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マンションなどの上階からの重低音(子供の足音)に対して、上階の住人の協力を受けずに、自分の部屋の天井もしくは天井裏などへの施工により有効な対処の方法はあるのでしょうか?

高音と違い低音は建物の構造自体の問題が大きく、そもそも対処しようもないと聞くこともあるのですが、多少気休め程度でも軽減する方法があれば教えてください。

費用や、日曜大工で可能かなども教えていただけると助かります

A 回答 (4件)

>薄手のコルク材のようなボード


・・というと、ジプトーンでしょうか?
http://www.yoshino-gypsum.com/product/tenjyou/te …
もしジプトーンなら、ビスの頭が出ていますので、ビスを緩めれば下地を壊さずに取ることが出来ます。ただマンションの天井でジプトーンと言うのはあまり多くないはずで、ほとんどはプラスターボードにクロスでしょうね。プラスターボードだと釘止めの可能性が高いので、下地をいためずに釘を抜くことが難しいように思います。一方、ビス止めの場合もビスの部分はパテ埋めされるのが普通ですのでビス頭が隠れてしまっているかも知れません。
下地についてですが、(30×40mm位の木材を組んであるソレです)、これがスチール製(LGSといいます)の場合も考えられます(むしろマンションの場合はこちらが主流)この場合吊木が吊ボルトということになるので、途中に防振吊木を挿入することはほぼ不可能で、LGS下地を撤去して、木材で組みなおす必要があるように思います。

tewpiさんのマンションの天井がどうなっているのかわかりませんが、日曜大工で出来る可能性としては、
1.下地がLGSではなく、木材であること。(ユニットバスの天井点検口から覗けばわかると思います。吊木を入れ替えるだけの寸法があるかどうかもチェックできます)
2.プラスターボードのビス止め施工であること。
3.ビス頭のパテが簡単にはがせること。
などの条件を満たした場合に限られそうな気がします。

さらに、いままで詳しく言ってませんでしたが、仮に吊木に手が届くようになっても、その吊木を撤去して防振吊木に置き換える作業が本当に出来るかどうかです。最近のマンションは天井ボードと上階床下の距離が小さいので、そもそも防振吊木が入れられる寸法が無いかもしれません。(誤解されているといけないので言い添えますが、防振吊木を追加しても意味は無いですよ。今の付吊木に音が伝わっているのですから、それをすべて切断して、置き換えないといけません)
さらにさらに言うと、仮にすべての吊木が置き換えられても、壁際の部分はピッタリとくっついたままですので、ここからの音の伝達は止められず、あまり効果が出ないかも知れません。(下地からやり直す場合はここに隙間を作って音が伝わらないようにします)

・・という感じですわ(笑)
でも絶対に無理だとは言えないですもんね、挑戦する気持ちがあれば私は止めませんよ(^_^)。どうしてもダメならそれからプロを呼んでもいいでしょうからね。ただ、初めからプロに「下地を残して、防振吊木を挿入してくれ」と言っても、多分「出来るかどうかもわからないし、綺麗に仕上がる保証も無いので、下地ごとやり直させてくれ」と言われると思います。

いろいろ書いてきましたが私の本職は設計で、現場の仕事を実際にやっているわけではありませんので、間違ってる部分があるかもしれません。その点はご容赦の程を。最後に参考になるサイトを見つけましたので貼っておきます。
http://supportpage.gonna.jp/
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり失礼しました

自分なりにメーカーに問い合わせるとか色々してみました

やはり素人では無理なようですね

何度もご丁寧にお教えいただき本当にありがとうございました

お礼日時:2007/10/10 11:08

>この格子の間から吊木を入れてビス止めなどで取り付けていったら良いのではの思えてしまうのですが、そのような方法は不可能なものでしょうか。



こんにちは。なるほど、おっしゃることはごもっともです。しかし、これは私の前回の言い方が言葉足らずでしたね。というのは、実際に天井のボードを剥いでいくと、その下地も一緒に壊れてしまうんです。下地を壊さずにボードだけを剥がすのは大変な手間で、普通はやりません。下地ごとやり直した方がよっぽど早いからです。
それから、天井の下地組みはやはり素人では無理だと思います。やってみればわかりますが、自分の頭から上の作業と言うのは、非常に難しいものです。仮に出来たとしても、その後でボードを張る大工、クロスを貼る職人が嫌がります。ピッタリと水平に下地が組めていなければ、自分の仕事の出来が悪くなるからです。
ということで、やはり業者に任せるのが無難だとは思います。
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この回答へのお礼

