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先日乗ったジャンボジェット機(747-400)が、空港離陸約
1時間10分後(11時間の飛行予定)、「メカニカルトラブル発生のため
今から、引き返しますが、飛行に支障はありません」とのアナウンス。
その後、燃料を捨てる必要があるといって羽根の両端から約30分に渡って
大量の垂れ流し。その後、離陸した空港に戻り、別の機体に乗客全員乗り
変え後、再び目的地に向かいました。

このような場合って一体どんなトラブルが考えられるのでしょうか?
「飛行に支障はありません」と言っている割には、わざわざ戻るという
のは、この先9時間以上飛行するには、危ないということでしょうか?
それとも乗客の混乱を控えるためのうそ???
もちろん安全最優先での判断でしょうが、燃料、乗り継ぎ客に対する
保障など、相当な損害額を出した思いますが。

A 回答 (4件)

旅客機が予定のコースを変更して緊急着陸する場合は、直ちに空港に着陸することが安全上必要であるという、責任者(機長)の判断があったことになります。


メカニカルトラブル=機体に関する不具合が何かということですが、機体の一部の破損や操縦系統のトラブルの場合は、不具合発生時に異常音がしたり、機体が不安定な動きをする場合が多く、質問のケースでは、特に異常な光景はなかったようなので、他の方の意見のように、搭載機器の異常ではないかと思います。
「飛行に支障がない」という言葉の意味ですが、これは現在パイロットが機体をコントロールできている(支配下に置いている)という意味になると思います。
つまり何らかのトラブルによって、予定の飛行ができなくなったが、パイロットはトラブルを克服して、変更した目的地まで機体をコントロールして運んでいる、ということを示しています。
燃料を放出した理由は、空港の滑走路の飛行機の荷重制限は、最大離陸重量よりも最大着陸重量の方が小さく、最大着陸重量以下にするために放出したのだと思います。非常に危険な着陸が予想される(例.胴体着陸)時は、火災の可能性を減らすため、燃料を可能なだけ放出します。(何時間もかかります)
逆に、エンジントラブルなど、いつまで飛行できるかわからない場合は、緊急着陸することもあるようです。このような非常に危険なトラブルの発生時は、空港の滑走路はトラブルの起きた飛行機の着陸のために閉鎖され、消防車などの緊急車両が待機することになります。
旅客機は機体備付の高度、速度、外気温などのセンサーや、各種の誘導装置、高度な訓練を受けた専門のスタッフ、厳しい運営規則などが存在することによって、大量の人を高速かつ安全に輸送しています。長距離のフライトの場合、条件はより厳しくなります。プロのスタッフが安全上見過ごせない、飛行に必要な何かが欠けたのでしょう。
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この回答へのお礼

詳しい解説ありがとうございました。今回は特に異常も感じられなかったし
、引き返した空港に緊急車両の待機もなかった模様なので、幸い些細なトラ
ブルだったようですね。この程度では特に報道などはされないでしょうけど、
一体どのくらいの頻度で起きているものなのでしょう?

お礼が大変遅くて失礼しました。

お礼日時:2002/10/18 01:16

 「747-400」という機体はすべてコンピュター制御された「ハイテクジャンボ」と呼ばれるものだと思います。

この手の機体はコンピューターに些細なトラブルがあっても引き返す場合もあると思います。あるいは、燃料の計算ミスで積載量を間違えたと言う事も考えられないでしょうか。後9時間程度の飛行予定があったということは、燃料タンクは満タンにちかいと思うのですが、それをたった30分程度の廃棄で安全に着陸できる量まで減らせるのか疑問です。
もし仮に飛行を続けて事故になった場合の、機体損失や乗客への補償などを考えれば、引き返した場合の廃棄燃料代や乗り継ぎ補償代の方が安くつくのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなりました。なるほど、「ハイテクジャンボ」ですか、
機械って複雑になればなるほど、繊細にもなるようですね。まぁどちらがいいとは、一概には言えないでしょうけど。なんとなく実際大したことじゃなくても
コンピューターが異常といえば、それは異常になるみたいな!?

しかしこういう場合、もし乗務員に詳細を尋ねたら答えてもらえるもの
なんでしょうかね?

お礼日時:2002/10/18 01:09

エンジントラブル、油圧関係、計器関係などが、あるのではないでしょうか。


エンジントラブルの場合、エンジンが一つでも動いていれば、飛行できますし、油圧関係もいくつかバイパスがあると思います、計器なども、計器が作動しない状態で飛行する訓練を受けているわけですから、一応飛行には支障ないのではないでしょうか。
かと言って、どこかしらにトラブルが発生している訳ですから、乗客の命を安全に目的地まで飛行するには、万全の体制でなければいけないのでしょうから、飛行できたとしても、引き返すのは当然だと思います。
もし、第二第三のトラブルが発生して、墜落でもしようものなら、引き返して出た損害なの小さなものだと思いますよ。
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなりました。確かに墜落を考えたら、引き返えす分の損害
なんて小さなものでしょうね。そうは分かっていても20回以上飛行機に
乗ったなかでも、初めてのことでしたし、今まで聞いたこともなかった
ので、ちょっとビックリして質問してみた訳です。こういうことって結構
起こってるものなんでしょうか?

お礼日時:2002/10/18 01:02

こんにちは。



緊急着陸の経験者です。<国内便
心臓発作で倒れて、意識が返ってこない人がいたので、急遽緊急着陸しました。
これは「急病人発生のため」という理由を明確に伝えられました。
(何で心臓発作を起こしたかは、少し苦笑的話です)

多分、エンジンに支障が出たのではないでしょうか?
今は飛行は可能でも、つねに最悪の事を考えた判断かもしれません。
燃料を捨てるって所もエンジン関係かタンク関係でしょう。

機長も乗客に不安を抱かせない義務があります。
乗客は常に安全に移動する権利があります。
ひょっとしたら機長の計らいかもしれませんね。
もし、何らかの事故があれば、損害額は膨大な金額になるでしょう。
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この回答へのお礼

そうですね、これも考えました。そしてある一人に非難がいかない様に、
航空会社の粋な計らいで、故障の振りをしたのかとか..でもそれらしい
人はいなかったし、これはちょっとやりすぎでしょうしね..

やはり搭載の機器の故障が、有力なようですね。
ありがとうございました。

確かに墜落でもしたら、引き帰すどころの損害額じゃないですからね。

お礼日時:2002/08/28 11:59

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