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経済学を独学で勉強し始めたところの者です。

自然独占の場合、平均費用が限界費用を常に上回るのはなぜなのでしょうか?
わからなくて困っています。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

自然独占というのは、限界費用が逓減している、限界費用曲線が右下がりになるということですよね。



この場合、生産量xのときの平均費用は、生産量0~xまでの限界費用(したがって限界費用はxのときより大きい)を平均したものに、1単位当たり固定費用を加えたものですから、当然に生産量xのときの限界費用より大きくなります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

自然独占の場合、費用低減になるからこそ、平均費用は常に上回るのですね~
自然独占じゃない場合、つまり費用が逓増するもしくは不変の場合は、
平均費用曲線と限界費用曲線がクロスするのになぜだろう、と考えていました。
限界費用が逓減すれば、平均可変費用は逓減して平均固定費用も逓減しますが、両者を合計すると必ず限界費用を上回りますね。
グラフを書いて確かめることができました。

独学だと悶々としてしまいます。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/09/03 07:21

平均費用が 限界費用を上回るので 自然独占になる。



平たく言うと、限界費用は、設備投資とか労働者の追加をしないで、ちょこっと増産するのに必要な費用。
簡単に言うと、仕入れた原材料費+労働者の残業費
これを増産した量で割ったモノが、限界費用

平均費用は、そのサービスを提供するのに必要な、設備費用とか労働者の雇用とか、すべての必要な費用。それらを生産した量で割ったのが平均費用。

自然独占の起こりやすい例として電力や郵便があげられるのは、巨大な設備投資や、インフラ設備が必要だからです。

すでに電力事業している会社が、新しく一軒の家に電力を提供するには、電線を引くだけで提供できますが、新規に10万軒の家に電力を提供するには、発電所から作らなければならい。後者で、総費用を10万軒で割った数字が平均費用となります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
参考にさせてただきました。
具体的でイメージがわきやすかったです。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/03 07:24

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