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バーテンダーについてのコラムサイトに、「バーテンダーをバーテンと呼ぶのは失礼」「バーテンは差別的な言い方」とありました。
漫画の「バーテンダー」の中でも、バーテンダーをバーテンと呼んでいるお客は、バーテンダーを低く見ている客に描かれています。(低く見ているからバーテンと呼んでいる?)
確かにバーテンという呼び方は正しくありませんが、なぜこの呼び方が差別的な言い方となったのでしょうか。
そのあたりの事情は書かれていないので、どういったニュアンスなのかわかりません。
(自分は20代前半なので、バーのこともよく知りません)
ご存知の方、解説していただけると嬉しいです。よろしくおねがいします。

A 回答 (6件)

バーテンダーです。


#2の方の参考URLにて回答しているものです。

BARとフーテンを掛け合わせた造語、しかもかなり差別的な意味合いを含んでいるからです。
フーテンとは定職に付かずぶらぶらしている人のこと。今で言うフリーターみたいな人の事を指します。

今と昔では従業員の給料に関する取り決めも全く違い、バーテンダーやウェイターにはお店から給料は出ませんでした。
昔のカフェー(今のクラブみたいな横に女の子の付くお店)では、まず女の子(A)が自分のテーブルをオーナーから買います。(日単位、週単位、月単位など様々だったようです。)女の子(A)は自分のテーブルを担当する他の女の子をヘルプとして集めて営業開始。
そのテーブルでの売り上げは全て女の子(A)の物となり、ヘルプの女の子に給料を支払います。
ウェイター、バーテンダーは名目上、お店のオーナーに雇われていますが、先にも書いたとおり給料は出ません。ではどうするのか。
女の子(A)は何か物をオーダーする時、用事を頼む時、ウェイター、バーテンダーに対してチップを払います。これが彼らの給料となります。
チップぐらいで給料になるのか疑問に思われるかもしれませんが、ウェイター、バーテンダーは女の子に対して義理も恩義もありません。払いが少ないテーブルのオーダーは拒否できるのです。
女の子からはチップの額で態度を変える事、お客様からは女の子からかすりを取っているような所そんなところから「フーテン」のイメージが付いたのではないかと推測します。
また昔のBAR従業員は今のバーテンダーに比べると知識や技術を求められることも少なく、店を転々と変えることや、非常に自堕落な人たちが多く、正に「飲む」「打つ」「買う」を地でやっているなど、あまり印象は良くなかった事が原因の一つでもあります。

近年では先人の血の滲むような努力や国際コンクールでの入賞、業界全体の技術、知識の底上げ、メディアでの取り上げなど、ようやく認知されてきた感はありますが、まだまだ誤解も多く、国際的に見ても日本のバーテンダーの社会的地位はかなり低い位置にあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
バーテンが、フーテンとの造語であるというのを知りませんでした。言葉そのものが、単に略しているのではなく、差別的な意味合いを持って作られたのですね。
昔のバーの従業員についてのお話、まったく知らなかったのでとても参考になりました。確かにこのご説明を読むだけでもあまり良くない印象を受けました。
自分は、バーテンダーの方に、お酒についていろいろ教わったり、一人で飲みに言ったときに喋ってもらったりして、とても尊敬しています。
なので今後もバーテンとは絶対に呼ばないようにします。
丁寧なご回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/11/19 15:01

差別語だからです。



過去、バーで働く男性を差別的に「バーテン」と呼び、風俗で働く女性を「風俗嬢」「売春婦」と呼んで差別、卑下するのと同じ感覚で差別、卑下していました。

過去には、勉強しない子供を叱るのに「勉強もしないで遊んでばっかり居たら、将来、寂れた酒場のバーテンにしかなれないぞ」などと言う表現も使われていました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
自分はバーテンダーには憧れの気持ちが強いので、バーで働く男性を差別的に呼んでいたというのがショックでした。
そういう歴史的背景があったんですね。私の考えが足りませんでした。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/19 14:28

こんにちは



「バーテン」だと意味は「酒場管理」になっちゃいます。
要は「略語」ですよね。
特に英語では略語は「蔑称」で使われることがままあります。
「ジャップ」とか「ビッチ」とかね。

日本でもスチュワーデス(今はキャビンアテンダントですが)を
「スッチー」と言ったり、警察官を「おまわり」と言ったり、
運転手を「運ちゃん」と言ったりしますが、言われたのが当事者なら
あまりよい気はしないでしょう。
まぁ「バーテン」に限らず「マナー」でしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
おっしゃるとおり、略称は蔑称で使われることがよくありますね。
スッチー、おまわり、運ちゃん、のたとえでとてもよくわかりました。
私の考えが足りませんでした。ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/19 14:26

どうもこんにちは!




別に、「バーテン」に限ったことではなく、「JAP(AN)」「(サラ)リーマン」と同じで省略した呼び方だからではないでしょうか。
正式な名称を使わず、面と向かって略称で呼ぶのは、よろしくないかと思います。


ご参考まで
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに、サラリーマンに面と向かってリーマンと呼びかけたりしませんね。
ちょっと私の考えが足りませんでした。ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/19 14:25

参考URLの#2さんが書いていることが理由らしいです。


ようするにフーテンを連想させる言葉ってことですね。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/qa662656.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
フーテンって寅さんぐらいしか聞いたことありませんでしたが、辞書でひいたらずいぶんひどい言葉でした。
納得です。ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/19 14:24

「スキーヤー」を「スキー」、「ピアニスト」を「ピアノ」と呼ぶようなものです。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど、言葉として正しくありませんね。

お礼日時:2007/11/19 14:21

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