再三回答いただきまして本当に感謝します。

出来ましたらもう少しだけお教えいただけないでしょうか。

実は現在、実際に知人の住んでるマンションが、日曜大工(素人)で内装リフォーム中なのです。

それで天井の張替えをする予定なのですが、少しはがれたところを見る感じ、そこは薄手のコルク材のようなボードを貼ってあるだけで、軽くはがすことが可能なようなのです。
またそれをはがしても下地(?)は壊れそうにありません。

そしてその上には木材の組んだもの(下地と言うのでしょうか)が見えていて、吊木をいれるようなスペースもありそうなのです。

コルクボードの代わりに、薄手の石膏ボードを貼るつもりなのですが、その前に吊木を入れられないかと思案しています

アドバイスをいただけたら幸いです

お礼日時:2007/10/08 12:31

http://www.suzuka-net.co.jp/04hinsitusetumei/hin …
この写真の黒いやつが防振吊木です。ご覧のとおり、天井下地の一部を構成しますので、既存の下地はそのままで吊木だけ中に入れるなんてことは出来ません。(絶対に出来ないことは無いが、かえって手間がかかる)
私は建築設計なので施工の専門ではないのですが、実際にやろうとすれば、天井は下地を含めてすべて撤去、その際壁の一部も壊れますので、壁も部分的に撤去補修が出てきます。壁のクロスも全面張替えになるでしょう。はっきり言って素人には無理です。
費用もかなりかかると思います。リビングルームだけをするとしても、
材料費と大工手間で20~30万、クロス10万前後、廃材処分その他経費で5~15万、・・位はかかるんじゃないでしょうか。それに、1週間くらいは「工事現場」と化しますので、普通の生活は無理だと思われます。
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この回答へのお礼

お答えいただきありがとうございます

ほんとうに素人の質問で申し訳ないのですが、「下地」というのはこの写真でみるところの木材を格子状に組んでいる部分を言うのでしょうか?

見た感じでは、この格子の間から吊木を入れてビス止めなどで取り付けていったら良いのではの思えてしまうのですが、そのような方法は不可能なものでしょうか。

もしも可能なら、具体的なつけ方などはどうしたらいいのでしょう。

吊木の製造メーカーなどに尋ねてみようかとも思っていますが

お礼日時:2007/10/07 11:45

高音と低音の違いというより、空気音か固体音かの違いだと思います。


音には空気音と固体音の二つがあり、伝わり方が違います。
楽器の音や会話等は空気音で、空気の振動によって伝わってきますから、隙間を無くす、グラスウールなどの吸音材を入れて空気の振動エネルギーを吸収してやる、重たい材料にして空気の振動の影響を抑える、等の対策によって遮音効果を得ることが出来ます。
一方足音など建物自体を伝わってくる音が固体音です。固体音を遮音することはなかなか難しく、スラブを厚くしたり、梁の間隔を小さくしたりして、床自体が振動しないようにすることが一番の対策だとされています。ですので今回のように後から、しかも下の階からの遮音と言うのはなかなか難しい面があります。
それでも方法はあります。足音の伝わる経路は上階の床→吊木→天井ボードとなりますので、この経路を絶つために、防振吊木を使うことです。防振吊木は吊木の途中にゴムを入れて振動を伝わりにくくしてあるものです。ただし施工と言うことになると天井をすべて撤去し、下地からやり直しですので、日曜大工では難しいと思います。
それから、防振吊木で天井ボードへの経路はある程度断つ事が出来ても、上階の床から壁にも音は伝わって来ますから、劇的な効果は期待しない方がよいかもしれません。
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この回答へのお礼

低音というより固体音と表現すべきなのですね
勉強になります

くだんの足音から生ずる固体音についてはほとんど対処のしようが無いと思っていたので、防振吊木というものをお教えいただき、まさに一縷の望みが出てきたような気持ちです。

天井の張替えの際などに、その機会を利用して自分で施工は可能なものでしょうか。

さらなるご教示をたまわれば幸いです

お礼日時:2007/10/06 23:40

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