不思議な感じのする話～

こんにちは。
本でも漫画でも不思議な感じの、後味が残るような話が好きです。
ちょっと切なくなるような、余韻に浸ってしまうような・・・

好きな作家さんは、
・梨木香歩さんは全部（特に「りかさん」「家守綺譚」）
・恩田陸さん「光の帝国」とか
・漫画だと望月花梨さん（最近どうしてるんでしょう。。）

気になっててまだ読んでいないのは、
・朱川湊人？さん「花まんま」
・長野まゆみさん「箪笥のなか」です。

本でも漫画でもいいので、こんなのオススメっていうのがあったら教えてください！よろしくお願いします！

No.1 ベストアンサー 回答者： j2ee 回答日時： 2007/09/19 18:38

少女マンガでは、紺野キタさんがおすすめです。

「ひみつの階段」全２巻「知る辺の道」など。ぱっとみはふわふわした絵柄ですが、ぐさっとくるようなことを描いていたりします。
「tsunamix」（海野つなみ・講談社コミックスKiss）もおすすめです。
小説では、「侵略する少女と嘘の庭」（清水マリコ・メディアファクトリーMF文庫J）がおすすめ。モデラーの牧生は、幼なじみに占いにてきとうにつきあっていたら「運命の人」として「悪魔キラー」中山りあがいた。りあは美人だが、とにかく性格がきつく、容赦なく人を傷つける奴だった。恋愛ものというよりは、青春もの。イラストとこれほど合っている本も珍しいというぐらい、ぴったりの組み合わせなのも魅力。イラストを見て気に入ったんならおすすめです。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます！
紺野キタさんは気になってました、やっぱり読んでみたいと思います！

お礼日時：2007/09/20 08:26

No.6 回答者： c01dp1ay 回答日時： 2007/10/06 13:00

伊坂幸太郎　「魔王」

最後に希望と不安を残して終わる感じの小説です。
読後もなんともいえない感覚を味わえます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062131 …

伊坂幸太郎　「アヒルと鴨のコインロッカー」(創元推理文庫)

この本は少し悲しい話だけど、不思議な空気ですごくよかったです！
読み終えた時に「終わっちゃった……」というような残念さが残ります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488464 …

どちらも同じ作者の作品ですが、不思議な感じだと思うのでオススメです！ｂ
またリンクも見てください。

この回答へのお礼

伊坂幸太郎さんは、ちょっと不思議な感じのお話が多いんですね～！
紹介いただいた作品からまず手に取ってみようと思います。
ご回答ありがとうございました！

お礼日時：2007/10/07 10:06

No.5 回答者： ungaikyou 回答日時： 2007/09/20 18:46

漫画ですが、漆原友紀「蟲師」なんてどうでしょう。

生命の原生体である「蟲」と、それに関わった人々の物語です。
http://www.amazon.co.jp/dp/4063142558

この回答へのお礼

URL見させていただきました。
「蟲師」好きな感じです！絵もきれいですね。
ご回答ありがとうございました～！

お礼日時：2007/09/21 22:19

No.4 回答者： r_kazuki 回答日時： 2007/09/20 11:44

こんにちわ。

余韻が絶妙な本です。
私も恩田さんの本が好きです。長野さん、望月さんも花とゆめで昔よく読んでいました。本当、望月さん最近見かけませんがどうされたのでしょうね。

■「少女七竈と七人の可愛そうな大人」桜庭一樹著
母親が淫乱であったがために、生まれてしまった美しい少女・七竈。男に溺れ姦淫を繰り返す母は、家出性の淫乱女だと巷で有名だった。そんな肩身の狭い七竈のより所は、親友で同じく美青年の雪風。しかし、高校に上がり日に日に互いの成長を確認するにつれ、七竈は自分が雪風と似ていると気づいてしまう。
http://www.amazon.co.jp/%E5%B0%91%E5%A5%B3%E4%B8 …

■「スキップ」北村薫著
十七歳の一ノ瀬真理子は学校祭の準備に疲れ、うとうとしていた。掛けていたレコードの音楽が深い眠りに誘ってくれる。そして目が覚めた時、真理子は四十二歳の一ノ瀬真理子になっていた。初めて見る夫に、初めて見る自分の子。果たして真理子は25年もの空間をタイムスリップしたのか、はたまた25年分の記憶を忘れてしまったのか…、揺れ動く十七歳の心が鮮明に描かれている。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83 …

