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 不信任から再選と、ドラマチックな展開で、長野県の田中知事さんは、さながら長編小説の主人公のようでしたが、不信任決議のとき、共産党議員のみなさんだけが田中さんを支持したそうですね。
 選挙中も、共産党が応援したようにきいてます。
 ようするに田中さんは、共産主義が好きなんでしょうか?
  
 再選された田中さんは、「政治に私利私欲をもちこんではならない」ことを強調してましたが、ダム建設には建設会社などの私利私欲がからんでると言いたかったんでしょうね。
 建設会社にかぎらず、いまの過酷な資本主義社会をつくる細胞というべき会社=営利企業は、自分さえよかったらいいと、基本的にすべて私利私欲で動いてますし、とうぜん、会社員もすべて私利私欲でこりかたまって働かざるをえませんから(そうしないとリストラされます)、まあ、田中さんひとりが「私利私欲はダメ…」と、地方政治でいくらがんばっても、世のなかはそんなに変わらないでしょうね?

 田中さんは、草深い長野県で「私利私欲NO!」とつっぱるにとどまらず、将来、私利私欲でこりかたまって次々と不祥事をおこすのが定めの「営利企業NO!」 「資本主義社会NO!」と、全国に活動範囲を広げていくんでしょうか?
 そうしてくださいと、応援したいきもちです。

 ちかい将来、“田中康夫総理”もいいんじゃないですか?
 資本主義社会って、人がみんな会社の奴隷みたいになって、こんぽんてきにダメなんじゃないですか?
 いまの都知事さんが総理になると、なにかこわい世のなかになりそうで、イヤな予感がします……?

A 回答 (7件)

共産党議員のみなさんだけが田中さんを支持したそうですね<支持したというより、不信任案に同意しなかったと言うほうが正確です。


勿論、知事の政策の一部が共産党の利にかなう物であったこともありますが相思相愛というより片思いの感が強いですよ。
実際に、全国にある共産会派の中では田中氏に批判的な考えを持つ所もありますから。

田中さんは、共産主義が好きなんでしょうか? <NOです。
知事の根本にある考えとはあくまで県政であり、政治的概念にある”保守対革新”などというものではありません。
右や左ではなく”新しい県政”知事の目指すものです。
そこが支持されているところなんですよ?知事選で田中氏に投票しても共産党には投票しない人もたくさんいますから。
実際、儀か選挙をしても共産党が飛躍的に議席を増やす事はないでしょう。
他政党の議席が減るから増えるでしょうけど、それと共産党が支持されることとは違います。

「政治に私利私欲をもちこんではならない」ことを強調してましたが、ダム建設には建設会社などの私利私欲がからんでると言いたかったんでしょうね<何のために建設会社が利益を目指すと思いますか?
そのトップの人たちは自分の責任や名誉のためだけではなく「社員やその家族を食わせるため」の考えも当然、あるのですよ?
「私利私欲」もどこかの個人や企業、団体などを指しての発言ではなく、県民の利に反するものとして発言です。
知事の考える”公”の利に反するものを私利私欲と表現したものです。
ダムを作らずに河川補修で対応するほうが(同じ効果を得るためには)莫大な費用がかかりますし、環境に対する影響も大きくなるんですよ?
その上で県民の多数と県民の利の貯めに知事はダム建設を取りやめる事にしただけです。

草深い長野県で<は?田中氏が得票率トップを獲得した市町村はほとんどが都市部でしたが。

「私利私欲NO!」とつっぱるにとどまらず、将来、私利私欲でこりかたまって次々と不祥事をおこすのが定めの「営利企業NO!」 「資本主義社会NO!」<私利私欲で次々と不祥事を起こせるのが資本主義の良いところです。
共産(社会)主義国家では私利私欲の不祥事を告発することすら難しかったのは東欧諸国やロシア等の社会的上位者の腐敗ぶりを見れば分かります。
契約より個人の力が優先され、賄賂次第で契約すら破棄する体制が素晴らしいものでしょうか?
国家レベルでの腐敗を国の組織が保護し、対抗する者を叩く体制が素晴らしいとは思えません。
例外的に社会主義が機能している国は歴史上、二例しかないでしょう。
ひとつはキューバです。
中米でもっとも乳児死亡率が低く、10歳以下の文盲率が低いのもキューバですし、気候により農業が打撃を受ければちゃんと食糧不足になるのも健全な経済政策が主な割れている証拠です。
食糧援助を受けても気象による打撃を受けても国が発表する経済指数が変化しない国が健全だと言えるでしょうか?
問題を覆い隠す事は最悪だと思われます。
問題を直視し、それに挑むことが大切だと思います。
確かに、資本主義すべてが問題を直視し、それに挑んでいるというものではありません。
しかし、共産(社会)主義というものは覆い隠す体質を持っているのです。
日本の現共産党はかなり現実を見たうえでの理念の実現という、難題を見つめる様にはなってきてはいますが・・。知事は一度も資本主義や営利企業自体を否定はしていませんよ?
公共事業も国(ゼネコン)主体で行われる事によって件の利が少なくなることを問題にしているのです。
県内の業者主体で行えば今までの8掛けで行える。
そのあまった2割で他の雇用や仕事が生み出せる<と知事は言っています。
資本主義否定ですか?
しつこいですが県民の利が優先なのです。
今までとは違う形でのそれをやろうとしているのです。

