プロが教えるわが家の防犯対策術!

日本で安楽死が認められないのはなぜですか?

認めらないことそのものも疑問なのですが、
「生きたい」と思う人が「生きる」ことはすごく支援されますよね?
「死にたい」と思う人が「死ぬ」ことはなぜメディアで取り上げられ、支援されないのでしょう?
生きたいと思う人の方が、テレビで取り上げられることが圧倒的に多い感じがします。
テレビ番組で末期がんの方のドキュメンタリーなどが放送されたり
最近もニュース番組であるタレントさんが難病に関するイベントを行っている様子が映されて、
それを見たキャスターの方ももっとなんとかして欲しいと涙していましたし、
ドラマなどでもそのようなものはしょっちゅう見かけます。

しかし、世の中は広いですから
病気になったときに「もっと生きたい」ではなく
「もうこの辺でいいか。」と思う方も当然いると思います。
自然に任せて苦痛もなく死んでいければいいですが
生きているだけで痛いとか苦しいとか感じる病気も多いはずで
患者が望むならばすぐにでも死なせてあげたほうがいいのでは?と思っています。
(痛みを和らげるために緩和ケアをするなどその前にやることはあると思いますが、それでもなお望む場合において)

また、上のように死ぬと決まっている病気ではなくとも
ある程度の時間を掛けてカウンセリングをし、
患者本人が死にたいと望むならば
それはそれでもう死なせてあげてもいいのではないかと思います。

日本というか世界の多くの国々で認められないのはなぜなんでしょうか?
せっかく医療が進化したのだから
生きることだけではなく死ぬことも支援して欲しいと思っているのですが・・・。

A 回答 (8件)

私も同意見です。

特に自殺についても安楽死を認めるべきだと思います。
おそらく、世界中はどうか知りませんが、日本は少なからず生きたい・生きることに疑問を感じない人ばかりなのでしょう。つまり、安楽死が可能だろうが、不可能だろうが、「興味がない」のです。

私はこれについて研究する機会があり、その際の安楽死問題の大きな争点は複数点で「患者の容態」と「患者の意志が反映されたかどうか」とかあったと思います。その判断がどうするか問題でしょうね。さらに言えば二次的に社会の死生観に与える影響とか経済的な問題とかあると思いますけど、「生命の価値が云々」系はこの話題については腹立ちますね、このメルヘン脳が!(造語)て思います。

それにいろいろな質問等でもわかると思いますが、自殺に反対する人の多くは「残された人が悲しむから」とか「迷惑だから」という第3者側の理由ですよね。簡単に言えば、「私が嫌だから、貴方は苦しくても生きて」だそうです。少し笑えますね。日本は平和です。だから知人が死ぬことは親族の祖父母くらいの方が多くて、自分が死ぬことについて具体的に考える機会は少ないんだと思います。だからこそ、それに死は悲しいとしか思えないんですよね。

私は簡単に言えば、「いいじゃん、死んでも。」って感じで、その人が選んだなら「どうせなら楽に死なせてあげようよ!」て感じです。その代り、安楽死を受けるにはちゃんと法的に財産処理を行った後、安楽死の費用は数百万にすれば、ニートの一部は働くようになるかもしれないし、施設運用資金は回収できるしいいじゃないかと思います。そもそも、この安楽死を認めることでどんどん人が死ぬ国もどうかと思いますし、国が如何に生活を担保にしていたかわかりますしね。加えて、他人の心境を自分の苦しさを無視して考えろだなんて世論もくそ喰らえです。

楽してる人間がいるのが嫌いなのに、その人間が退場するのも嫌だなんてよくわからないですね。人口は多いんだから減らす仕組みは必要だと思います。さらに老人について言えば、そろそろ死んだ方がいいかもと思うことは老人が好きか嫌いかは置いといて今の社会ではかなり必要だと思います。殺すんじゃなくて、あくまでも自分の「意志」なんだし。
    • good
    • 6

私は日本の医療問題が有ると思います。


正直95歳位の患者をICUに入れて高額な
治療費を稼ぐ!事故で絶対24時間も持たない
と分かりながら高額治療!
命を救う為の当然な行為・命は尊いなんて
医療機関は、ほざくんだろうね・・・
生きる為に生活保護・無料の治療とか有るの
なら死ぬ為の税金投入有り有り!!!
精神科・心療内科の医師にも大量の投薬
じゃ無く「安楽死」の権限与えてくれれば
最大の治療!
以下余談
もし安楽死が認められたら間違いなく
生命保険は駄目でしょうね!?
    • good
    • 8

それは、日本の文化レベルが低いからです。



欧米の国々では、国民が自ら権利を求め、数百年も闘争して人権を勝ちとりました。
日本のように上から与えられた訳ではありません。

彼らは、個人がきちんと自立しており、論理的な討論の下地も出来ています。

それに比べて日本は、自分の意見をはっきり述べるのも、ディベートも苦手です。
ヨーロッパのような多民族国家ではないので、
「空気を読むこと」で意思疎通が出来てしまうことも原因の一つでしょう。