■「ドグラ・マグラ　上下」夢野久作著
ヴウウ……ンンン……という音で私は目が醒めた。辺りは見たことのない部屋である上に、自分の名前すら思い出せない。非現実的な状況に混乱していると、若林という奇妙な教授がやって来た。彼は私の記憶を取り戻す手伝いをしてくれるというのだが、聞いている内、私は自分が何らかの事件に関与していると知る。その事件のあらましと、この建物から抜け出すための記憶を思い出すため、私は正木教授が残した手順の元、狂人解放治療を受けることになった。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%89%E3%82%B0%E3%83 …

「少女七竈～」と「スキップ」は文体が軽い感じなので、恩田さん同様さくさくと読めると思います。「ドグラ・マグラ」は超長編で重い内容なので、ご注意です。しかし、「本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来たす」とされている本なので、読み終わった時の複雑な感情は一言では言い表せません…。一味違った不思議さを味わえるかと思います。

この回答へのお礼

余韻に浸れそうな本ばかりですね！
「ドグラ・マグラ」は気になってましたが、やっぱり凄そうですね…やっぱりすごく気になります。　ご回答ありがとうございました！

お礼日時：2007/09/21 21:50

No.3 回答者： MAY1814 回答日時： 2007/09/20 10:10

こんにちは。

梨木香歩さんは大好きな作家の１人です。「家守綺譚」を一番最初に読んだのですが、きっかけは「ダ・ヴィンチ」の書評で「百鬼夜行抄が好きなら気に入るはず」と書いてあったからです。主人公の律は不思議なモノを見る力がありますが、ストーリーは悪をやっつけるというより、その力と折り合いをつけながら日常生活を送っていく中で起きる出来事で、たまに怖い話もありますが、今さんの綺麗な絵がとても魅力的です。
http://books.yahoo.co.jp/search?p=%C9%B4%B5%B4%C …
　波津彬子さんの「雨柳堂夢咄」は明治時代の骨董店の話です。主人公は店主の孫でやはり不思議なモノを見る力があります。お皿や壺が美しい女の人になったりしますが、その想像力がすごいなと思います。元陶工で贋作も手がける男の人や、陶器の修復をするやはり不思議な力のある女の子など、脇役も魅力的です。
http://books.yahoo.co.jp/search?p=%B1%AB%CC%F8%C …
　少し古いですが、小説で井上やすしさんの「新釈遠野物語」もおススメです。不思議な話を聞きに老人の元に通う主人公ですが、話の全てが遠野物語に関係しています。本元の「遠野物語」を知らなくても十分楽しめますし、ラストももうひとひねりあります。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/01245741
　やはり古いですが夏目漱石の「夢十夜」もおススメです。「こんな夢を見た」で始まる不思議な夢の物語です。私は一話目の不思議な感じが好きです。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/01800333
　朱川湊人さんの「花まんま」おススメですよ。妹が亡くなった人の生まれ変わりと信じる家族に向って立ち向かう幼い兄の姿は涙です。「花まんま」が気に入ったら「都市伝説セピア」「わくらば日記」「かたみ歌」もおススメです。エッセイも書かれてますが、切なく不思議な感じとは全然違ってそのギャップも面白いです。
http://books.yahoo.co.jp/search?p=%BC%EB%C0%EE%C …
　長文失礼しました。良かったら参考にして下さい。

この回答へのお礼

ご回答読んでいるだけで、ワクワクしてきました～。
全部私のツボな気がします。ご回答ありがとうございました！

お礼日時：2007/09/21 21:43

No.2 回答者： sasayuri99 回答日時： 2007/09/19 22:00

こんにちは。

梨木さんや恩田さんは、私もとても好きな作家さんたちです。
そんな私からは、薄井ゆうじさんをお勧めします。

「星の感触」
「樹の上の草魚」
「くじらの降る森」などなど、

まさしく「不思議な感じの、後味が残るような話」そのままです。
私は「星の感触」で、どっぷりはまりました。
どうして、こんなにファンタジーなのに現実で、胸に迫ってくるんだろう、と。
詩的ですらある文章に、翻弄され包まれて、読後にしばし浮遊感を感じます。
是非、ご一読あれ。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます！
薄井ゆうじさんは初耳でしたが、すごく読んでみたくなりました！
早速本屋さんに行きたいと思います。

お礼日時：2007/09/20 08:28