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マッチョな作家

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  • 質問者:platina-angel
  • 投稿日時:2007/11/09 20:21
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今、ヘミングウェイの『海流のなかの島々』を再読しているのですが、
ヘミングウェイといえば、マッチョな作家として有名ですが、他にこんなマッチョというか、男一匹?みたいな作家はいますか?

(アメリカ人って保守的な人たちは、やたら男性的なのを強調したがる傾向があるようですけど、
ヨーロッパ人は、歴史が古いからかよく分かりませんが、あまり男性を強調するようなことはないように思うのですが…。)

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No.1ベストアンサー20pt

  • 回答者:saebou
  • 回答日時:2007/11/10 10:56

 ヘミングウェイはマッチョだけど素晴らしい文章を書く作家ですよね。面白い逸話にも事欠かないし…

 アメリカにはマッチョ信仰が根強いので、一見そうでもない作家(ジャック・ケルアックとかジョン・アーヴィングとか)にも文体の裏にたまにマッチョっぽい意識が透けて見えたりしてなかなか複雑だと思います。今まで読んだ中でほんとにマッチョだなぁと思ったのはロバート・B・パーカーの「スペンサー」シリーズです。アメリカのハードボイルドミステリ作家(ダシール・ハメットとかレイモンド・チャンドラーとか)はマッチョな文体の人が多いですが、パーカーは相当に男臭いと思うし、有名ですが好き嫌いの激しい作家です。ただ、ミッキー・スピレインなんかのただボカスカ人を殴るミステリに比べるとはるかに考えて書いていると思うし、暴力描写もそこまで鼻につくことはないと思います。原文は少ししか読んだことないのですが、文章のクオリティは比較的高い気がします。

 ヨーロッパだとやっぱりアメリカほどマッチョ信仰が強くない気がしますが、モンテルランなんかは相当に女性嫌悪が激しいそうで、シモーヌ・ド・ボーヴォワールにものすごく批判されていたりします。ぱっと見あまり好きじゃなかったのでちゃんと読まなかったのですが…

 番外編ですが、変わり種だとジェイムズ・ティプトリー・ジュニアがいます。大変有名なSF作家なんですが、初期の作品はかなりマッチョな文体で、経歴も高学歴で軍隊出身ということだったし、批評家も他のSF作家も読者もみんな「男の中の男」みたいな作家を想像していたんですが、なんと女性だったんですよね…本名はアリス・シェルドンだったのですが、ラクーナ・シェルドンとジェイムズ・ティプトリー・ジュニアという作家名を使い分けていて、ラクーナの時は女、ジェイムズの時は男として書いていたんです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7% …

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この回答へのお礼

ご回答、どうもありがとうございます。
リンクを拝見して、随分すごい人がいたことを知って、びっくりしています。
特に最後の亡くなり方が物凄いですね。
前々からの取り決めがあって、射殺するなんて。ある意味、すごい愛ですね。

小説家には詳しくないのですが、アメリカには妙に女性的なことを嫌う人が多いと思います。
支持政党でも分かれるのだと思いますけど。

とても詳しいご説明に脱帽です。
ありがとうございました!

  
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