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宗派は浄土宗です。
夫が亡くなり、夫の希望で公園墓地にお墓を建てました。
その2年前に義父が亡くなったのですが、本家のお墓の継承者がいない為、以前より義父がお墓を見ていた為、義父は本家のお墓へ入りました。
夫は本家のお墓は嫌だと言い、義父は本家のお墓に入りたいと言っておりましたので、その通りにしたものの、父親と息子が違うお墓に入っているのはあまり良くないのではないかと義母と話をしています。
そこで、
(1)義父を夫のお墓へ一緒に入ってもらい、本家のお墓は永代供養をしてもらう。
(2)本家のお墓にある遺骨を全て夫のお墓へ移す。
どちらかにしようと思っているのですが、知識がないため迷っています。
どなたか、ご助言を頂けましたら幸いです。
よろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

なるほど・・・



状況を詳しく理解していないので、ゴク簡単に述べさせていただきます。

はっきりさせておきますが、決まりは何もありません。一番肝心なことはご遺族の皆さんがどうしたいか、どうしてあげたいかを最優先にするということです。

亡夫さまは、なぜ本家の墓を嫌がったのでしょう。察するところ、本家のみんなと一緒の墓に入ることが嫌だったのではないでしょうか。
だとすると、本家のお墓にある遺骨を全て亡夫さまのお墓へ移すのは、亡夫さまを本家の墓に埋葬するのと同じことではないでしょうか。
また、公園墓地の場合、埋葬できる血縁範囲はかなり限られますので、本家の墓にある遺骨全てを改葬するのは現実的に不可能かと思われます。
さらにまた、本家の墓が寺院墓地(菩提寺)で、永代供養を受けてもらえるのならば

(1)義父さまを公園墓地に改葬し、本家の墓は永代供養する。

を、オススメします。

しかしながら、亡夫さまは菩提寺そのものを嫌っていたのかもしれません。ならば、公園墓地でみんな一緒もいいでしょう。
また、永代供養も一様ではなく、お寺さんによっては認めなかったり、無縁墓に合葬して既存の墓は更地にして変換することを永代供養といったり、そのまま墓を使用できたとしても30年とか50年の期限を付けられる場合が多くなってきましたので、永代供養について確認しておかなければなりません。

祭祀の承継については本件と無関係と思われますが、かなり難しい問題をはらんでおり、義父さまが使用権者であったかどうかも疑問がありますし、現在、貴家ご遺族の誰かが承継者であるどうかもかなり疑わしい状況です。墓を見ていたり(管理)、法事の施主になるだけでは承継者以外の者でもできます。法律的には現在承継者なしと考えてよいでしょう。もちろん、無縁ではありませんが、確認しておく必要があります。
(当方、民法の定める“祭祀の承継”については弁護士よりも詳しいです)

離檀料については憲法の保障する信教の自由を妨げるので負担する必要はありません。

余談ですが、亡夫さまが本家の墓を嫌ったのならば、義父さまを改葬した後、本家の墓は無縁にしてもかまわないかもしれません。亡夫さまはそのつもりだったような気がしてなりません。

合 掌
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この回答へのお礼

亡き夫の気持ちを考えてのご回答に深く感謝申し上げます。
夫は、菩提寺のご住職様及び、お墓に区切りがなく不規則に建っている様子をあまり好んでおりませんでした。
夫の墓へは「親父だけは入れてやる」とも申しておりました。
「どうしてあげたいかを最優先に」考えますと、私の気持ちだけで言えば夫の意向を尊重したいのです。
その気持ちを念頭において菩提寺や本家の方と相談をしようと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/10/09 22:42

曹洞宗の僧侶です。



現代では、本来お墓の面倒を見るべき本家の家系が絶えてしまい、分家の有志の方が本家の祭祀も継承するという事は珍しいことではありません。
本家の家系に属する方が現存されていても、分家のお義父さまがお墓の管理をし、法要を主宰する事に特に意義を申されなかったのであれば、それらの方々も、分家のお義父さまによる祭祀の継承を認めたと考えてよいと思われます。
もし、本家のお墓をお義父さまが管理費などを支出してお守りし、ご先祖さまのための法要もお義父さまが施主となって行われていたのであれば、お義父さまが本家の祭祀を継承し、祭祀に関わる財産を継承したとみなすことができます。

