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最近、刈羽原発や大飯原発で放射能漏れがあったとのニュースがありましたが、結局のところ、周辺環境への影響は何かあるのでしょうか?わたしは、原発に隣接する県に住んでいるのですが、そこは大丈夫なの?と聞かれることさえありました。
ラドン温泉換算で、それぞれ9リットルと38リットルほど大気に放出されたと報道されていたような気がしますので、ごくごく微量な漏洩のような気があるのですが。

A 回答 (1件)

少量の放射性物質の漏洩でも問題になるのは、その内容や原因によって、大事故につながる心配があるからです。


 放射能事故は、どんなに小さい事故でも、発生を未然に防ぐための
システムを作り上げておくこと。万一、事故が発生すれば直ちにこれを検出し、被害最小の段階で封じこめる体制ができていなければなりません。
  放射能の怖さは、火災や台風、地震などと較べて、その空間的な
広がり(大気・海水での浮遊性)、時間的な長さ(天文学的な消滅時間)がきわめて大きいからです。下手をすれば、全地球を汚染し、人類=生き物すべてを滅ぼす原因ともなりかねません。
 繰り返しますが、怖いのは特定地域で致死量の放射能を浴びて100人や1000人の人が死ぬことよりも、微量でも広域に、長期間にわたって生き物集団に蓄積され、その結果、遺伝的障害、突然変異の多発などを引き起こすことにあるのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
おっしゃるとおり確かに、放射性物質ですので、たとえ微量な漏れであってもきちんと情報開示される必要はありますね。
ただ、今回の二つの事故によって生じた汚染?の程度が、原発施設近郊に暮らす人々や環境に対して、わずかでも悪影響を及ぼすレベルであったのかどうかが、ニュースの情報からではよく分からなく気になりました。

お礼日時:2007/10/07 19:22

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