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このカテの回答で、
「摂取カロリーが消費カロリーより多ければ太り、少なければ痩せる」
といった理論をたびたび見かけますが、
摂取したカロリーは体に100%吸収されるわけではないように思われます。

例えば、ある日800kcalの弁当を3つ食べた人が、基礎代謝1,800kcal、運動量計300kcalであった場合、摂取カロリーが2,400kcal・消費カロリーが2,100kcalで、計算上は余剰300kcalとなります。
しかし、2,400kcalを摂取したとき、実は体に100%は取り込まれず、吸収されるのはその中の何%かではないのですか?
上記の例では、摂取した2,400kcalのうち、体には例えば2,100kcalほどしか取り込まれず、カロリー収支は±0だったりするのではないですか?

通常、摂取したカロリーは、どの程度体に吸収されるものなのでしょうか?

A 回答 (5件)

 HeNeArKrXeRn さん、こんにちわ。

スポーツトレーナーです。

 例えば、平均的な生活をしていてそれに必要な食事や摂取カロリーを摂っている方の場合では、ほぼ 100% 吸収されていると思います。
 廃棄率や吸収率は普通の日本での食事であれば、変わっても 5% も無いでしょう。もっと少ないと思いますがエビデンスが無いです。
 厳密に計算するには、残った分(便)を燃やしての計算が必要でしょう。が、そういう事を調べている研究所は私の知る限り無いです、、、。


 このような一般的な食事をされている方が、豚骨ラーメン大盛り10杯を食べたとするとたいてい吐くか下痢をしますので、吸収率は下がります。
 また脂肪分が極端に多い食事の場合も吸収されきれずに排出される事があります。まれですが便に脂質が混ざる事があります。



 もし疑問点が太る事や肥満に由来するのであれば、それは吸収率よりも、代謝異常(概して低代謝の事を指し、太る傾向にある)、褐色脂肪によるエネルギー代謝が多い体質(太らない、細くなる)などを調べた方が良いでしょう。
 
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こんにちは、ANo.2です。

より適切な回答者さんが現われましたが…

> 食品のカロリー表示は、その食品が含有するカロリーの総和ではなく、それを食べたことによって平均的な人が吸収するカロリー量、と考えれば良いのでしょうか?

「総カロリー」と「代謝可能なカロリー」は異なる概念であり、HeNeArKrXeRnさんがこんがらがっているのもこの点なのだと思うのですが、どう説明しましょう…

栄養の文脈で「カロリー」といったら、それは、普通は「代謝可能なカロリー」です。

なので、「摂取エネルギー=吸収エネルギー」であり、800kcalの弁当は、1200kcalではなく、あくまで800kcalです。全部食べると800kcalが何らかの形で消費/吸収されると考えます。

代謝可能なカロリーを計算する簡便な値としては、アトウォーター係数があります。
「糖4kcal/g、脂肪9kcal/g、タンパク質4kcal/g」というものです。
カロリーは様々な要因に左右されるので、完璧な精度の係数というものは存在しませんが、実用上はこれで十分妥当な計算ができます。

800kcalの弁当の成分表とにらめっこして「糖4kcal/g…」で計算するとだいたい800kcalと一致すると思います。

あとは、、、以下のリンクも参考になると思います。

生理的熱量
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E7%90%86% …
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摂取エネルギー=消費エネルギーであれば体重の増減はないという考え方です。


エネルギー消費は、他の栄養素と違い体重の増減として現れるのでわかりやすいんです。

糖質97%、脂質95%、たんぱく質は不要なものは窒素化合物として排泄されますので92%くらいの吸収率になります。
エネルギー源になる糖質、脂質、たんぱく質はとても吸収率が高いです。
運動していなくてもエネルギーは消費します。

エネルギー消費には、「基礎代謝」、「身体活動」と「食事によるエネルギー消費(食事誘発性産熱)」があります。
エネルギー源になるものは、消化吸収などの代謝によりエネルギーを消費します。
個人でもエネルギー消費は、日々一定ではなく代謝機能や気温など様々な影響があり差が出ます。
最近は、ヒューマンカロリーメーター等で精度の高いエネルギー測定が可能になりました。
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この回答へのお礼