祭祀の継承は、民法によって一人の継承者が全ての祭祀に関わる財産(お墓や位牌など。墓地管理費などの債務も)を単独で継承するとされていますが、明確に継承の順番が決まっているわけではありません。
しかし一般には、配偶者→子や孫→兄弟姉妹→おじおば→その他の親族の順位で考えるのが自然と思われます。
このように考えると、お義父さまが亡くなられた時点で、祭祀はお義母さま又はご主人さまに継承されたと考えて良いと思われます。
ですから、ご本家のお墓は現時点で、すでに分家であるneganegaさんの婚家のお墓と考えられますので、その処置の方法はお義母さまやneganegaさんの任意でかまいません。

一番自然な流れとしては(2)であげられた「本家のお墓にある遺骨を全て夫のお墓へ移す」という方法が良いのではないでしょうか。
遺骨を移すには、市町村の役所で改葬の手続きを取る必要があります。詳しい手続きの流れは、このサイトでも過去の質問・回答に何度も出てきているので参照してください。また、市役所などの窓口で尋ねれば教えてくれます。
民営の霊園などで注意しなければならないのは、墓地の契約者との続柄でお墓に入れる事のできる範囲が決められている場合がある点です。
実際に改葬の手続きを開始されるまえに確認される事をお勧めします。

不要になった古いお墓はお寺の境内や霊園の墓地にあるお墓であれば、neganega側の負担で墓石を撤去し更地にして、お寺などにお返しします。古いお墓などでは、お家の敷地内にお墓があることもありますが、この場合も、お祀りできなくなったお墓をそのまま残すことは好ましくないので、墓石の撤去処分が必要と思われます。
これを機会に、お寺との檀家関係を解消するということになると、お寺さんによっては「離檀料」などのお金を収めなければならない場合もありますので、ご本家の菩提寺さんと良く相談されることをお勧めします。

以上の流れで問題はないと思いますが、もし、本家の家系に属する方が現存されているようであれば、「このようにしたい」と一言、話をされ諒解を得てから実行に移された方が良いと思います。老婆心ながら。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございました。
とても分かりやすく、大変参考になりました。
本家は遠方に転居していると聞いています。
本家と連絡が取れるようであれば、一言相談をしようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/09 11:53

>父親と息子が違うお墓に入っているのはあまり良くないのではないかと…



それを言い出したら、兄弟姉妹は全員親の墓に、伯父叔父・伯母叔母は全員祖父母の墓に、大伯父大叔父・大伯母大叔母は全員曾祖父母の墓に・・・・となります。
先祖が分かる範囲内で、一族郎党全員が一つの墓でよいという理屈になってしまいます。

>本家のお墓の継承者がいない為…

本家は完全に絶えたのですか。
それとも、もう結婚する見込みのない高齢の方ばかりになってしまったという意味ですか。

一人でも本家筋の方が残っているなら、その方の意向を第一に優先して考えるべきでしょう。

本当に絶えてしまっているなら、(1) も (2) も考えられますが、もう一つの選択肢があります。
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(3) だんなさんの弟妹に本家のお墓を継承してもらう。
-----------------------------------------------
だんなさんが一人っ子なら、(2) のほうが現実的でしょう。
(1) は無縁仏を作る要因になるので、お勧めできません。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございました。
本家が完全に途絶えた訳ではなく、遠方に転居し、そちらで亡くなり、
その地にお墓を建てたと聞いています。
一度相談をした方がいいのかも知れませんね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/09 11:49

本家と分家の家族関係、本家の遺産処理などが判らないのですが。


義父さんが入られたのはやはり本家を肩代わりで継いだというお気持ちからでしょう。従って
(3)本家の墓に統一する
という選択肢もありえます。
心情的には割り切れないでしょうが義母さんも義父さんと一緒に入りたいでしょうし、
分家の墓に2代目からしか入っていない。というのも
分家の墓に本家が入ると言うのもしっくり来ませんね。
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この回答へのお礼

早々のご回答をありがとうございました。
実は、義母は本家ではなく、夫の公園墓地を希望しているのです。
悩んでしまいます。。。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/08 23:05

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