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授業でトヨタ生産方式について学んだのですが、省人化と少人化の違いがあまりよくわかりませんでした。できれば具体例をあげて教えてください。

ちなみにレジュメには
「省人化:生産量またはタクトタイム(サイクルタイム)が一定の下での作業者数の削減」
「少人化:生産量またはタクトタイムの変更にともなう作業者数の調整」
と載っていました。なんとなくしかわかりません。

A 回答 (2件)

トヨタ生産方式を始めた大野耐一さんの「トヨタ生産方式」という本があります。

トヨタ生産方式のバイブルです。
その本の120頁から123頁を読んでください。少人化の精神が書いてあります。
「省人化」は一般の「省力化」ではダメだという意味をこめたトヨタ用語です。「省力化」で0.9人分の仕事を減らしても0.1の仕事が残ればその人は減らせない。確実に人が減る「省人化」を考えろという意味です。
「少人化」は生産ラインに配置される人を固定的に考えず、徹底的な合理化を行なって、生産量が少ないときは3人で出来る仕組みを考える。多いときは5人で出来る仕組みを考えるという含みがあります。レジメの定義でも間違いではありませんが、その前提である、徹底的に少ない人数で出来る仕組みを考えた上で、というニュアンスが感じられません。そのような「少人化」の工夫の例としては「U字型ライン」という言葉を検索してみて下さい。
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この回答へのお礼

回答の文章のみでもとてもわかりやすいです
早速、本を注文しました。ありがとうございます

お礼日時:2007/10/30 02:48

今まで100人で200個作っていたものを、50人で200個作れるようにする。


つまり、1人2個から4個に生産性を上げれば、人員は半分で済む、というのが省人化。

一方、今まで100人で200個作っていたが、これからは半分の100個作ればよくなったのであれば、人員も半分の50人で済む、というのが少人化。

要するに、省人化は生産性をアップさせることが不可欠。少人化は生産性に変化はなし。
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この回答へのお礼

理解しやすい回答、ありがとうございます

お礼日時:2007/10/30 02:45

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