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現在4歳になる娘の卵アレルギーについて質問です。
10ヶ月の時に卵ボーロを一粒食べて全身に蕁麻疹が出た為血液検査。
卵白 クラス3 6.38
卵黄 クラス2 0.98
オボムコイド クラス2 0.92
でした。本人は卵を除去していましたが、母乳をあげていた私は普通の食生活でした。アレルギーについては数値だけでは分からない事が多いという小児科の先生の考えで、その後は検査せず、食べさせて様子を見て大丈夫なら少しずつ食べ始める。というやり方でやってきました。クッキー、パン、フライは2歳から、お好み焼き、ホットケーキ、ハンバーグは3歳頃から食べていました。時々口の横にポツっと出た時は、体調悪いかな~、やめておこう、くらいの曖昧な判断でやっていました。
4歳半になった時に、風邪の後に顔にじんましんが出てしまい、(その時は卵ではなく、キウイです。)新しい小児科にかかりました。検査もせずに自己判断で解除している事を驚かれてしまい、その場で検査になりました。結果は
卵白 クラス5 50.6
オボムコイド クラス5 51.3
負荷検査も必要ない(できない?)ほどの高いレベルでした。一応今食べて問題ないものはそのまま様子見で、加熱していない卵とつなぎなどではなく卵そのものをたくさん食べる事はしない事になりました。
改めて卵アレルギーの事をネットで勉強してみると、ランクの低いお子さんでも酷いアレルギーを経験されていて、これまで通り与えて大丈夫なのか心配です。また、自分の対応でこんなに数値が高くなってしまったのかと悩むと同時に小児科の先生の考え方がこんなに違っている事が驚きです。以前かかっていた小児科の先生の考え方でやっていて、実際何ともなく卵を食べられていた事は事実ですが、危険な事をしていたのかなとも思うし、大丈夫だったものを数値にとらわれて、制限するほうが良くないのか、分からない事だらけです。一応飲み薬も常備する事になりました。
以上のような経緯なのですが、どんな事でもいいのでアドバイスお願いします。ちなみに、娘には3歳から花粉症の症状とハウスダストアレルギーの症状はありますが、アトピー性皮膚炎などはありません。
宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

アドバイスにはなりませんが、私の経験がご参考になれば・・・



担当医はまず完全除去を勧める先生でした。
娘は1歳半で発症、症状は質問者さんのお子様と同じ、主に蕁麻疹です。
クラス的には1,2クラスでしたが、とにかく蕁麻疹がひどかったので、検査で反応しているものを避けました。
娘が幼いこともあり、とにかくアレルゲンに触れないことで反応を抑え、体力・免疫力が上がるのを待つ治療を選びました。

担当医に言わせると、ちょっとずつアレルゲンに触れていると常に種火が静かに燃えているようなもので、体調が悪かったり、何かの拍子でアレルゲンに触れると、大きな炎のように症状が出てしまうそうです。
なので、種火を少しでも小さくすることを目的として治療するとのことでした。
そして、幼児期の食物アレルギーをしっかり抑えることで、喘息や花粉症といったほかのアレルギーを誘発(アレルギーマーチ)させないようにしていこうと。

正直出口の見えない治療法なので相当悩みました。
除去しても蕁麻疹がすぐに治まるわけではないので。

外食もままならない、1日中、除去食作り、除去食の知識獲得に奔走していたようでした。
また、沢山の情報が氾濫する中、正しい、正しくないではなく、子どもに何が適しているのかを見極めるのがとても難しかったです。
そして夫や実家の理解を得ることが何より大切でした。

ですが、成長とともに小学生の頃には症状が治まる場合が大半だということと、小学校入学後みんなと同じ給食が食べられることを目標にという担当医の言葉に支えられ、そうなることを日々祈りながら、ゆっくりゆっくり治療に専念しました。

卵・乳製品・大豆・小麦・そば・バナナ・にんにく・山芋・ごま・・・
これは1~2クラスなので完全除去。

お米はアレルギー対応米、麺類はひえや粟を使ったもの、市販のパンは食べず、低アレルギー米で作られたパンを、しょうゆ・味噌もひえや粟、アマランサスなどを使ったもの、マヨネーズやケチャップなどの調味料もアレルギー対応のものを徹底的に使いました。
ケーキも雑穀を使って手作りしたり、アレルギー対応店を利用したこともあります。

