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東京証券取引所の社員がコンピューターのモニターを座って凝視している映像をよくお昼のニュースなどでみますが、彼らは何をしているのでしょうか?

取引自体はコンピューターで自動化されているはずですから、人間がいなくても大丈夫な気がするんですが。


更に不思議なのはニューヨークの証券取引所です。

暴騰や暴落時にもなると一人の人間を大勢の人間が囲んでなにやら、日本の野菜などを売ってる市場の"セリ"のようなことをやってるふうに見えますが、あちらは人力で証券市場を運営しているのでしょうか?

A 回答 (4件)

ちょっと補足しますと,東京は当局の指導の下,大手(取引所や証券会社など)が管理するシステムで,NYはその成り立ちから権利意識の強い小規模の会員会社が生存するためのシステムなのです(現在は株式会社組織)。

だから,見た目だけでなく,発想が違う。その小会社(LLC組織など)が生存するために,一面で悪評高い(良いところもある)スペシャリスト制度が残っています。後発国が次々と完全自動化しているのに,こっちが優秀だ,という建前で頑張っています(結局はお金の既得権益確保の問題)。価格の端数を10進法にしたのも,SECの指導でしぶしぶ最近のこと(彼らの利益機会が多少減った)。アメリカは,資本主義国ですが,組合的な横のつながりも強く,ダマシも多い国なのです。アーキペラゴウなど新勢力の取引システムにNY上場銘柄を取られそうになったので,買収してひとつの会社に取り込みました。この場合,独禁法などほとんど関係ありません(ライバルはいますが)。コストの高い市場です。
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NYSEの部分にょみ・・・


 暴騰や暴落時にもなると一人の人間を大勢の人間が囲んでなにやら、
 日本の野菜などを売ってる市場の"セリ"のようなことをやってるふうに・・・

 この中央にいる人、「スペシャリスト」と言います。その周囲を取り囲んでいるのはブローカーでごわす。

ちこっと基本から、NYSEの基本的な売買のしくみは、『オークッション方式』であり、東証と基本的にかわりましぇん。
皆が注文を1ヶ所に持ち寄り、条件が合致すれば売買が成立する。基本は同じですが、細部というか、市場と言うものに対する根本的な思想が違いまちゅ。

NYSEは、「いつでも・いかなる時でも・どんな状況下でも売買を滞らせない」を信条としてしています。
このため、売買を中断させる東証のような「板寄せ」や、ストップ高・ストップ安といった制度がありません。(極端な時には、サーキット・ブレーカーという制度が発動しますが)
すなわち、投資家に流動性を与えるのが取引所の最大の使命であると考えているのです。
このため、NYSEは、各銘柄に1名「スペシャリスト」を指名し、配置しています。(実際は、一人のスペシャリストが複数の銘柄を担当しています)

通常の小口売買は、完全に電子化されておりやすが、大口の売買注文が飛び込んで来た時(通常、暴落・暴騰などが起こっていやすが)、円滑な売買が継続されるように、また、直前に形成された価格との乖離が極端な事にならないように(東証では、このような時、板寄寄せ・特別気配の表示などを行うが)、スペシャリストが必要に応じて、自己ポジションで自己売買を行い、その大口注文を消化させ、市場に対して、流動性と価格の連続性を提供しています。
〔昔、東証に存在した才取会員は、東証のルールに従って、機械的に注文を付き合わせ、値付け業務を行っていました、従って、NYSEのスペシャリストとはじぇんじぇん違いまする、尚、東証にいた「場立ち」、あれは、注文を取引所内の必要なポストに伝達する証券会社の人です、通常、人を押しのけやすいため、大きな体、背の高い株式部の人が選ばれました。^^〕

NYSEは、電子化されていますが、市場の役割・使命に対する根本的な考え方が東証とは違い、スペシャリストという、自らリスクテイクを行い、流動性を供給する特殊な仲買人を置いていましゅ。
もともと、1792年に24人の仲買人が寄り合って創った取引所であり、その伝統が今も残っていると考えられます。
お上主導で、財務省(大蔵省)の管轄下で歴史を刻んできた、どこぞの国の取引所とは、だいぶ違うのでは? f(^^

最後に、繰り返しになるとは思いまちゅが、市場の役割・使命・責任に対する根本的な考え方、そして歴史・伝統といったものが、日米ではかなり違うように考えていましゅ。

では、では、長文にてしゅいましぇんでごわす。
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この回答へのお礼

株式投資を数年、素人投資家としてやってきましたが証券取引所については無知であったことに気がつきました。

NYにはストップ高、ストップ安がないというのがおもしろいですね。
段階的にストップ安で下がるのか、その日の底が分からない状況でびくびくするのか、どっちが良いか分かりませんが、世界恐慌のような状況になったときはあちらは一気に下がるということですね。

お礼日時:2007/09/14 06:28

東京証券取引所でコンピュータの前に座っている人は東証の職員でマーケット監理業務(公正に売買が行われているかなどを監視)を行っています。

取引をしているわけではありません。

ニューヨーク証券取引所はまだ完全にコンピュータ化されておらず、場立ちによる取引も残っています。ですので人がたくさんいます。しかし近い将来、完全にコンピュータ化されると思われますので、ああいう光景も見られなくなるかもしれません。

参考URL:http://www.tse.or.jp/about/arrows/arrows_other.h …
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この回答へのお礼

ニュースでよくみるのはマーケットセンターだったんですね。

10万円を1株と、1円を10万株、を取り違えて大変なことになった証券会社がありましたが、それを防げなかったところを見ると彼らは何を監理しているのか疑問ですね。

ニューヨーク証券取引所が完全にコンピュータ化されていないというのは初耳で勉強になりました。

お礼日時:2007/09/13 20:22

人が何をしているか、よく知りませんが、東証が自動化されていて、システムの拡充もしていますが、処理能力は大したことがありません。

NYのほうが余程処理能力は優れています。

参考URL:http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20060120m …
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