「請負」「派遣」「出向」言葉の定義
大学で社会学を勉強し始めて、労働問題を扱っているのですが、今私のなかで、「請負」と「派遣」と「出向」それぞれの言葉の定義がごちゃごちゃになっております。
詳しい方がいらっしゃいましたら、教えていただけないでしょうか。
また、「偽装請負」・「二重派遣」・「アウトソーシング」とはそれぞれ厳密にどういう概念を表した言葉なのでしょうか?
併せて教えていただければ幸です。
よろしくお願い致します。
回答(1件)
- 最新から表示
- |
- 回答順に表示
- |
- ベストアンサーのみ表示
No.1ベストアンサー20pt
恐れ入ります。
<請負>
発注者が、請負人に仕事を依頼し、仕事の対価として報酬を支払います。
雇用契約ではなく、「仕事」と「お金」を交換する、と理解すると良いです。
<派遣>
事業者Aが雇った労働者を、事業者Bの所で、事業者Bの指揮を受けて労働させることを言います。
<出向>
法律用語ではなく、会社などで使われている通称です。
一般的に出向と言われた場合「在籍出向」を指します。
在籍出向:今の会社に籍を置いたまま子会社や別会社に働きに出ること。
転籍出向:籍も出向先の会社に移すこと。
出向は籍のある会社の給料体系のまま、転籍は転職とほぼ同義です。
(厳密には個々の会社毎に定義が違います。法律的には派遣に該当する場合もあります。厚生労働省でもたまに見解が変わります。)
<偽装請負>
請負契約なのに、実態が派遣である場合です。
請負は「仕事をお願いして、仕事が出来上がったらお金を払う」という形ですが、派遣は労働者を借りて仕事をさせます。
ではなぜ、「派遣」ではなく「請負」にするかというと、請負の場合会社間の契約になるので、労働者に対して責任を負わなくて良くなる、という点が上げられます。
(派遣の場合は、「労働者を借りている」ので、その借りた労働者を労働基準法に則った形で労働させなければならない)
<二重派遣>
派遣先が、さらに他の会社に派遣させることです。
事業者Aが雇った労働者を、事業者Bが、事業者Cに派遣するような場合です。
本来「労働基準法」では「他人の仕事に介入して利益を取ってはいけない」(第6条(中間搾取の排除))とされているので、派遣業務そのものが労働基準法の中では特別扱いです。二重に派遣することは許可されていません。
# 二重派遣は、二重三重・請負からの派遣からの派遣など、様々なバリエーションの中で使われる事が多く、言葉を使う人によって定義がまちまちであることが多いです。
<アウトソーシング>
外注のことです。
会社の業務の一部を、他社に頼ることを言います。
形態としては請負が多いですが、それにとどまりません。
***
ご質問の用語のうち、
「アウトソーシング」は、広い概念を指し、
「出向」・「偽装請負」・「二重派遣」は、一般用語を指し、
「請負」と「派遣」は、働き方・仕事のさせ方を指します。
日本経団連でももめているように、今この分野は社会学の中では熱いと思います。掘り下げて勉強するとおもしろいと思いますよ。
- 最新から表示
- |
- 回答順に表示
- |
- ベストアンサーのみ表示
- 環境gooのオススメ情報
- ▼ 大人の社会“化”見学
- あなたの知らない企業の裏側を現場レポート!
あなたの身の回りの商品が、自然や人権保護などの活動と深くつながっている事をご存知でしょうか?
- ▼ 生物多様性特集
- 地球から生きものがいなくなる日
まずは知ろう生物多様性!
- ▼ My Life,My Style
- アーティストと一緒にみんなでエコアクション
アーティスト達の自分なりのエコをコラムでお届け♪
- ▼ 世界のエコライフ
- 世界のエコなライフスタイルを集めました
スウェーデン、ブータン、フランスなど各国のエコライフをご紹介