それ以外にもトマトやオレンジ、イチゴなど様々な果物・野菜が疑陽性にもならないけど、数値的に0ではないので食事は基本的に回転食を心掛けました。
同じものを続けて食べないということです。
朝、お米のパンのトーストを食べて、お昼は、ひえ麺で作ったナポリタン、夜はアレルギー米を食べて・・・、今日はイチゴ、明日はりんご、あさってはオレンジ・・・と言った感じです。

ネットや通販、生協を活用すると手間隙は掛かりますが、十分対応できます。
今はイトーヨーカドーなど大型店舗でもアレルギーコーナーありますし。
アレルギー対応のお菓子もだいぶ美味しくなりました。

担当医は食事指導を事細かにしてくれるわけではありませんでしたが、完全除去を指示したり、段々に解除を指示したりしました。保健所の栄養相談も活用しました。
やはり、栄養が足りているのか心配だったので・・・。
母が成長には牛乳が欠かせないとの信奉者なので・・・(^_^;)
ですから、きのこ類や海草類、小魚は積極的に取りました。(もちろん回転食で)

幼稚園に入る頃、食前の服用薬を飲めば、卵そのものの料理、ゴマ・にんにく・山芋・そばが入っているもの以外はOKになりました。
幼稚園は給食でしたが、上記のものは先生が取り除いてくれて、食べられるものを先生が分けてくださいました。
入園して夏休みが過ぎた頃から蕁麻疹は出なくなりました。

小学校入学の頃には食前薬も中止、そば以外はOKです。
2年生になった今でもあえて、ゴマたっぷりのものをチョイスしたり、生卵を食べるようなことはありません。牛乳も給食で飲むので平日はそれ以上牛乳そのものはあえて飲むません。ですが、その日にアイスや、シチューを食べることもあります。
今では日常生活で全く支障はありません。

苦労は多かったですが、アレルギー対応食にすると、手作りが多くなるので味が素朴で、素材にも気をつけるようになったので、添加物ガンガンの市販のパンやお菓子、ハム・ソーセージ類もほとんど食べずにこれたことに感謝したくらいです。
娘は1,2歳の幼児が「じゃが○こ」や「ポテト○ップス」をバリバリ食べていると、ちょっとかわいそうと思うようです。
かなり味も濃いですからね・・・。娘はしょっぱく感じるそうで、適量で済ませられます。

好き嫌いもほとんどありません。野菜そのものの味が好きなようで、敏感な味覚がしっかり育ったな・・・と結果的には思えますね。

私の場合は、担当医や保健師、栄養士の指導を元に、ネットや本で知識を得て、娘の様子を見ながら少しずつ解除し(もちろん担当医の指示あり)、今は特に除去をしていません。

こんなこともありました。
友人の子どもは常にアトピーに悩まされていましたが、その子の担当医は食物アレルギーとは取りませんでした。
血液検査もしていません。
ですが、親に卵アレルギーが出たので、日常の料理に卵を使わなくなったら(パン等の加工品は除去していません)アトピーが治ったそうです。
そういうこともあるそうです。

十人十色、やはり、私の娘がOKだったから質問者さんのお子さんにもOKというわけではないし、食べてすぐに反応が出る場合もあるし、そうでない場合もあると思います。

このサイトでも専門家の方が除去は手間隙の割には成果が乏しくナンセンスだというご意見もあります。

担当医も、先生によって意見は千差万別、学会でも意見が分かれるといっていました。ですが、長年アレルギーや喘息の子どもたちと接して、経験をもとに指導しているそうです。

最初に娘を診た小児科医は、飲み薬(アレルギー反応を抑える薬)を処方しました。でも、蕁麻疹は治まらない・・・それにこれでは対処方法で根本的に治療できていないのでは???と不安になり、今の担当医に変えました。

私の娘は血液検査では多品目に渡って数字が出ました。
数品目を完全除去したところで蕁麻疹はすぐに改善されたわけでもありません。蕁麻疹は食事の直後に悪化するだけではなかったので、本当にその食品に反応していたのかは実はわかりません。
段々に蕁麻疹は減りましたが、蕁麻疹が出なくなるまでには3歳半までの2年、食事制限の解除になったのが6歳、非特異的IgEの年齢別数値が基準値内になったのが7歳と発症から6年を費やしました。

ですが、今は不自由なく食事が出来るし、他の症状も今のところありません。それに私自身の食に対する知識や価値観を大きく見直すことも出来たのでこの治療法は正解だったなと思っています。


苦労に苦労を重ねたことなので遂長文になってしまいました。すみません。

それから・・・
ご自身の判断でお子さんの症状がひどくなってしまったとご自分のを責めていらっしゃいますが、まずは前を向きましょう!
私も・・・自分の無知でそうなってしまった・・・と、かなり自責の念に駆られました。母親なら避けられない感情ですよね。
でも・・・やはり大事なのはこれからですよね。後悔したところで、回復しないこともご承知でしょうから・・・(^^)
子どもの持つ力って凄いんですよ~!これからです!

