プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

初めまして。初心者のままギター歴3年に突入した学生です。

現在バンドは組んでおらず、スタジオに行ける環境でもないです。
暇なときに部屋でマルチエフェクター(ZOOMのG7)にヘッドフォンを繋いで練習、
というよりは遊んでいるのですが、自分で音作りを試す内に疑問が出てきました。
なかなか納得できる歪みが作れないのです。

ザクザクと刻める上に音像がクリア(音程がハッキリしていて、テンションの混じった複雑なコードもきれいに響く、という意味で)
なんていうのは、相応の腕もないくせに欲張りすぎでしょうか。
プロレベルの音質が無理なのは承知の上で、目指すはネットで公開されている
アマチュアの宅録音源なのですが、それにも遠く及びません。
ACIDMANやSTRAIGHTENERなど最近のロックが好きなせいもあると思うのですが、
クリアな音にしようとついトレブルなイコライジングをしてしまいます。
自重するように心がけてますが・・・。それでもどこか耳障りで硬質感のある音になってしまいます。

一方で。
自分にとってプリセットパッチは、直にヘッドフォンで聞く限りは低音が強く、こもった印象で、
ディレイやリバーブのかかりも深く聞こえるのですが、どうやらパソコンに繋いで
Kristalで録音・再生した音は、目指す音になかなか近くなります。さすがプリセット。
理想は、この音で練習できて、そのまま録音もできれば、ということなのですが。

つまりヘッドフォンアウトと録音後の音との違いに悩んでいます。
できれば理想の音で気持ちよく練習したいけど、仮にヘッドフォンで納得いく音が作れたとしても、録音に反映されない。
同じ理由で、録音後の音を想定した音作りも困難。
変なジレンマに陥っています。
Gシリーズで練習・宅録の経験がある方のアドバイス、お待ちしています。


経験の無さゆえ見当違いのことを書いているかもしれません。
解りにくい長文、失礼しました。

A 回答 (2件)

ギタリストではないので、G7そのもののことはよくわかりませんが、宅録での「音の再現性」についてなら少々・・・



以下、金銭的に非現実的な話も混じりますが・・・
とりあえず、G7のヘッドフォンアウトから直の音と、録音後の再生音に差ができるという点だけは、ある程度やむを得ないです。
ヘッドフォンの音質がどうこうとか、PCからの再生環境(スピーカとか)がどうこうという点も有りますが、たぶんG7の回路構成上、演奏時のヘッドフォンアウトの音が、そのままPCに送られているわけではない…ということもあると思います。
これは、G7に限らず、どこのメーカーの製品でも良くある話です。高級機でも、音を完全に一致させるのは回路構成上難しく、少なくとも実売2~3万円の機材でそこまでするのは、コスト的にも無理がありますね。

対策はいくつか無いではないですが、いずれの方法も「音を一致させる」というよりは「録音後の音を想定しやすくする」というレベルにとどまります。こればかりは、アマチュアではやむを得ない壁です。

私自身も実践しているのが、「DAWのマスターチャンネルに、非常にきめ細かく設定したイコライザを(常時)設定しておく」という方法です。
Kristalは使ったことがないので知らないのですが、CubaseLEやSONARでは、マスターチャンネルにエフェクトが設定できますので、そこにイコライザを設定し、「直の生音」と「直の生音を録音/再生した音」の差をできるだけ補正しておくという方法です。
やりだしたら、かなり時間がかかりますし、完璧には届きませんが、妙な勘違いが防げる程度には調整できているつもりです。

マスターチャンネルで補正できていれば、普段補正するのは入力チャンネルだけで良いので楽なのですが、特定の音色ではそれだけでもダメな場合もあると思います。この場合、録音トラックにもイコライザを設定するしかないのですが、特に音質差が大きい音色では、DAWの方に「特定音色用の補正パターン」を、ある種プリセット的に呼び出せるよう、あらかじめ記憶させておくという方法もあります。
これも、マスターでの補正と同等の手間と苦労が伴いますが、少なくとも「音色で悩む手間が若干は省ける」というのが、せめてものメリットです。

ただ、以上の方法は「そもそも、PCに送る段階で、音色差を解消したい」という要求には、正直足りません。ここは、「PC内で思った音色ができればよしとする」か、「意地でもG7直接の音と同じで録音したい」かが思案のしどころです。
直接音指向で行くなら、少なくともG7はアンプシミュレータと割り切って、別途、高性能なオーディオインターフェースを通してPCに送る方が早道とは言えます。
折角、USB経由でデジタル録音できるG7を、わざわざアナログで別のオーディオインターフェースに繋ぐことは抵抗感があってしかるべしですが、廉価なインターフェース回路では、アナログ/デジタルの変換時に音が大きくスポイルされていることも多く、意外や効果が高いことも多いです。ただし、これはやってみないとわかりませんが…

また、No.1の方がおっしゃっているように、『わざわざ』ではありますが、G7→アンプ→マイク→オーディオIF→PCという形で録音する方が、遙かに良い結果が得られることも、実際には結構多いです。