臭いものには蓋、本音より建前、論理より感情を重視するのが「村社会」日本です。

政治を見ても、抜本的な改革もせず、全て先送りで未来の子供たちに負担を押し付ける。
それでも最後は、「お上には逆らえない」と行動はせずにひたすら我慢。

こんな国では、あと数十年かかっても安楽死は合法化されないと思います。
欧米では、既に制度が出来ている国もありますし、議論もはるかに進んでいるんですどね。


各国の安楽死がどうなっているかは、下の記事を読むとよくわかりますよ。

安楽死を認めている国は?
http://news.livedoor.com/article/detail/1461576/

現在、日本では積極的安楽死は認められていません。
また、将来的に認められる可能性もないと思います。

海外では、安楽死を目的に、スイスなどの合法な国まで渡航する志願者が後を絶ちません。
先日も、有名なイギリス人の指揮者夫妻がスイスで安楽死した事で話題になりました。

英著名夫婦が病気苦に「安楽死」 影響懸念の声も
http://www.47news.jp/CN/200907/CN200907150100096 …

ただ、海外の安楽死団体が推奨している方法は、知識があれば自宅で実行可能です。

興味があるなら、「ヘリウム 安楽死」などのキーワードで検索してみて下さい。
    • good
    • 4

欧米と日本の考え方の違いは、根本的には仏教とキリスト教の生死感の違いでしょうが、実務的には「安楽死」と「殺人罪」の線引きが法律上で明確に区別されて、規定されていない点でしょう。


現在、医学界、法曹界を中心にその法制化の論議が始まっています。
(決着にはまだまだ時間が掛かりそうですが)
    • good
    • 0

こんばんは。



えっと……、結構難しい問題ですね。
確か、正当な理由なしに安楽死をさせると殺人罪が成立するはずです。
まず、こちらのリンクをご覧ください。
http://www.jade.dti.ne.jp/~otera/annraku.htm

そのページに、安楽死について、有名な事件の公判で、示された安楽死を認める要件が書かれています。
その要件を読んでいると、難しい問題であることが、わかります。

ホスピスを消極的安楽死といわれることもあります。
ホスピスでは、延命治療を求めず、痛みの緩和を目的としているので、鎮痛剤を多用せざる得なくなります。
そのため、寿命が縮んでしまうと考えられています。
それが理由では、ないでしょうか。
ホスピスで、人間らしく亡くなるか、延命治療して、管に繋がれたまま亡くなるか、それを考えると、どちらがいいのかわかりますよね。
そして、これは、ホスピスを消極的安楽死と言われたくない所以でもあります。

それと、安楽死を認めると、どんなに患者が生きたくても、周りの人たちが患者の意思を捻じ曲げて、安楽死を行う、つまり、周りの人たちが生殺与奪を握る結果になるのです。
しかし、これは、誰も望まない結果でもあるのです。
それに、安楽死なんて、宗教的にタブーなはず。
宗教も文化のひとつだから、文化的にもタブーなはず。
だから、安楽死を認められない理由だと思います。
それに、死ぬことを支援なんてする人なんて、いないのです。
    • good
    • 0

倫理、でしょうな。


個人的に人間を苦しめるだけの倫理など無価値だと思いますけどね。
倫理とは律する物、死の決定は律する物ではないのですがね。
私は安楽死も尊厳死も賛成なのでこんな事をいいますが、医者としては自分の無力を痛感するのでは?とも思います。
治療が仕事なのに死なせることしかできない。
患者の苦しみ、意志と比べれば医師の使命など無価値だと思う私でもなんとなく想像はしてしまいます。
だからといって医師の使命を患者より優先する理由にはなりませんがね。
    • good
    • 0

安楽死行為を合法とした判例こそありませんが


有名な東海大学安楽死事件判決の6条件

「死期が切迫していること
耐え難い肉体的苦痛が存在すること
苦痛の除去・緩和が目的であること
患者が意思表示していること
医師が行うこと
倫理的妥当な方法で行われること」

が クリアされていれば
安楽死に違法性はない、という点については
この判決文のみならず日本の法曹界 医学界共に
異論の声はほとんどみられません 教科書でも賛成ばかりです
6条件をクリアしさえすればおそらく違法にならない
だろうというコンセンサスはほぼ成立しております
その上で現実として合法的安楽死が日本に無いのは

1 家族側が本人へ告知を希望しない状況
2 安楽死に積極的な医師が少ないこと
3 安楽死に限らず極限状況を想定したシステムの構築について
  日本人が積極的でないこと
4 その他 6条件が技術的に困難

などがあると思います
死ぬことを支援したいと思うか思わないかは医師の自由であります
仮に6条件をクリアできる状況と安楽死に協力する医師が居るなら
すくなくともわたくしはその医師に患者を渡すこと位ならします
積極的に支援する義務があるとは到底言えませんです
    • good
    • 0

こんばんわ。

医療にたずさわっているものです。
病気の末期で苦痛が強く死にたいと思う患者や、それを見ている家族と関わることが多いのですが、命を絶つという行為は今の医療法に反する行為になります。
苦痛から早く逃れたいという気持ちになり死にたいと訴える患者に対し、私たちはとてもむなしくなります。
苦痛を取り除くために注射で眠らせたり、モルヒネを使用したりすることで意識をなくす方法はよく行われています。そうすることで眠るように亡くなる方もみえます。大切な人の最期を看取るということは今まで過ごしてきた家族にとって、とてもつらいことです。でも看取ってあげれるのも家族しかいません。
それを簡単に安楽死という方法で死なせるのは、人間として倫理に反する行為じゃないかと私個人は思ってます。
まずなぜ死にたいと思うのか、どうしたら苦痛を取り除けるのか、患者と正面からむきあって最期まで看取ってあげたいと思ってます。
私個人の意見ですが質問の答えになっているでしょうか・・・
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!