難しい問題ですが、質問者さんも納得できる治療法が見つかりいい方向に進みますように。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。お礼が遅くなってしまって申し訳ありません。

お子さんはひどい蕁麻疹が出て完全除去されていたんですね。 完全除去は大変でさぞご苦労されたかと思います。
うちの娘のアレルギーは病院に着く頃には治まってしまう程度の
もので、やはり数値というよりは本人の状態を見つつやっていくしか
ないと思いました。が・・・

>担当医に言わせると、ちょっとずつアレルゲンに触れていると常に種>火が静かに燃えているようなもので、体調が悪かったり、何かの拍子>でアレルゲンに触れると、大きな炎のように症状が出てしまうそうです。
>なので、種火を少しでも小さくすることを目的として治療するとのことでした。
>そして、幼児期の食物アレルギーをしっかり抑えることで、喘息や花>粉症といったほかのアレルギーを誘発(アレルギーマーチ)させないようにしていこうと。

このような意見を聞くと、娘の早い時期からの花粉症の原因にも
なっているのかなと思ってしまいます・・・。
アレルギーは学会でも意見が分かれるほどの問題なのですね。

>娘は1,2歳の幼児が「じゃが○こ」や「ポテト○ップス」をバリバリ食べていると、ちょっとかわいそうと思うようです。

じゃが○こ・・・時々食べてます。大好きなようです。もう4歳。
今から自然な味を、というのは無理がありますね。自然な味を生かした
手作りのもの、時には市販のおやつ、などバランスと本人の体調に
気を配りながらやっていこうと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/31 10:10

皮膚科/アレルギー科に勤務しているものです(が、専門家とは言うのはおこがましいので「経験者」にしておきます)。



食物アレルギーに関しては、食べさせてみてダメだったら(じんましんなどが出るようだったら)、検査するのがいいと思います。ですので、数値が高くても食べられるのでしたら、食べさせてあげてください。アレルギーの検査自体、精度は4割程度ですので、あまり結果を信用できない検査だそうです(^_^;)。数値が低くても出る人もいますし、信じられないくらい高い数値が出ていても、何ともない人もいます。それと、食物アレルギーはたいてい3~4歳で治ることが多く、大人になっても残っているのは稀です。本当は食べられるのにアレルギーのせいで嫌いになってしまったら(実は私も、それでサバが食べられません)、もったいないですからね…。

また、じんましんについても、原因を断定できることはあまりありません。ある特定のものを食べて1時間くらいで出てくるなら食べ物が原因か、ということにもなりますが、疲れていても出ることがありますし、体温が上がって出ることもあります。風邪をひいたあとに出たとのことですので、体が疲れていて出たということも考えられます。

それと、アトピーの方は皮膚が弱いので、確かに防御作用が弱めでアレルギーを持っている方がわりと多いですが、アレルギーがある=アトピー性皮膚炎である、というわけではありません。アレルギーの検査の項目はものすごくたくさんありますので、どれかを調べたら、何ともない人でも何かしら陽性に引っかかるそうです。そしたら、誰だってアトピー性皮膚炎だと言えますよね(^_^;)。

ちなみに、それから、本当に検査を希望されるのでしたら、小児科よりもアレルギー科の受診をオススメします。実はうちの職場にも、「小児科でアレルギーの検査をしたら陽性で…」と受診され、実際に食べさせてみると何てことなかった、というお母さんがたくさんみえます。こどものことといえばまずは小児科にかかろう、というお気持ちも分かりますし(私にこどもができたら、きっとそうすると思います)、小児科のことを批判するつもりもありません。が、やみくもにやって損をすることにもなりますので、アレルギー科にかかられるのがいいかと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。アレルギー科にお勤めの方から回答頂けて嬉しく思います。
以前かかっていた小児科の先生に近い考え方ですね。アレルギー検査の精度がそんなに低いとは知りませんでした。
検査以降もやはり卵の入ったものを口にする事もしばしばですが、
何の変化もありません。結局今から完全除去も難しいので
小児科の先生の言う通り、卵そのものや加熱が不十分なものは
与えず様子を見て行こうと思います。アレルギー科も探しておこうと
思います。ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/31 09:58

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