プロが教えるわが家の防犯対策術!

英語の本は教科書や一般の小説でも、日本のそれに比べて分厚いのがありますね。また、アメリカの子どもは文字の発音の法則を身につけるまでは日本の子どもより読むのは遅いが、いったん身につけると日本の子どもよりどんどん高度な内容を読めるようになると何かの本で読んだ気がします。漢字とひらがな混じりの日本語よりも、アルファベットからできている英語のほうが内容を理解しやすいとかあるのでしょうか?特に自然科学ではそもそも未知数のx,yが英語のアルファベットですよね。長々と書きましたが、言語の違いが本を読んで内容を理解する上で大きな差をもたらすのでしょうか?両方とも同じくらい読める人はどちらで読んだほうが次々と高度な内容にいきつけるのかとかを知りたいのです。

A 回答 (5件)

英語と日本語はある点で似ています。

それは両語とも外来語なしで成り立たない言語だということです。

日本語はやまと言葉に漢語と漢語風の日本語(造語)が加わって成り立っています。又教育レベル、年齢に応じた用語(単語)が多く、敬語や謙譲語などが加わるため語彙が膨大に膨れ上がっています。漢語交じりの文章は書くのも読むのも負担になります。

>日本の子どもよりどんどん高度な内容を読めるようになる
英語に対する基本的な誤解がありますね。
英語であればideaという単語を幼児から大学教授までが使います。日本語では「考え、概念、観念、思想、アイデア」と使い分けなければなりません。英語と日本語の差を知らない人は幼児がideaという単語を使えば、難しい言葉を知っているのねと感心するでしょう。

日本語が難しいように子供にとって英語の発音、綴りは例外が多いため大変な努力が必要です。これは英語がフランス語経由で借用したラテン語系の単語が6割強といわれるほど多いからです。丁度漢語なしでは日本語が成り立たないように、英語はラテン語系の単語なしでは成り立たなくなっています。つまりゲルマン系の本来の単語と共に教育レベルが上がるにつれてラテン語系の単語を学ばなければなりません。

アルファベットを知っていれば文章が書けるわけでもありません。子供たちは単語ごとに覚えていく(mother, father, tree, horseなど)ので
あるレベルに達するまでは日本人が漢字を覚えるのに似ています。日本語にはひらがながあるので漢字を知らなくても表現したいことは書くことが出来ます。 英語では綴りが分からなければ書くことが出来ません。

>分厚い英語の本
これは表現の民族性の差や表現力の個人差の問題であり、日本語と英語の表現力の問題ではありません。同じ日本人でも作文やレポートで3ページしか書けない人と10ページでもまだ足らない人がいるようなものです。

このように二つの言語の優劣を簡単に論じることは出来ません。もし比較するとすれば完全なバイリンガルとして両語に同じように精通していることがスタート点になります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。ideaという意味が書物の内容によって違うのでしょうが、逆に日本の小学生に「概念」という漢字を使うような本は敬遠されるし、書くほうも小学生は対象にしないでしょう。しかし、アメリカの小学生が「概念」という意味で使われたideaを「考え」と結果的に近似的に理解しながら読めるからこそ、高度な内容を取り扱った小学生用の教科書があるし、小学生も読めるのではと思うのですが。
 二つの言語での学問のマスターの容易さの差異についてこれはという結論はないのですね。

お礼日時:2007/10/08 20:15

<英語の本は教科書や一般の小説でも、日本のそれに比べて分厚いのがありますね。



日本の教科書が必要最低限の情報しか載せないのに比べて、英語の教科書は、読み物としても面白くなるように工夫されて、無駄(?)な文章がおおいからです。

活字自体は英語の方が小さいです。

ハリーポッタ等の、英語版と日本語版を比べればそれは一目瞭然です。

また、英語も斜め読みが可能です。 

<いったん身につけると日本の子どもよりどんどん高度な内容を読めるようになると何かの本で読んだ気がします。>

小学校、中学、高校、大学と少しずつ、教科書の読み物的雰囲気が少なくなっていきます。

鍋に、蛙を水の状態からいれて、段々暖めていくと、中に熱くなった事に気がつかない蛙がでてくるのと同じ現象が起きなくもないと言えますが、、、。

大学に行かない生徒も多数おり、、、。

勉強好きが大学に行くからかも、、。

絶対に英語の教科書の方が読みやすかったら、世界の高校、大学生の知能レベルで、英語圏の人がトップレベルに入っている筈ですがそうでもない、、、。

以上を考慮して、プラマイゼロでしょ!

