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終夜運転できないのは、線路の保守点検整備をしなければならないから、とのことですが、JRでは寝台列車や貨物列車があるので終夜運転になってます。
東海道線などで複々線になってない部分でもそうですよね。

するとJRはいつ、どうやって線路の保守点検整備をしているのでしょうか。

JRがしているのと同じことをすれば、地下鉄など他の路線でも終夜運転できるのではないでしょうか。

せめて金曜の夜くらいは東京や大阪圏近郊では終夜運転して欲しいのですが、できないものでしょうか。
タクシー業界が反対している訳ではないと思いますが。

A 回答 (10件)

 やってできないことはないと思いますが、やはり収入対経費の関係でできないと思います。

終夜運転することによって、収入が倍ちかく増えるのであれば検討に値しますが、最終前の電車に乗ってた人が、もっと遅い時間帯の電車に移っただけなら意味がありませんし、定期を持っていながら遅くなってタクシーで帰っていた人が、電車で帰っても収入は増えませんから、終夜運転しても特別高額な追加料金をとってかつ多くの利用がないとなかなか収入は増えないと思います。
 逆に費用のほうは、列車のない時間帯に、一部の人を残して(この一部の人はその前後に分けて休憩時間を取っている)、休憩時間(仮眠時間)を取っていたのが、終夜運転になるとそうはいかなくなり、社員を増やさなければならなくなり、人件費が増加します。
 また、保守については作業時間が短くなると作業効率が極端に悪くなります。例えば、3時間列車のない時間があったら1晩でできた作業が、1時間しか列車のない時間がなくなると10晩かかるとかいった具合で、1晩作業員を集めて作業した内容が、10晩作業員を出さなければならなくなると、8~9倍費用がかかるようになります。
 さらに、3時間列車が来なければ、その間に線路の上を走行できる機械などを入れ、少ない作業員で楽に早く作業ができますが、1時間しか列車の来ない時間がないとなると、線路を走行し作業する機械が出入りできる基地から離れると、機械による作業ができなくなり、列車見張り員をつけ、人海戦術で手作業となり、列車が来ると線路横に待避するような繰り返し作業となり、非常に多くの作業員が必要となるのに機械に比べ作業効率は大幅に悪くなりますから、作業に要する費用は何十倍以上にもなります。昔に比べ、機械でできる作業が大幅に増えていますから、ますます機械で行う場合と手作業との費用差は大きくなっています。
 在来線で夜行列車の運行している区間などは、このように非常に高いお金をかけて保守しているので、寝台列車などの収入を失っても、列車のない時間帯を増やした方が、経費が大幅に削減になり経営上有利ということもあって、夜行列車の削減が進んでいます。
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JR某社車掌です。


線路の保守点検ですが、複々線などになっている場合は貨物や寝台列車の運転線路を変更して行われる場合もあります。他の場合は運転間隔の開いた部分で作業を行い、ローカル線によっては数ヶ月に一度昼間に運転休止して保守作業をするところもあるようです。これは山間部など夜間作業が極めて危険である為と考えられます。

金曜夜の終夜運転ですが、年末年始以外は今後も実施されないでしょうね。年末年始にしても乗務員をかき集めているというのが現実ですし、そもそも我々乗務員の体力が持ちません。通常の乗務でも24時間拘束の中で4時間寝られればいい方です。
後は、近隣への騒音問題や運行させるだけのメリットが見出せない限りありえないと思います。ただ、個人的な意見としては朝昼夜の列車運転本数が大幅にカットされてもいいという意見が多くなり、それを夜中に回しても構わないとなればどうなのかな・・・とは思います。が、現場で働く社員はそれでも嫌というでしょうね。
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JRの寝台列車や貨物列車が夜行運転をしている区間でも、主に深夜帯となりますが、列車を全く走らせない保守間合いと呼ばれる時間帯を設けており、その間に保守作業を行っています。



寝台列車や貨物列車の夜行運転と、大都市圏の終夜運転の大きな違いは、夜行の場合は夜間に目的地に向けて走り続けるわけですが、終夜運転となると、夜間に何往復かすることになることですね。
すなわち、夜行列車の場合は往復があるとは言え、うまくダイヤをまとめれば、区間ごとに時間をずらしながら保守間合いをとることが可能です。
一方で大都市圏、例えば山手線の終夜運転を考えると、保守間合いをとるために、どこかの区間は運転しないと言ったことが必要になります。山手線なら逆回りの方法もありますが、東海道線や私鉄線などは、途中が分断される形になりますから、保守を単線づつ行って、保守区間は単線運転が可能になるような大規模なシステム変更も必要となります。

結局、中途半端に区間を区切って終夜運転をするよりは、おおむね深夜1時~朝5時の4時間を保守間合いとして、全ての運行を止めた方がいいという判断でしょう。

保守が必須であることや、現在の交通流動から判断すると終夜運転をしなくても深夜帯の移動は自動車でまかなえるため、終夜運転はしないと言うことと思われます。
当然、現状は終夜運転をしない前提で人員配置や車両運用を決めていますから、終夜運転をするとなればこれらの見直しは必須となりますが、終夜運転のために人員計画や車両運用を作ることが不可能と言うことではありません(人員や設備の増強は必要と思われますが)。あくまで、現状でそのまま終夜運転に移行するのは無茶があると言うことですから、現在の人員配置や運用をもってして終夜運転が不可能であると言うのは無理がありそうです。

