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中国の投資信託をいくばくか持っています。
11月1日までは、上昇を続けておりました。
先週から、少しずつ下降しているようです。
北京オリンまでは、年内までは
と楽観していたのですが、さすがに
心配になってきました。
もう、手放す時期なのか、とおもいつつも
迷っております。
手放し方も、一度に解約するよりも
分けてやってほうが良いのでしょうね。
いかがなものでしょうか?
ご意見いただければ、幸いです。

A 回答 (2件)

中国のどこに投資しているのかにもよりますが、中国に投資するということはハイリターンを期待してのことでしょう。



動機はそれで良いと思いますが、なぜここで手放すのか自分で理由がつけられますか?下がってきたから?それは理由ではありません。ハイリスクな投信を運用する場合は常にいろいろな角度からチェックを入れるべきでしょう。運用会社の週報や月報はよく読んでください。

ここからは私個人で中国株についての考えを示します。

私も香港H,レッドチップを中心とした先物の投資信託を行っています。一番リスクの大きいタイプの投資信託です。11月に入り世界各国軒並み株価を下げています。それに呼応して下げているだけだと思います。今年に入って3回目の世界同時株安です。私の考えですと、香港の経済は良好で、かつ中国もいきなり下落する要素を現在持ち合わせていません。為替も安定的に小刻みに変動する程度ですし、文句のつけようはありません。ただ、注意すべきは中国の政変とアメリカの大統領選です。ここの判断により手放すかどうかを考えるポイントとしています。前者はすぐには想定できませんが、後者は民主党が大統領になれば中国に市場開放、変動相場制導入、ダンピングなどの圧力をかけてくると思うので、投資自体が冷え込んでくる可能性が高いと踏んでいます。

このたびはUS-Dowが第三四半期決算が予想以上に振るっていないこと、依然として根強いサブプライムローンへの懸念が株価を世界的に株安を押し下げているだけだと考えられます。この影響を一番受けていないひとつが私は香港株等の中国株だと思っています。

以上は、私の私見ですので最終的にはあなたの判断することです。

また、マネーの流れが商品先物などにシフトしていき株価自体が世界的に落ち込む懸念もあるでしょう。ここも株の投信を行っている人は要注意ですね。

なお、長期投資に向いていると思われるのは、オーストラリア、NZなどへの外貨預金や公社債投資が私は基本的にいけるのではないかと思います。また、金などの現物取引も期待できます。
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この回答へのお礼

詳しいお話ありがとうございます。無知蒙昧なまま、投資しているわが身が恐ろしいかぎりです。そういう観点からだけでも、もう徹底すべきか、と思いました。株式ギョウカイの冷え込みは十分感じられるのですが、欲の皮が足をひっぱっておりました。統括的、多角的な視点での見解を読ませていただき、今一度、熟慮の機会といたします。ありあとうございました。

お礼日時:2007/11/09 03:51

手放す、持ち続ける、以外の第三の選択肢もあります。


丁半博打が好きな方は以下の回答を無視して下さい。

まず中国に限らずに世界の新興国株式市場の過去の動きについて復習しておきましょう。
1997年7月から1年かけて世界の新興国株式市場は60%も下落しています。
その後もとの水準に戻るには2005年まで待つ必要がありました。
さらに11年前から1年前までの世界の新興国株式市場の平均的リターンは
5.82% であり、海外先進国の平均的リターン 6.91% を下回っています。

新興国株式が極めてリスクの高い資産クラスであることは明らかでしょう。
さらに、私のポートフォリオの一部も新興国株式で締められているのですが、
私自身は長期で新興国株式が海外先進国株式を上回るかどうか確信が持てないでいます。
今後の新興国株式市場がどのように動くかについても正直よくわかりません。

いずれにせよ、リスクの高い金融商品への投資は丁半博打と似ていると思います。
手放した方が得か、持ち続けた方が得か、さてサイコロの目はどちらに出るのか?

私自身は丁半博打同然の投資をしたくはないので適切な分散投資をするように心掛けています。
これが第三の道です。

私であれば、リスクの高い金融商品への集中投資を止めて、分散投資に切り換えてしまいます。
中国株式への投資に未練があるなら、中国株式型投信の一部を残しておけば良いでしょう。
私自身の現在の国内債券や国内外のREITを除いたアセットアロケーションは
国内株式:海外先進国株式:新興国株式:海外先進国債券=4:3:1:4
となっています。新興国にも投資していますが割合的には小さい。
市場規模に合わせるなら海外先進国株式:新興国株式=4:1程度にするべきです。
長期的には市場規模に合わせてリバランスしようと考えています。
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この回答へのお礼

すばやい回答ありがとうございます。冷静でかつ、論理的なご説明のおかげで、頭に上っていたものが冷めました。自分では分かっていたつもり、だったのです。ただ、あまりにもこの3年間で上昇し続けたものだから、それに慣れきってしまい、銀行や証券会社の甘い説明にも何の疑問を持たなくなっていました。今夜、もういちどゆっくり考て、撤退計画を練ってゆきたいです。ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/08 18:03

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