<特に自然科学ではそもそも未知数のx,yが英語のアルファベットですよね。>

化学関係で、「Hが水素」よりは、「Hがhydrogen」の方が覚えやすいでしょうが、慣れれば関係ないでしょう。

<両方とも同じくらい読める人はどちらで読んだほうが次々と高度な内容にいきつけるのかとかを知りたいのです。>

おそらく変わりないでしょう。

ただ、映画「フォーチュンクッキー」で、

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9% …

親と年が入れ替わった、女子高生が、、作家の親の代わりに体が入れ替わって受けていたインタビューで、「serenity」が読めなくて返答に困るシーンがありましたが、日本語の漢字だったら、ああは成らなかっただろうなと思いました。

でも、絶対に、長所と短所を合わせればプラマイゼロでしょう。

説明下手の文章で申し訳ありません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。長所と短所を合わせれば甲乙つけがたいという意見が多いみたいですね。もう少し自分でどちらの言語でも勉強して実感したいと思います。

お礼日時:2007/10/10 00:10

英語の本が分厚いのは 紙が厚く活字も大きいから結果的にそうなるのもあるでしょう。


高度な内容については、新聞については英語の方が有利かもしれません。例えば小学校卒業の時点で新聞を読む場合、日本語だと常用漢字2000字の内、まだ残りの1000字は習っていないので相当苦しいかと思います。しかし、向こうだと、多少は難しい単語があるにせよ、ほぼ内容は理解できると思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。私の経験でも小学高学年で、新聞はとても読みきれなかったと思います。それは漢字力のせいでもあると思います。英語の場合、知らない単語があっても内容はほぼ理解できるということは、読む気になるということでもあるので、勉強好きな子どもにとってはやはり英語のほうが学びやすいのでしょうか。

お礼日時:2007/10/10 00:07

今は日本語のほうが得意ですが、英語のほうが日本語よりも得意だった時期がありました。

その経験から言っても、どちらとも言えませんね。本によると思います。

まず、英語圏の文化はとかく「大作」を好みますので長編が多いですが、それは、いわば「乗り」の問題ですから、「長編読むぞ!」というグルーヴに浸れば長編はわけないし、反面、俳句に代表される「短い中に深さを見つけたい!」というグルーヴに浸れば、たとえ量は少なくても深みは増したりします。

また、綴りについては確かにおっしゃるとおりではありますが、難解な英単語が多い英語の書物と、難しい漢字が少ない日本語の書物とを比べたら日本語の書物のほうが読みやすいわけですよね。何せ、日本語は50個のひらがなと50個のカタカナさえ覚えれば、ひととおりのものは読めるし、今の出版業界も(良い悪いは別として)できるだけ難解な漢字は避けるように編集する傾向があります。

というわけで、どちらも似たようなもの。プラマイゼロって感じです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。以前スコットランドから来た人が日本の英和辞典の発音記号は読めない(知らない)と言っていました。そうすると、見たこともないつづりの単語をどうやって発音するのでしょうか?

お礼日時:2007/10/10 00:03

英語の文章は指示代名詞や、おなじことの繰り返しが多く、うっとうしいです。

分厚い本が多いのは、文章がコンパクトでない証拠です。また、英語はやたらと単語が多く、覚えきるまで時間がかかります。平均的なイギリス人は8万単語を知っているそうですが、ドイツ人・フランス人は2万単語しか知りません。英語の問題点は、科学や医学用語など、難しい概念を表すのに、ギリシャ語やラテン語からの借用語を使うので、アブラカタブラ状態になってしまうことです。難しい内容の文章を読もうと思うなら、大人になっても、新しく出てきた単語を覚え続けなくてはなりません。

他方、漢字かな混じりの日本語は、斜め読みだけで意味が大体、把握できてしまうという素晴らしい長所があります。(英語では斜め読みはできません)。日本語に堪能な韓国人は、漢字を放棄してほとんどハングルにしてしまった韓国語の文章より、日本語の文章を読むほうが速いそうです。ベトナムも韓国も、ぜひ、漢字文化圏に帰ってきて欲しいものです。また、漢字の素晴らしい点は、造語能力が強く新しい概念を表現するのが楽であること、はじめて見る熟語でも、一文字一文字にばらせば何となく意味がわかることなどもあげることができます。漢字は学習するのは大変ですが、いったん大人として十分なレベルに達してしまえば、英語より便利です。

というわけで、英語のほうが日本語よりも本を読むのに有利ということはないと思います。どんな本を読むのか、何歳の人が読むのかにもよりますが、早く高度な内容に行き着くには、日本語のほうが有利だと思います。何と言っても、ラテン語やギリシャ語からの借用語に苦しむこともなく、いざとなれば斜め読みができるのですから。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。英語は斜め読みはできないというのは知りませんでした。科学用語については日本語にしても結局は今まで目にしたことのない単語を理解しなくてはいけないのは同じだと思いますが。分厚い理由が、文章のコンパクトにあるとは考えつきませんでした

お礼日時:2007/10/08 20:05

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!