資本主義社会って、人がみんな会社の奴隷みたいになって、こんぽんてきにダメなんじゃないですか?<人を奴隷化するシステムになるのは共産主義です。
その理念は素晴らしくとも実際に歴史を見れば分かるでしょ?
あれは限られた国土と人口内で理念をもった指導者がいれば国民に利を与えるシステムになりえますが。
現にキューバとこの国では充分に機能していましたよね。
移動の自由もない、発言の自由もない、先祖が反共だと公の仕事につけないようなシステムが素晴らしいのですか?
これらは共産(社会)主義の理念にないものですが、実際に共産(社会)国家というものはそうでしたけど。

“田中康夫総理”<総理と知事は全然、別物です。
知事で良かったから(まだ結果は出ていませんが)総理も良いとは限りません(逆も言えますが)。
総理と知事ではそのみる所も権限も全く異なります。
知事だからこそ、田中氏はあの仕事ができるのです。
総理では無理です。
知事の権限は強大なものです。
自治体の長の持つ自治体内の権限、という意味では独裁体制を除けば最大の力を持った人といえるのです、日本の都道府県知事は。

よっぽど、私利私欲が嫌いみたいだね。
志も私利私欲、欲望のひとつなんだよ?
人間の持つ欲望を否定することなく、問題に大してトライアル&エラーを繰り返す事は汚くも美しいと思うけどね。
あるものを否定するんじゃなくて直視することが嫌いかな?
それを許さない、自由意志を封じ込める体制が素晴らしいかな?
ベルリンの壁はなぜ出来、なぜ無くなったか考えみて。
資本主義や民主主義は問題が多いけど、他に何があるの?
次々と体制崩壊を起こしているシステムを今更支持するキミの考えがよく分からないよ。

長野県政内の戦いを今まで政争と同じ視点で見ないでよ。
新しい概念と古い概念の戦いなんだから。
だからこそ、他国のメディアでも取り上げられたりするんだよ?
既存の政争なら取り上げられないって<それが日本の政治だったから。
新しい戦いを過去の概念でみるなんて歪んでるよ(適当な言葉がみつからないだけ、気を悪くしないでね)。
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田中知事と浅田彰氏の対談が載ってます。



参考URL:http://dw.diamond.ne.jp/yukoku_hodan/
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この回答へのお礼

 多くのかたからご回答いただきまして、たいへんありがとうございました。本欄をお借りいたしまして、皆々様に心からお礼申しあげます。
 ご回答いただいたコメントをよくかみしめ、ご紹介いただいたURLもよく参考にさせていただいて、よりよい政治を考えるヒントにしたいとおもいます。

 ところで、自由主義(資本主義)と共産主義から、それぞれのいいところをもちよった新しい“世のなかのかたち”をつくることは、できないものでしょうか?
 ひとつの図式として、物質と精神を考えます。

 物質(資源)は有限ですから、このさき何百年も何千年も人類が生きていくつもりならば、その活用には、どうしても計画性をもたなければならないでしょう。たんてきにいえば、統制経済=共産主義的なもので、ことにあたる必要があるとおもいます。

 いっぽう人間の精神は、無限です。知の面・美の面・情の面……など、じゆうほんぽうにはばたき、ふかめることができるとおもいます。このほうは、計画とか統制なんてとんでもない、各自がおもうぞんぶん、かってきままに、きゅうきょくの自由をめざせばいいでしょう。
 
 つまり、物質面は共産主義的なありかたでいく、精神面は自由主義的なありかたでいく、というわけです。

 いまの世のなかって、逆に、グローバリゼーションかなにかしりませんが、世界じゅうの魚、くだもの、その他なんでも、ジェット機で空中に有害ガスを大量にふりまきながら運んできて、「うまい、うまい」といって食べてることに代表されるように、物質面ではきゅうきょくの自由を謳歌してるようです。
 そのいっぽうで、ヒトとしての精神をはぐくむうえでひじょうにたいせつなことをないがしろにしてる……たとえばみぢかに咲く野草のなまえひとつ、こずえで鳴く野鳥のなまえひとつ知らないまま、人生をおくってしまう……つまり精神のほうではとてもせまく、不自由になって(悪しき教育による過酷な統制主義におちいって?)るんじゃないでしょうか?