話変わって、もう既に実践されているかもしれませんが、
「クリアな音が欲しいとトレブルを触っても、耳に痛くなるだけで改善しない」
というケースでは、
「トレブルは触らず、クリアを阻害する音域を下げる」
ことの方が遙かに有効な場合が多いです。

具体的にはMIDかLO-MIDを下げてみろ…なんですが、G7はMIDしか無いのかな?
詳しく知りませんが、MIDの周波数パラメータが変えられるなら、300~800Hzあたりを下げ気味にすると、クリーン感ががぜん増す場合は多いです。G7でなく、PC側でイコライザ調整するのも有りですね。

ただ、いずれの方法でも、例えばPC上で満足のいく音ができたとしても、仮にそれをCD-Rに焼いたとしましょう。そうすると、また音が変わります。これは、アマチュアが入手可能なレベルの機材では、いかんともし難いです。
私の場合は、よく作品をCD-Rに焼きますが、最後の最後は「焼いたらどう音が変わるかを見越して、PC上であらかじめ音を変えておく」しかないです。恥ずかしながら、今まで100枚単位で無駄にしています。

よって、最後の最後は、自分の耳と経験で「最終の音を想定した音作り」をするしかないのですが、実際、プロでもやはり最後はそこに行き着くそうです。

なんか、アドバイスだかなんだかわかんなくなりましたが、参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

綿密なご回答ありがとうございます!
自分でも何を訊いてるのかわからないような質問なので、誰にも見向きされないかもとも思ってました(苦笑

なるほど、やっぱり直接的な解決策があるほど甘くないですね。プロとアマ(というより一介の駆け出しギタリスト)との壁は、覚悟して見上げても遥かに高そうです。
回路などには無知ですが、ヘッドフォンアウト直の音とUSBケーブルを通ってパソコン間を往復した音が違うのは、感覚的にわかる気がします。

Kristalのマスターチャンネルにはイコライザーがついていないようです。ミックス後にいちトラックとしての編集を想定しているのでしょうか。
一方、各トラックには設定を保存できるパラメトリックイコライザーがあるので、これをもっと活用してみようと思います。
実は自分は、G7付属のCubaseLEを使わずにKristalを使っているという捻くれ者です。先に手に入れていて、操作が解りやすかったもので・・・。
やはりCubaseLEのほうがフリーソフトよりも高性能でしょうか。
持ってるなら試してみろ!と言われるかもしれませんが・・・

G7のイコライザーは6バンドで、周波数パラメータはたしか変えられなかったと思います。
ブーストよりもカット・・・イコライジングの基本を忘れかけてました(汗
試してみます。

アンプに関しては、No1のheygibsonさんへの返礼に書いたとおり、現在手を出せません。しかしマイクでの録音も興味のあるところなのでいずれ挑戦したいです。

CDに焼くところまでたどり着くには暫くかかりそうですが、そういうところでも変わるんですね。試したことが無いので、ちゃんと違いを聞き分けられるかちょっと不安です。
それにしても100枚単位とは凄まじい数ですね!
やっぱり相応の経験によってしか踏み入れない領域が大きい世界のようです。

とりあえず、kenta58e2さんのアドバイスに沿って、「練習用」と「録音用」の音を、それぞれにもっと突き詰めてみようとおもいます。
楽な手段は無い、とわかっただけでも光明です。
大変参考になりました。ありがとうございます!

お礼日時:2007/09/25 15:05

ギター歴はあなたより短い初心者です。

全く見当違いな答えでしたらスミマセン;;ちなみに僕はG1を使っております。

音ですが、僕はいつもディレイやコーラスはつけないで(offにして)ディストーションとリバーヴのroom(だったっけ??とりあえず「部屋」と言う意味のやつ)の二つを効かせ、後はイコライザーで調整して演奏しています。僕自身はこの安物なのにふくよかな音が気に入ってます。色々試した結果、リバーヴのroomがかなりのキーポイントだと気付き、それ以来ほとんどのエフェクトにこれを加えていますよ。

後、これは分からないですが、アンプに繋げてみると言うのはどうでしょう??本当にこれは試したこと無いので分かりませんが、いい音に変わるかもしれませんよ^^参考までに。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

G7購入当初はもっぱら自宅のアンプ(父所有のJC-77)で音作りをし、充分満足していました。前の愛器が同じくZOOMのGFX-707だったので、圧倒的な違いに感動しました。
大学に入学し家を出てからはアンプで練習する手段が無いので、あらためてヘッドフォンの音作りに挑戦していた次第です。

ROOMは地味ながら重要ですよね。
アンプで音を出すときはキャビネットと部屋の本物の残響があるのでエフェクト不要だったのですが、自分もヘッドフォンで試す内に、かなり後になって(汗)その必要性に気づきました。空気感だけでなく歪みの感触にも影響しますよね。今は、その上にディレイのHALLを薄くかけてます。気休めなので、音の違いは自分でもあんまりわからないほどですが。

前述のGFXとG7だけが自分の経験のすべてですが、なかなかいいですよね、ZOOMのマルチエフェクター。「使えない」と思っても、根気よくエディットすれば応えてくれる、という印象を持ってます。
自分の耳を満足させるに充分な潜在能力は秘めていると思うので、使いこなせるように頑張ります。

お礼日時:2007/09/25 13:45

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