摂取したカロリーはほとんど全てが吸収される、ということですね。
吸収エネルギー=消費エネルギーであれば体重の増減がないのは理解できます。
おおよそ摂取エネルギー=吸収エネルギーであれば、摂取エネルギー=消費エネルギーで体重の増減なし、ということになりますね。

お礼日時:2007/11/02 11:15

趣味でボディビルをやっている者です。



カロリー計算で使用されるエネルギー換算係数は利用率も考慮しての値です。
なので、もし2,400kcalの摂取カロリーで生活して体重が変動しなかったとしたら、

A) 2,400kcal消費した
B) 2,100kcal消費して、300kcalは利用されなかった

健康な人であれば、(A)の方が実態に近いと思います。
ダイエットを行うにあたっては、摂取したカロリーは、消化のトラブルなどがない限り、何らかの形で利用されると考えてよいです。

> 上記の例では、摂取した2,400kcalのうち、体には例えば2,100kcalほどしか取り込まれず、カロリー収支は±0だったりするのではないですか?

実際消費エネルギーを測定して値が2,100kcalだったとしたら

・測定値が間違っていた
・エネルギー換算係数が不適切だった、つまり2,400kcalが間違っていた

と考える方が自然だと思います。

追加で疑問点があれば、いつでもどうぞ。
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この回答へのお礼

食品のカロリー表示は、その食品が含有するカロリーの総和ではなく、それを食べたことによって平均的な人が吸収するカロリー量、と考えれば良いのでしょうか?
質問の中の800kcalの弁当は、実は1200kcalを含有しているが、平均的な人がそれを食べても800kcal程度しか吸収されないため、「表示カロリー=摂取により体に吸収されるカロリー」ということなのですか?

お礼日時:2007/11/02 11:09

 はい、そのとおりで、食べ物に含まれているエネルギー(カロリー)が100%全部体内に取り込まれることはないと思われます。



 ただ、以前にもどこかで同じような質問があって同じように回答したことがあるように、人類は長い長い飢餓の歴史を通じて、そのような環境にうまく適応するような体(栄養を効率よく吸収する体)になってきました。例えば、栄養を吸収する小腸の長さが日本人のような農耕生活していた人間(つまり穀物のような低カロリーの食物を主食にしていた人種)では8.5メートルにもなり(狩猟生活をしていた肉食の欧米人よりも長い)、かつ栄養吸収のための突起がそこに無数にあって、それを繰り広げると何十畳(正確な数値は忘れました)にもなって、消化した食物がそこを何時間もかけて通ると、大半の栄養は吸収されると思われます(パーセントまでは知りません)。

 ただし個人差があって、中には「ギャル曽根さん」のように、幾ら過剰に食べてもまったく太らない人がいます(私の娘も太りません)。まだ医学的に解明途中の状態ではないかと思うのですが、以前にTVで見ていたら、小腸には微小な栄養吸収孔があって、体の栄養状態によってそこの穴が開いたり閉じたりする、という研究中?の話を聞いたことがあります。
 大半の人は、残念ながら常に栄養吸収孔が開きっぱなしで食べたら食べただけ太る状態だと思いますが、中には栄養吸収のコントロールがうまく効いて摂取カロリーが自動調整できている幸運な人もいるように思えます。
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この回答へのお礼

なるほどですね。
飢餓の時には、栄養吸収が活発になるのですね。

ダイエットには停滞期がありますが、これは体が飢餓状態にあると判断して栄養吸収が異様に活発になった状態であって、普段はもっと栄養吸収率は小さいと考えると、説明がつくような気がします。

ギャル曽根さんは、ガンガン食べても満腹を感じない上に、あまり吸収されないままガンガン外に出ていく体質だそうで、平均的にはどうなのかな、と思って質問しました。

お礼日時:2007/11/02 11:03

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