本当に鉄道の終夜運転は生活の上で不要なものなのか?
終夜運転の実施によって都市圏のトータルコストの削減や環境保護に繋がらないのか?
このような視点から終夜運転を検討することも意味があることと思われます。
検討の結果、ITの発展によって従来ほど終夜運転の必要がなくなったと言ったようなことになることも考えられますが。
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こんばんは。

鉄道会社で運転士をしております。

>JRはいつ、どうやって線路の保守点検整備をしているのでしょうか?
これは複々線区間ならもう一線に経路を変更して運行する事により、作業時間を確保できます。
また、作業内容によっては列車運行の合間でも出来ますし、幾ら夜行列車があり“終夜運転”をいっても、一晩に通過する列車の本数と日中の本数とは数が異なり一概に比較できません。

また、出来ない理由としては、
●翌日の車両運用を考慮すると、ダイヤを設けるのが難しい。
●利用客数と収入とのバランス
●乗務員の人件費の問題と要員確保・仮眠時間の確保の問題。機械は休まず働く事が出来ますが、人間は休ませなければ過労から事故に繋がる危険がある為です。

正月などの“終夜運転”は正月だから出来る事。
乗務員は街の会社員と異なり、大抵、祝日休暇が無くその代わり有給休暇が多い勤務体系です。

※勿論、労働基準監督署の定める法定勤務時間は守られています。

正月期間中は有給休暇の受付を制限し、その分乗務員を確保する事で運行できるモノなのです。

従って、
>JRがしているのと同じことをすれば、地下鉄など他の路線でも終夜運転できるのではないでしょうか。
それは出来ません。
NO.3さんの仰るように、鉄道会社も一企業。
余った社員など居ないのです。
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「午前0時を回ったら定期券では乗れません。

普通運賃の倍額払って
ください。」
のような制度ができれば運転されるかもしれませんが、実際は
ずっと前からホームに入っていた人や夜行列車にも適用するのか等の
いろいろ諸事情が加わってきそうですので現実的ではないですよね。
要は費用対効果で、大半が定期券利用者で、普通の運賃でも割増料金も
取らずに(取れずに?)終夜運転するほどのサービスは必要ないし、
人件費で赤字になるだけ、という判断なのでしょう。
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 線路の保守ですが、深夜に寝台列車や貨物列車が走る路線では昼間に行います。

保守の時間は列車を走らせる事ができませんので、運転間隔が開いてしまいます。それでは利用者が不便ですので、保守をしない日は運転するようにしています。ある時間帯の列車が週に1日運休となっていれば、その時間帯が保守の時間です。
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大都市圏の終夜運転等の問題ですが、やはり需要ですね。


電車を動かすコストに見合った分だけ人が乗ってくれないと採算が合わないのです。
今は鉄道会社が採算が合わないといってるのでしょう。だから終夜運転はありません。
そして、電車の運転していない時間に線路などの保守もやってます。
ただ大都市圏では、金曜日の夜はそれなりに需要があるのではと見てる会社もあるようで、一部の列車本数増加、終電繰り下げなどの措置をとる会社もあるにはあります。
これも一種の終夜運転への布石かも知れません。

JRは貨物列車等があるところは、確かに列車の設定があります。
しかし、それでも保守の時間が取れるように、ある一定の時間を空けたりする措置をうまくやっています。
もしくは昼間に運休していっせいにやるとかしてますね。
JR東日本なんかは昼間にやることもあります。
たとえば、11月頃に山手線と京浜東北線の並走区間は、毎週水曜日にどちらかを運休して保守をしたりします。
また、ローカル線もバス代行にして保守とかやりますね。
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鉄道は、ギリギリの人員で、やってます。


週一でも、深夜勤務に人員は、割けません。
大晦日の終夜運転もガラガラです。
一部の酔っぱらいのために、そんなご奉仕をする必要は、ないと、思います。
鉄道員は、酔っぱらいが大嫌いです。
終電までに「飲み」を切り上げて、早く帰ればよろしいことです。
需要もありません。
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>金曜の夜くらいは東京や大阪圏近郊では終夜運転して欲しいのですが


そんなことしたら、沿線から騒音の苦情連発ですわ。
たとえば大阪でそんな事したら、”安眠できる環境を返せ!!”とか苦情言って、伊丹のクソ住民みたいに、補償→利権を求める連中が現れるのが目に見えてます。

まあ、鉄道会社も、深夜運行する利益が、苦情などのリスク、運行などの費用を上回れば、運行を検討するでしょうが、はっきり言って下回るので、無理です。

正月は、初詣とか帰省とか旅行で、お出かけの人が多いから、苦情につながらないです。
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深夜の本数なんてしれてるから運行の合間にしてまっせ。


都市部の本数の多い路線で、昼間でも作業してる風景見るでしょ。

終夜運転を一番反対するのは、鉄道会社の労組だと思うよ。
なんで夜勤せなあかんねん!って。

また、終夜運行したって、今まで終電に間に合うように乗車していた人が分散するだけで、結果、旅客数は変わらず運賃収入に結びつかない。終電の混雑が緩和されるだけ。
にも関わらず人件費が増大するから、運賃を跳ね上げてもいいという社会的コンセンサスが得られればできなくもないんじゃない?

これと似たようなことで深夜バスというのが都市部を中心に各地で走ってる。深夜0時とか1時ぐらいに運行してる路線バス。昼間とまったく同じ普通の路線バスなんだけど、運賃は2倍いただきますよっていうやつ。
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