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がん末期の患者に対する、延命治療についてみなさんの
意見を聞かせてください。さまざまなケースがあり、一概に言えないかもしれませんが、たとえば医者が言う「1%の可能性がある限り、最善をつくすのが医者の義務だ」みたいな考え方はどう思われますか?
私的には、それは医者の自己満足だという気が最近してます。

A 回答 (6件)

 先日も、友人とこのような問題に関して議論しましたが、「1%の可能性」という表現は、医師の間では、「西洋医学では、手の施しようがない」場合に多くの場合用いられます。

ですから、きちんと統計を取れば、1%の可能性は無いケースの方が多いと思います。

 「不治の病」という表現がある一方で、「奇跡の回復」というケースがあることも事実です。回復の可能性が0%ではないときに、治療を中断すれば、日本ではその医師は「倫理」的に非難を受けることが多々あります。ですから、「回復は難しい」と感じていても、なかなか治療を中断することができないのです。万一治療を中断すれば、「川崎安楽死事件」のような状況になる危険性があるのです。
 回復の可能性が厳密に0%の病状といえば、「脳死」くらいしかないかもしれません。ただ、その「脳死判定」も間違われるケースもありますし・・。

 あまり参考になる意見が述べられず済みません。
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>たとえば医者が言う「1%の可能性がある限り、最善をつくすのが医者の義務だ」


 ・医学的に1%であれば100人中1人は治るデータがあってこそ成り立つと思います。
 ・延命治療は命を保っているだけですから治ると考えられるでしょうか?(しかし、治れば他の要因と考えられます。)
 ここから考えれば矛盾していないでしょうか?

恐らく、お医者さんが言われる「1%の~」が延命治療にあたるのではなく、
手術療法、化学療法(抗癌剤投与)、放射線療法(電子線、X線、ガンマ線)、
集学療法(温熱療法、免疫療法)、または組み合わせた療法等の治る可能性のある療法
のことではないでしょうか?

*このことで疑問や不満があれば納得するまで先生とよく話されるほうが良いと思います。

ちなみに私が参考にした本を紹介します。
 「末期癌患者の診療マニュアル 痛みの対策と症状コントロール 第2版」
  ”P230 適切な治療” 
   ”~治療の第一の目標は、~意義ある生活~、延命を企てることではない。”(~は私が割愛しました。)
  (筆者は延命よりも意義ある生活(QOLの向上、維持)の方が重要であると述べています。


*皆さんの論点と若干、外れてしまいますが、

 「一番重要なことは(癌の)患者さんの人権が尊重されるているか?」ということです。

suzeさんの言われる患者さんの状態(意識がないのか、あるのか、あるだけなのか、
告知(IC)がされているのか等)はわかりませんが、末期癌の方なら余命がある程度限られ、
その短い期間をどう過ごしたいかだと思います。
 例えば
  ・1%の可能性があれば苦しい治療でも受ける。
  ・苦しい治療であれば受けたくない。
  ・限られた期間を緩和ケアを受け家族と一緒に過ごしたい。
   (TICSさんの言われるようにQOLはとても大事だと思います。)
  ・お医者さんに任す。
  ・家族の意見に従う。
  ・患者本人のみに告知があり家族に告知がない場合(家族に心配かけたくない場合など)
   (家族のみに告知があり本人にない場合があるようです。)
  ・(末期)癌であることを知らない人。
   (ただし、患者さんには知る権利同様、知りたくない権利もあります。)

   (Singolloさんの言われるように、それぞれの患者さんで考え方が違います。
    ですから治療を受ける本人が方針を決定してこそ、より満足が得られる治療になると思います。)
  など

*蛇足ですが現在の末期癌治療の一部に患者家族の精神的ケアがあります。(当然、患者本人の精神的ケアもあります。)


参考になればと思い、関係がないことも多く書いてしまいました。
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僕は癌の末期に関わらず、「延命治療」は医師の自己満足だと思っております。


間違っているかもしれませんが、昨年度の高額医療費のうち、一月3000万円医療費がかかった患者は100名で助かったのは1名だけ、また一月100万以上の医療費がかかった患者は1万人と聞いたような覚えがあります。 これだけの医療費は皆様の保険料を圧迫しております。
患者本人が「延命」を希望しているなら、医師はその努力をしなければならないと思われますが、意識の無い患者の家族の希望で延命治療するのはすべきでは無いと考えています。
患者自身は、体に人工呼吸器や点滴など色んな装置を付けられて死んでいくのを希望する家族や医師の気持ちが分かりません。
僕なら絶対そんな事はしてもらいたくないです。
多分、患者自身は言葉を発する事は出来ないが、早く装置をはずしてくれと願っているはずです。
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たしかにQOL(QualityOfLife)が一番重要ですね。



かといって、医者が自分の判断で延命を止めてしまったとして、それが客観的に妥当とみなされないと、それは患者を見殺しにしたことになりますから、延命をどれくらいするかは非常に判断が難しいと思います。

確かにどうしようもない場合は別として、治る可能性が少しであっても確かに存在するのなら、治療を中止する行為は、責められる可能性が高いと思います。


ところで、延命治療はお金がかかりますから、やりすぎると、今でも大変な日本の医療財政をより圧迫するから、ある程度以上はしない方がいいのかもしれませんね。
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可能性があれば最善を尽くさなければならないのは医者の使命ですから、何%以下だと自己満足で何%以上だとそうでない、という判断はわたしには出来そうにありません


むしろ、何が『最善』かを患者自身が判断できるように、医療の透明化が図られることを切に希望します
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難しい問題ですよね。


医師は人の命を救う仕事だから(すごい幼稚な言い方でごめんなさい)1%の可能性がある限り最良を尽くすのは、医師の誠意かもしれません。
やっぱり生きるための治療は医療の基本でそれを変えてはいけない気もします。
ドクター・キリコのような医師がたくさん現れてもそれはそれで社会問題になってしまうと思います。
死んでしまってから「もしかして本当は助かったのではないか??」という疑問が遺族から生じることになってしまうかも。
ただ、それはあくまで1%でも可能性がある場合ですよね。
末期患者で亡くなるのは時間の問題の場合は・・延命治療の意味はよく考えなければいけませんよね。
ただ、もし私の身近な人がそういう状況になった時・・・延命治療を続けてほしいと思うかもしれないです。やっぱり「いつかもしかして治るのではないか」っていう望みを捨てられないかもしれないな、と思うのです。
本当、難しいですね。ちょっと思っていることを書いてみました。
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この回答へのお礼

意見、ありがとうございます。
本当に難しい問題です。ただ、末期患者の最期を
有意義なものにしようという考え方が一番大切
なんじゃないかなって思ったりします。

お礼日時:2002/08/25 16:30

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