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暇つぶしの質問ですので、お時間のある時にでもお付き合いただければ幸いです。

以前にも関係のある質問を出したんですが、問題点を整理して再度質問させていただきます。

日本の学校での英語教育は文法と訳読に偏っていますが、英語を覚えるには文法も必要ですね。そこで、英語を覚え方を5段階に分けてみました。

(1)レベル1:ナチュラルメソッド・・・赤ちゃんが言葉を覚える方法です。

(2)レベル2:エレメンタリーメソッド・・・幼児~小学生の子供が日本語を混ぜたり補助的に使いながら英語に親しんで行く方法です。

(3)レベル3:スタンダードメソッド・・・英会話の学校でよく取り入れられている方法です。つまり、会話から少しづつ覚えていって、文を分析するよりも全体的に感覚でつかんで行って、あとから必要最低限の文法で整理していく方法です。

(4)レベル4:クラシカルメソッド・・・学校で英語を習うように訳読と文法を中心とした覚え方です。

(5)レベル5:リングイスティックメソッド・・・言語学的な視点からアプローチする方法です。

私はレベル3のスタンダードメソッドが一番適していると思います。
レベル1のナチュラルメソッドは小さな子どもでないと効果がありません。レベル2のエレメンタリーメソッドもやっぱり大人には効率が悪いと思います。レベル4のクラシカルメソッドは大学以上の人が英語よりも、ラテン語とかギリシャ語を学ぶのに適していると思います。中学生が初めての外国語として英語を学ぶにはあまり向かないような気がします。そして、レベル5のリングイスティックメソッドは論外ですが、これも英語でなくて フランス語やスペイン語よりもずっとマイナーな言語を言語学的な興味から取りかかるもので一般人には無縁です。

そこで質問ですが、現在の中学の英語教育もレベル3のスタンダードメソッドには近づいていますが、まだまだ文法と訳読に拘っています。
なぜ、日本ではいまだに レベル3のクラシカルメソッドが主流なんでしょう?

A 回答 (4件)

正直に申し上げてわたしには理由をお答えすることができません。

本当に申し訳ないです。
教えてgooの初心者に近いのでここで申し上げるのが適しているのかわかりませんが、
ここに書かせていただきます。

myrtille55さんは以前にもこのような質問をされたようですが、

myrtille55さん自身はこの質問に対してどのようなお考えをもっていらっしゃるのでしょうか?
なぜ、日本ではいまだに レベル3のクラシカルメソッドが主流なのでしょうか?ということに対して、myrtille55さんはどうお考えになっていらっしゃるのですか?
またどのような英語教育や文法教育が、30人体制のクラスにいる子どもたちには適しているとお考えでしょうか?

この回答への補足

クラシカルメソッドのメリットは粗削りながらも短期間で難しい文献も辛うじて読めるようになることです。しかし、これには条件があって、
最初の外国語はエレメンタリーメソッド又はスタンダードメソッドでスタートしてある程度のレベルまで達したら文法もしっかり学習した上でのスキルを土台にして第2、第3外国語に取り掛かる場合です。例えば英語を小学生のうちから習い仮定法や分詞構文も使いこなせるようになって、中学生では文法を徹底的に覚えれば、高校生になった時に、フランス語やドイツ語にアプローチすれば、3か月程度でリンディングだけなら相当進歩することです。ですから、中学生が最初の外国語としてクラシカルメソッドで英語を習ってもメリットを享受できないのです。つまり、外国語を理解する為のリセプターとしての日本語力が貧弱なために 丁寧に英文法を咀嚼して教えても脱落する生徒が続発し、効果があがらないのです。ですから、英語の勉強と言うのが、リセプターとしての日本語力の養成と並行して行う為に負担が大きい割には進歩が遅いのです。しかも、リセプターとしての日本語力というのがネグレクトされているのか、ある程度身についている前提で英語を教えていることに問題があります。例えば、英語は躓きやすい教科というので小学校のうちから英語を習わせている親御さんも多いですよね。しかし、出だしは好調でも途中でコケるのも、この「リセプターとしての日本語力の貧弱さ」が大きな原因と考えられます。

多分、このような文法と訳読を中心とした学習は江戸時代末期のオランダ語まで遡るかもしれません。当時オランダ語を学習するくらいの人は漢文の素養もありましたから、外国語の書物を解読するのに慣れていましたから、このようにオランダ語から英語にシフトしても、そのような方法は理にかなっていたとも言えるでしょう。

>またどのような英語教育や文法教育が、30人体制のクラスにいる子どもたちには適しているとお考えでしょうか?
英語は学力の個人差が非常に大きいので、また別の問題も出てきますが、習熟度別学習も視野に入れてもいいんじゃないでしょうか?
あと、高校では英語の必修は1年生までで、また語学の素質がある人には中国語など英語以外の外国語を学ぶ機会を与えても悪くないと思うんですが。

補足日時:2007/09/24 18:55
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基本的には日本の英語は受験英語の影響が強いから、と考えられます。

受験の主目的はその人の論理能力を測るものなので、結果として論理力と関連の深い読解や文法に偏ってしまうのではないでしょうか。

実際、日本以上に受験競争が激しい韓国や台湾の高校教育では、かなり文法と読解に重点が注がれているそうです。

それでは使えない、という反省からレベル3の実用英語が重視されるようになってきてますが、ゆとり教育見直しなどから、逆にレベル4へのゆり戻しも進学校では激しくなっています。

