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海外では灌漑による土壌の塩害が問題となっていますが、日本でならないのはどうしてでしょうか。
日本でも農業用水をつかいほとんどのところで灌漑をしていると思います。
それは日本がある程度の雨水があり、土壌の塩分が流れているからなのでしょうか。
でもそれでは、雨水の中にも塩分が含まれているのでおかしな話になってしまいます。

ご存知の方、ご教授よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

要するに、塩分というのは濃いところから薄いところに流れようとする性質があるので(エントロピーの定理)、雨水中の塩分濃度<土壌中の濃度である限り雨が降れば塩分が流れ出してくれるわけです。



ちなみに砂漠の灌漑で塩害が発生するのは、大量に降り注ぐ太陽光のエネルギーによって塩分濃縮が激しく行われることが原因です。
※いわばエネルギー利用の副産物のようなものだから、根本的な解決は事実上不可能と言っていい(熱力学的なシステムとして成立しない)。
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日本に限らず多雨地帯では土壌に含まれる微小な粒子は海に流れてしまいます。


塩害が問題になっている農業地帯は本来水が無く農業に適さなかった土地に用水路を建設して水を引いている地域です。
そこから流れ出す川が無いので川や肥料などに含まれる塩類はそのまま農地に蓄積されるので塩害が発生するのです。
極端な例がカスピ海、アラル海、ロプ湖、死海などの内陸の塩水域や岩塩地帯です。。
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