいな溶接ができるでしょう。
ただし、ブレーカの部分から直接電気を引いたりするのは本来電気工事免許等を必要とする作業だと思うので、それなりのリスクがあるということを分かった上で作業してください。
最後に、家庭用溶接機より強力で安く済む溶接機の作りかたがあります。それはカーバッテリ溶接機です。70Aとか80Aとかのバッテリーをカー用品店やガソリンスタンドの廃棄バッテリ置き場から4つほどもらってきて、それを直列につないで、一方を溶接したい部材、もう一方をアーク棒につなげば、家庭用溶接機よりはずっと良い火花を飛ばすことができます。カーバッテリとしては寿命が来てたようなバッテリでもこういう用途ではまだ火花を飛ばす力は残っているようです。バッテリにとっては過酷な使い方なので良くないのですが、捨ててあったバッテリですから、気にしなくてもOKです。充電も急速充電でガンガンやってOKです。充電器も電圧が48Vより高くて適当な直流電流を流せれば良いだけなので自作すれば安くつきます。ただし、この場合保護回路とかそういうの無しなので、充電中はバッテリの泡の出方とかずっと見張ってないとだめです。
以上、知ったかぶりで書きましたが、全部人からの受け売りです。ただし教えてくださった方は本職の方です。
No.4
- 回答日時:
アルミの溶接は電源の種類ではなく通常の電気溶接では出来ません。
不活性ガスを使った特殊な溶接機を使用する必要があります。アルミは溶けると水素を吸収したり酸素などとの反応性が急激に高くなるなどの理由から、通常のアーク溶接のように大気中での溶接が困難です。そこでアルゴンなどの不活性ガスで溶接部分を大気からシールドし溶接する必要があります。個人レベルでの工作であればアルミに関しては溶接より蝋付けのほうが現実的でしょう。アルミ用の硬蝋とフラックスとガスバーナーがトーチランプがあれば出来ますし、強度もかなりあります。ただし、初心者であれば最初の内は必ず失敗の山でしょうから、廃材などで十分練習してからにしましょう。アルミ鉄のように赤くなる前に溶けるので、暖めすぎると母材もろとも溶けてしまいます。
この回答へのお礼
お礼日時:2001/02/09 15:01
回答ありがとうございます。やはりアルミはできませんか~。こんなくだらない質問に答えていただきありがとうございました。非常に勉強になります。
No.3
- 回答日時:
100V溶接機の中にはコンセントでなく、開閉器を要設置の場合がありますので注意してください。
また、構造上、長時間連続使用できないので、連続使用時間が長い溶接機を選ぶとよいと思います。
溶接に際しての注意ですが、肌の露出を抑えないと長時間だと紫外線で日焼けのようになってしまいます。もちろんスパッタを避ける意味もあるのですが、薄手の服なら簡単に穴をあけて肌に到達します。
なるべく厚手の作業服が好ましいでしょう。
また、スパッタが靴の中に入るとヒサンで、払う事もできないので痛い思いをします。靴に侵入させない工夫をしましょう。
手袋は手首までカバーされた耐熱手袋がベストです(靴と同じ理由で)。
予算に余裕があれば頭部固定式の溶接面をお勧めします。特に慣れないうちは溶接物と溶接棒がくっつきやすいので両手が自由に使えたほうがよいし、なにかと便利です。片手で抑えるのです(間接的に)。
溶接は熱変形を起こすので仮溶接したあと本溶接に入るのを覚えておくとよいと思います。
100Vのアルミ溶接機は聞いた事ありませんが、本格溶接でなければDIY店にある家庭用トーチ、アルミ用フラックス等で簡単な接着は可能です。
都道府県で違うと思いますが、講習+簡単な実技の1日コースで免許は簡単に取れます。ガス溶接と違い、アーク溶接は(DIY程度であれば)免許はそんなに重要でないと思います。もちろん安全に留意しなければならぬのは当然ですが・・・。
以上わたくしの仕事上及び趣味の経験から述べさせて頂きました。参考になれば幸いです。
この回答へのお礼
お礼日時:2001/02/09 15:01
回答ありがとうございます。非常に参考になりました。安全を期すため免許についてちょっと勉強してみようと思います。どうもありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
はじまして
多分趣味でお使いなるのでしたら、ホームセンター等で100V用の機種が一般的で、3mmの鉄板だと、2.6mmの溶接棒が使えれば十分だと思います。
ダイアルの所に1.3~2.6といった表示がしてあるのですぐ分かると思いますよ。ただ、初心者の方が溶接をすると溶接の光(紫外線)で目を焼く心配がありますので、十分注意が必要です。
目を焼かれたら、冷シップではなく、温シップで目をやすませるように!!
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