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 「小股の切れ上がったいい女」と、耳にすることがありますが、「小股」って一体どの部分を指してるんでしょう?
 辞書を調べても、「きりりとした粋な女性」「姿のいい女性のこと」という風にしか付いてないんです・・・。体の部分を指しているわけじゃないんでしょうか?

A 回答 (4件)

相撲の決まり手の中に「小股すくい」と言う技があります。


この技は,膝から脛の辺りを手で払って,相手を倒す技です。
けして、股をすくう技ではありません。
さて、そこで今回の質問の回答ですが、
「小股=膝から脛にかけての部分」(切れ上がるですから「脛から膝頭まで」と言った方が的を得てるかな?)
それでは何故?と理由が必要ですが、
それは、「切れ上がった」を解明しなければ成立しませんね?
「切れ上がった」とは、着物を着用してた時代からの表現ですが、
膝頭を付けて正対した時に,脚の部分が切れ上がったように見える状態だと思います。
別の言い方をすると,ふくらはぎの筋肉が発達して,脚の間に隙間が空いて,
脛から膝にかけて切れ上がったように見える状態です。
要するに筋肉質で,あまり太っていない女性なら,こういう状態になるだろうし,
江戸時代なら,そのような状態の脚を見る機会はあった筈です。
例えば、浮世絵等に見られる,江戸時代の女性が着物を着たときの姿は,
少し着崩した感じで裾は前で合わせ,裾からすねや膝(小股)がはみ出して見えています。
このような、女性の姿と女性の雰囲気、話し方(話す姿)等が「小股の切れ上がった女」
と言う表現が生み出されたのではないでしょうか?
今の時代の「小股の切れ上がったいい女」とは、どのような女性か想像に当てはめますと、
レースクィーンやキャンペーンガールの立ちポーズの後ろ姿など、言い得て妙ではないでしょうか?
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この回答へのお礼

本当に丁寧に回答して下さって、ありがとうございます!!
実は職場の上司に質問されたものだったのですが、曖昧にしか答えられなかったので、助かりました。早速報告してきます!

お礼日時:2001/02/02 11:03

小股とは足の親指と人差し指の間だそうです。


これは文学の先生から聞きました。
昔、足袋を履いているとき、足袋のその部分が凛(?というのでしょうかキリッとしている?というのでしょうか??)としている女性を指したそうです。足元のおしゃれにも気を使ってるということだと思います。
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あしの小指と薬指の付け根の部分かな?

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「小股の切れ上がった女」というのは、“足の長い女性”“腰の位置が高い女性”という意味です。

小股の場合の「小」は“体言挟みの係り”とか“名詞跳びの修飾”とかいい、「股」を跳び越えて「切れ上がった」に係っているのです。つまり「股がちょっと切れ上がった」を表しています。身体の一部を用いた比ゆには、このような体言挟みの修飾をする接頭語が多いのです。上記の例も、同様に解釈することができます。

参考URL:http://www.alc.co.jp/gn/gnsoda11.html
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この回答へのお礼

そうか!「小股」という部分は無いのですね。ありがとうございます。それにしても、国語って奥が深いですねえ・・・。

お礼日時:2001/02/02 10:59

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