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イギリスで、何世紀かにできた国教会というのは、どこの宗派なんでしょう?
国王の結婚問題でもめて、ローマカトリックから独立したという風に
記憶しているのですが、どこの宗派と考えればいいんでしょうか?

あと、イギリスで、国王、政府、神に順位をつけるとしたら、どうなるでしょう?
王は君臨するので政府の上のような気もしますが、
それでは、神は、王の上なんでしょうか下なんでしょうか?

A 回答 (9件)

カトリック関係者です。


カトリックでは教義で「離婚」が禁じられているため、
教皇の許可を仰いだが拒否され、ならば自分が教会の頭になればとのことで分離独立しイングランド内の教会を自分の支配下に納めたのが始まりです。

カトリックは親分をローマ教皇としていますが。
イギリス国教会は親分をイギリス国王としています。
(実際にはカンタベリー大主教)

日本聖公会の公式発表

イギリス国教会は16世紀にローマの支配のから分離し独立したイングランド国王の霊的権限を司ることにより成立しました。

成立には当時の、政治的、社会的な事情があったことも事実ですが、信仰内容は、宗教改革により示された「信仰義認(人が神によって義とされるのは信仰による)」「聖書のみ」です。また、古来の使徒的伝承も大切にします。

カトリックとプロテスタントの橋渡しの役目が期待されます。

イギリス国教会は大英帝国の発展と共に全世界に宣教され、アングリカン・コミュニオン(Anglican Communion)と呼ばれる信仰の共同体を形成しいます。

聖公会はカトリック?プロテスタント?
聖公会はその中間に位置付けられます。「中道(Via Media)」の教会とも言われています。

聖公会という名前の由来は?
「聖公会」は「聖なる(Holy)公同の(Catholic)教会(Church)」を表現しています。漢字を用いる国々で用いられる名称です。

キリスト教をカトリックとプロテスタントの2つに分ければプロテスタントですし、キリスト教の宗派としてかんがえれば1.カトリック 2・正教会(オーソドックス)3.聖公会(アングリカン)として3つめの大きな教会組織(宗派?)になります。

他の方も書かれているように神が一番です。
王と政府は時代的によって変わります。

↓日本聖公会公式ページ
 たしか立教大学も聖公会じゃなかったかな。

参考URL:http://www.nskk.org/
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この回答へのお礼

9通もお礼を書くかと思うと気が遠くなりそうですので
代表して、こちらに。(8人のみなさん、お許しください。)

プロテスタントかカトリックはについては、なーんとなく、わかりました。
後で読み返してみれば、はっきりわかるようになります!
(たぶん。)

順位は、さすがに、「王と神で王が上」という人は、いらっしゃらないですねぇ~。

みなさん、どうもありがとうございました!!

お礼日時:2002/08/23 07:52

教義はカトリック。

ただし、宗教改革の嵐の中でカトリックから独立したから、プロテスタントの一派と考えたらいいのではないでしょうか。

ちなみに、神戸松蔭女子学院大学は、英国聖公会系です。
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日本では立教大学がその系列じゃなかったかな

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 英国国教会(アングリカンチャーチ)は、確かプロテスタントに分類されると思いますが、いわゆるプロテスタントとはカトリック教会との別離の過程が異なります。

その過程については今までの回答に出ているので割愛します。
 プロテスタントはルターの宗教改革をきっかけにカトッリクから別れていったわけですから、英国国教会を厳密な意味でプロテスタントとする事はできないかもしれませんね。
 現在では、割とカトリック寄りの立場を表明していると聞いたことがあります。しかも、なぜか日本にも聖公会として存在し、日本人の信徒もいます(笑)。

 序列ですが、「王権は神からの賜物」という意識は世界中の歴史に見られます。「王は神の子である」とかね。しかしながら、国王であったり、政府というものは歴史の中でその順位がころころ変わっているので、一概にどっちが上とか言えないのでは。
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こんにちは。


全くの横レスですが気になったので。。。
>国王「何とか○世」が、バツ一の女性とどうしても結婚したいのに教義上ローマ法王に認めてもらえ無かったので、

バツイチなのはむしろヘンリー8世の方かと。。
(というか、最終的に6回結婚したが^^;)
私の記憶が確かなら、そもそもヘンリー8世が1番目の妻キャサリン(元々はヘンリー8世の亡き兄の妻だったかと・・)と離婚してアン・ブリーン(エリザベス1世の母)と再婚したかったが周囲に反対され(旧教では離婚が認められていなかったかと・・)それならば・・と作ってしまったのがイギリス国教会だったと記憶しています。
3人目の妻が男児を産むまでは、そもそも男児をもうける事が結婚を繰り返していた理由だったと思います。
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ついでに補足します。



カトリックからの独立を決めたのは「ヘンリ8世」です。
エリザベス1世の父に当たる人です。

現在、英国教会の主はカンタベリー大主教となっていますので、NO.3の方がいうように、カトリックとは全く別体系といえます。

ちなみに、教義はプロテスタントに近く、儀式等はカトリックのそれだとか。
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>No.2の方



カトリックはローマ法王を頂点とする体系ですので、
教義がどうあろうと英国国教会はカトリックではありません。
プロテスタントに区別されます。
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キリスト教徒でも、英国民でもないので、聞きかじりの記憶です。



国王「何とか○世」が、バツ一の女性とどうしても結婚したいのに
教義上ローマ法王に認めてもらえ無かったので、
そんなら、という事で出来たのが英国国教会という宗派だったと思います。
(キリスト教の場合も「宗派」でいいのでしょうか?)

元々は、カソリックでしたから
プロテスタント系かカソリック系かという分類で言えばカソリック系でしょう
穏健派カソリックという分類ではダメでしょうか?

順位の件ですが
宗教上では、神>国王>何とか司教等の人々>一般信徒>異教徒
世俗上では、国王>政府(建前上。実際は君臨すれど統治せずでしたっけ?)
で、やはり神様は一番上だと思います。
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独立したのだから、どこにも属していないと思います



王と神が対立する事態は、実際問題として無いわけですが、順位をあえてつけるなら、王は国教会の頭首ですが、王が神を代理するのであって、その逆ではありませんから、名目上は、神、王、議会でしょうか
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