プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

歌のレコーディングを自宅でしようと思っています。
防音するために工夫したいのですが、できるだけ費用は抑えたい。
そこで、部屋の中に発泡スチロールの板で個室をつくろうと思っています。
レコーディングの際、歌以外の音はださないので歌い手が個室の中に入って歌う形です。
ただ、発泡スチロールの個室がどれほどの防音力なのかが検討つきません。
それぞれの壁の厚さは5cm~必要に応じて板を重ね増やすつもりです。
もし同じような経験がある方、もしくは専門家の方等がいらっしゃればアドバイスいただけると幸いです。

要は、発泡スチロール個室は有効か?
もしくは、
1.部屋で歌のみのレコーディング(わりと大声で)する場合に、
2.費用を抑えて(1万円以下くらいで)
3.近所(できれば隣の部屋にも)迷惑にならないように防音する
ように他に良い対策方法はあるか?
を教えていただきたいです。

わがままな条件で恐縮ですがよろしくお願いいたします!

A 回答 (5件)

防音は、遮音と吸音の2つの観点で見る必要があります。


板状の発泡スチロールは遮音性は優れていますが、ある程度反射します。

遮音性の観点では、スキマが無いように作ればある程度は有効だと思います。
ただし本当にスキマをなくすと酸欠になって倒れますので、空気穴は互いに離れた位置に2カ所以上作って空気の流れを阻害しない程度にスポンジ等で消音してください。
空気穴は直穴よりは、L字状に発泡スチロールで囲うなりパイプなどを使用して経路を曲げて少々長くした方が消音と換気の両立が期待できます。
手間と工費と相談ですね。片側の空気穴(排気側)外側には PCのケースファンをつけるといいかもしれません。

吸音性の観点では、板発泡スチロールのみで作ると音がよく反射・反響して歌い手の御自身がうるさい(思うように声が出しづらい/声を出しているつもりでも思いのほか声が出ていない状態になる=通常と声質が変わる)のと反響による漏洩音の増大が無視できないので、少なくとも正面方向に、しかしそもそも狭いため床以外の内面全面に吸音材を貼り付けることをおすすめします。床も発泡スチロールや板むき出しよりカーペットを敷いた方が良いです。

吸音材はピンからキリまでいろいろありますが、キリの方の紙製の大きなたまごパック(最近はあまり入手性は良くないかな)やスポンジの類でも有効です。厚手の布(カーテンや毛布等)でも有効ですよ。家でではありませんがその昔、金管楽器の練習で正面の壁からの音の反射を防ぐのに使ってました。

吸音をしっかりしないと、布団かぶってもぐって歌った方がマシになってしまいます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご丁寧な説明ありがとうございます。
こまかく想像してみると、確かにxiadeさんのおっしゃるような様々な問題がでてきそうですね。
しかし具体的な対策も教えていただいたので、多少手間がかかろうとも作ってみたいと思えてきました。
費用の方はやはり検討しなおそうと思います。
本当に勉強になりました、ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/01 02:53

ダンボードというのがあり、


プロ用スタジオでも使用しています。

参考URL:http://www.pialiving.com/danbo-do.htm
    • good
    • 1
この回答へのお礼

プロ用スタジオでも、というのがすごく魅力的ですね。
お値段も高くはないので、もしかすると一番近道で確実かもしれません。
さっそく回答していただきありがとうございました。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2007/09/01 03:13

1万円以下でって・・・無理かと思いますが・・・。



で、考え方を変えて,こんなモノはいかがでしょう?
口の周りを覆ってミュートするカラオケ練習用のカバーです。

ただ、レコーディング向きの音質がどうかはワカリマセン。
あしからず・・・。

参考URL:http://www.cta-gr.co.jp/shopping/karaoke/mute.html
    • good
    • 0
この回答へのお礼

おもしろい商品ですね笑
ただ確かに音質への不安や、通常のレコーディングスタイルと異なるために起こる諸問題は否めないかと思います。
1万円以下ということで探していただいてありがとうございます。
この商品についてももう少し調べるつもりですが、費用のほうの見直しも考えるつもりです。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/01 03:07

これは「挫折経験」です。


知人が、質問者の方と似たような発想で、防音個室を作ってみようということになり、手伝いました。
その時の、我々の(挫折の結果として得た)結論を先に言いますと、小部屋だけでそこそこ十分な防音を達成しようとしたら、壁は「ある程度、重い固い材質」でないと無理…ということでした。

発泡スチロールは使いませんでしたが、家屋建築用の断熱吸音材の使用からスタートしました。この場合、結局は
・断熱吸音材だけで小部屋の壁と天井を構成しても、実はあまり音は吸収されず通過する。
・ある程度の厚みと重みのある板に、ある程度の厚みの断熱吸音材を貼り付けて、初めて遮音効果が出る。
・床は元の部屋のフローリングのままだったが、思いの外、床板経由で音が外に漏れる、カーペット程度では効果薄い。
ということがわかっただけでした。

我々は、実際のところ知識も技術も無かったので、最終的には、市販の以下のような物には、素人ではかなわないという結論になりました。
http://www.yamaha.co.jp/product/avitecs/html/box …

これに匹敵する自宅スタジオを、日曜大工で安く作られた方も居られるということは、ずいぶん後で知りましたが、やはり5万円程度の材料費はかけられているようです(参考URL)。

要は、「防音」=「遮音材(固い壁)」+「吸音材」ということになるようです。
ただ、質問者の方のご自宅が、かなり堅牢な建物(すなわち重量があって固い壁材、床材、天井材)であれば、窓等をある程度(防音的に)塞ぎ、壁や天井に吸音材を貼ることで、目的が達成できるかもしれません。

あと、その種の小部屋にこもる場合、何らかの換気方法は考えないといけません。その際、換気口からの音漏れが馬鹿にならないので、その対策も検討する必要があるでしょう。

なお、遮音カーテンは、屋外の騒音(カーテンに対し音源が遠い場合とも言える)の遮断にはある程度効果がありますが、室内の音(カーテンに対し音源が近いと言える)の外への遮音は、あまり過大には期待しない方が良いです。このことは、別のシーンで経験しました。

参考URL:http://www.potmanrecord.com/recordingroom.html
    • good
    • 1
この回答へのお礼

貴重な経験談ありがとうございます。
やはり私の計画はかなり手薄だったようですね笑
しかしながら、かなり防音の勉強をさせていただきました。
自宅は木造の家ですので家の壁などには頼れそうにありません。
友人と相談しながら、材料費なども考え直してみようと思います。
ご丁寧にありがとうございました。

お礼日時:2007/09/01 02:44

効果の程はわかりませんが防音カーテンというものがあります


http://www.google.co.jp/url?sa=L&ai=BAepisq_VRv9 …

あとヤフオクに良さげなのがまあまああります
http://search.auctions.yahoo.co.jp/jp/search/auc …
http://page15.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t4 …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

さっそく回答していただきありがとうございます。
防音カーテンとカーペットは特に参考になりました。
もうちょっと調べてみようと思います。

お礼日時:2007/09/01 03:00

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!