レベル3と4のどちらがいいかは、その人の目的によるでしょう。将来英語圏に移住したい、という人はlevel 3を、英語文献を読みこなす仕事につきたい、という場合はlevel 4を選ぶべきで、むしろ問題はそれを許すような選択の幅が、生徒には余り与えられていないということですね。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

>レベル3と4のどちらがいいかは、その人の目的によるでしょう。
これも皮肉なんですが、英語をレベル4の方法で学ぶには、他の外国語をレベル3の方法で学習した経験がないと苦しいんですよね。英語文献を読みこなすにしても、ある程度まで行くと、レベル3で始めた人に敵わなくなるんですよ。

補足日時:2007/09/22 09:10
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1クラスの人数が多いからなんじゃないですか?英語の教育メソッドは知りませんが、英会話教室は1クラス多くて10数名ですよね、30人以上を1クラスで教える普通の学校で取り入れられる方法でしょうか?



それから、多分英語と日本語があまりに文法的に違いすぎるから、まず文法を学んでね、になることも考えられます。

訳読と文法もちゃんと英文を頭にたたきこむくらい自習(←結局、生徒自身がやるかどうかがポイント)すれば役に立つと思います。英会話教室の上級クラスは大学入試で英文法は一通りこなした人ばかりですし、ワーホリで英語圏に行った人が言っていましたが、慣れて上手くなるのは、日本の学校で英語を真面目に勉強した人だけ、だそうです。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

>1クラスの人数が多いからなんじゃないですか?
そうですね、物理的な問題もありましたね。レベル3の方法で教えるのは30人以上では多過ぎますよね。

>それから、多分英語と日本語があまりに文法的に違いすぎるから、まず文法を学んでね、になることも考えられます。
こういう考え方も出来ますが、私はむしろ逆だとも思います。英語と日本語があまりに文法的に違いすぎるからレベル4の方法もますます難しくなるんだとも思います。第一、未来完了とかいう観念はドイツ語やフランス語には簡単に訳せても日本語では表しにくいです。それに、中学生だと日本語の文法の知識も体系的に整理されていないので、英語も文法で説明されても理解しにくいですよね。

この5段階のレベルで語学の達人を養成するモデルを挙げてみます。先ず、日本人ならナチュラルメソッドで日本語を覚えます。そして、小学生2,3年生あたりからエレメンタリーメソッドで英語に親しみ、中学生になったら、スタンダードメソッドでフランス語やスペイン語を習い、
大学ではクラシカルメソッドでラテン語を勉強し、大学の博士課程ではリングイスティックメソッドでゲール語とかアイスランド語を研究するといったところでしょうか?

補足日時:2007/09/21 18:17
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度々の回答で申し訳ありません。



個人的には(3)が成立する要件としては、理解にまでは至らなくても先に難解であろうがなんであろうが、最低限の文法情報を持っているいるから成立すると思ってます。
それが無いとあくまでも(1),(2)との違いは存在しないと思います。

という考え方を基に述べると和訳を重視するあまりに、文法なのかそれとも和訳の方法なのかを混同して教えていると言うのが現状と思います。

多分、日本の勉強している中学生の多くは
"English is too difficult to learn."という文章を「英語は難しくて勉強できない。」と和訳すると思いますし、その他の訳を答えると減点になるかのかもしれません。私もずっとそのように和訳をしてました。
が、純粋に文法だけで考えれば、
「英語は勉強するには(不定詞の副詞的用法)あまりに(too)難しい。」という訳で意味は十分に通じます。(日本語として、どちらが簡潔かは考えません。)
このtoo+to+原形動詞をまるで特別な構文のような教え方をするあたりに問題があると思います。

但し、こんな(私が思うには)余計な知識でもたくさん詰め込まれてから、あらためて文法を学びなおすとその知識が無駄にはなりません。但し、遠回りはしているとは思います。

私は最低限の文法は読解と共に並行して教わるほうがいいと思います。但し、あくまでも文法はそれまでの文法の中身では説明のつかない内容だけに限り、あとは和訳するには困難でもそれまでの文法で説明することが望ましいと思います。
(読解とはあくまでも、意味(内容)を理解することで和訳をすることではありません。)

それで何故、文法と和訳が中心になるかということですが、残念ながら中学校及び高校の英語教師には、それだけ英語に精通した教師がいないのが現実で、そのような教師でもとりあえず文法らしきこと(無駄な和訳方法の知識)と英文和訳くらいなら、指導もできるし採点もできるからだと思います。

教育というのは、今いる現場の教員が問題に気付いて自分達の教育能力が無いことを理解して生徒を指導して、その中で教育を受けた子供が必要な教育能力を身につけて現場で指導するまでは変わらないと思ってます。(英語に限ったことではありません。)
従って、既に現状に問題があることにわかっていて、改善しようとしていても、まだまだ結果が出るまでには時間がかかるでしょう。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

日本人はネーティブよりも英文法に詳しいのに英語がロクに話せないと皮肉られますね。ですから、文法とは何なのかをもう一度考える必要があると思います。最近のこのカテの質問でも allの品詞は何なのかとか、名前を訊くときになぜ“May I have your name? ”になるのかという質問がありましたが、そんなのを詮索しても仕方ないと思います。もっとも、学校では“What is your name?”の方が訳しやすいので好まれますが、これはぞんざいな聞き方ですよね。それから、「譲歩」という用語が出てきますが、簡単なことをなぜわざわざ難しい用語で言う必要があるのか疑問です。

補足日時:2007/09/21 18:07
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