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小学生向けの宇宙の図鑑を見ていたら、宇宙は銀河が泡のような形で集まっていると、図入りで説明されていました。私が子供の頃(約30年前)は宇宙の図鑑見てもそんな事は書いていませんでした。へっー!と感心しました。

1) いつ頃そんな事が判ったのですか?
2) どうやって泡のような構造を見抜いたのでしょうか?
-->これはかなり疑問です。宇宙という想像を絶する広い世界を
巨視的視点から構造を見抜いたのですから驚きです。

素人にもわかるように教えていただければ幸いです。

A 回答 (3件)

1)


1970年代にS.A.グレゴリーやL.A.トンプソンらによって、かみのけ座方向にある銀河が調べられ、三次元マップを作ったことがさきがけとなり、続いて、1986年、ハーバート・スミソニアン天体物理学センターの研究グループ(テレビでは、同センターのマーガレット・ゲラーという研究者がよく映されています)が、もっと広い範囲で調査し、「宇宙の大規模構造」というのを発表したことによります。

2)
銀河団の位置を赤方偏移測定により、一個一個確定させていき、三次元の分布図にマッピングさせていきました。
発表当時の銀河数2400、対象範囲は100メガパーセク(かなり細長い領域)ということですが、現在は、Sloan Digital Sky Survey(来年終了予定)などで、もっと広く深い範囲で調査が進み、いよいよ泡構造が確からしいことがわかってきたようです。
SDSSでは、約70万個の銀河を調べたそうです。

http://72.14.235.104/search?q=cache:lbRhY5WqnaIJ …
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。
勉強になりました。そうですか、泡構造は確定ですか。
3次元ネットワーク構造は自然界、人工物にも見かける丈夫で安定な構造ですが、宇宙全体にも適用されているとは驚くより他ありません。
不思議です。

お礼日時:2007/09/06 21:56

SDSSの観測結果をごらんになりたい場合には、以下のソフトをインストールしてはいかがでしょうか。


http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/index. …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
ご紹介のソフトは子供と一緒に見てみます。
PCプラネタリウムですね。楽しいソフトです。

お礼日時:2007/09/06 22:06

1.1980年代のようですね。


2.観測の結果、銀河が集結している部分と空白域がある事が解って来ました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99% …
http://skyserver.nao.ac.jp/edr/jp/astro/structur …
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
1980年代というと私が子供用の図鑑から卒業してしまった頃です。
地道な観測が宇宙構造の解明糸口をつかんだという事でしょうか。

参考URLありがとうございました。
高度な内容だったので「うひゃー」という感想です。(笑)
ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/06 21:45

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