 図式的にまとめますと、現代は『物質は自由、精神は不自由』の時代 ⇒ これを、『物質は統制的=あるていど不自由、精神はかぎりなく自由』と、まあ、共産主義と自由主義のいい面だけをとりこんで合体させるような構想……実現できたらいいなあ、とおもってます。
 かさねてのご教示、お願いしたいと存じます。

お礼日時:2002/09/12 19:44

 また、日本共産党をテーマとしたサイトの掲示板(共産党支持者もいればアンチもいます)にも田中知事の話がいろいろ議論されています。

ごらんになってみてください。

> 資本主義社会って、人がみんな会社の奴隷みたいになって、こんぽんてきにダメなんじゃないですか?

 この疑問もぜひ、その掲示板に投げかけてみましょう。かなり勉強になると思います。

参考URL:http://jcpw.site.ne.jp/
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 田中知事が共産主義者かといえば、それは違うでしょう。

彼の昔からの文章を読めばわかりますが、1980年代の大量消費文化の申し子です。

 ではなぜ共産党と組んでいるのかといえば、互いの利害が一致しているからでしょう。

田中知事→共産党の組織力(動員力)を選挙や県政運営に利用したい。
共産党→田中知事の人気を利用したい。

 また私の田中知事への印象としては、抽象的なスローガンが先行して空虚に聞こえます。具体的には、彼の言葉には英語が多過ぎて一々ひっかかります。たとえば県議会の演説の中にも

「パブリックサーバント(公僕)」
「クリエイティブコンフリクト(創造的な衝突?)」

などが出てきました。あまり好感が持てません。

 yumi18さんの田中観は、ちょっとピュア(これも英語ですが)過ぎると思います。
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基本的にはkyotomouseさんと同意見ですが、やや違うところがあります。


<まあ、キャリアと実績から行って、石原さんと田中さんを比肩するように述べるのは無理があるとは思いますが>
国会議員に嫌気をさしてやめた現都知事に何の実績があるというのでしょうか。
議員時代に青嵐会を組織して血判状まで作ったような人に政治は任せられません。
江戸時代じゃないんですから。
田中知事が「しなやか」という言葉を好んで使っていましたが、同じ作家でも石原さんにはそういった優しい面が感じられません。
正直言うとどちらもあまり好きではありませんが私自身は田中さんの方に期待しています。
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民主主義自体も多数決という、私利私欲の総和を一種の意思決定手段として採用しているシステムですし、私利私欲が社会運営にとって必ずしも悪いばかりのものとは言えないと思います


また、自分は私利私欲では全く動いていない、と言い切れる人が逆に独善に陥りやすいのは、各国の過去の共産主義革命政権の極端な政策を見ても明らかでしょう(しかも独裁が続いた後に腐敗するのは共産主義でも結局変わりはないようです)
わたしは、国民の私利私欲より政治屋や官匪の私利私欲が優先される社会も嫌ですが、共産党独裁による息の詰まる社会も嫌です
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田中さんをサポートしていたのが共産党だからといって、彼がそうであるかどうかはわかりませんよね。


ただ、彼の現在のスタンスが「反体制」に結果的になっているゆえに、共産党は乗ったのだと思います。
私は朝日と産経新聞を読む機会があるのですが、朝日は社会主義よりで田中擁護、産経は右よりの反田中で都知事擁護、と言う姿勢が随所に出ていて比較するととても面白いです。
でも、どちらか一方の世界観を押し付けられたらあぶないかな?と思いますので、田中さんと石原さんが堂々とお互いを罵り合える今の状況が好きです。
どちらかが総理になったときには反対側が第一野党の中心にいてくれたらな。と、思います。
まあ、キャリアと実績から行って、石原さんと田中さんを比肩するように述べるのは無理があるとは思いますが、現在の立場だけで言えばどちらも知事ではあるし。

でも、四の五の面白がりつつも私が政治に望むことは、
「長期ビジョンを明らかにして早く景気を良くしてくれい!」です。
このままではすべての分野で日本は失速しますよ。
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