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聖書のアダムとイブの話です。
私はクリスチャンではありません。聖書をひとつの長編ファンタジー小説として読んでいます。

イブが一番偉大だと思いました。すごい!よくやった!と思うのです。
イブが果物を食べなかったら、永遠に楽園と言う名の檻の中に閉じ込められたまま、ペットのような暮らしだったでしょう。
知恵と勇気と行動力のあるイブが、愚鈍なアダムを現実の世界に導いたのだと思います。最初に果物を食べたのはイブで、イブはアダムに餌付けしました。アダムは素直にイブに服従したのです。

アダムは、神よりイブの言うことを聞いたのです。アダムが本当に神を第一に考えていたのなら、イブを非難したはずです。結局のところ、アダムも果物を食べたかったのだし、神の言いつけをそこまで尊重していなかったのです。アダムにとっては、神よりイブの方が大事だったのです。
それなのに、すべての罪をイブにきせて、情けないと言うか、卑怯と言うか、器が小さいと言うか・・・。神に対して知らぬ存ぜぬ言い訳がましくて、読んでいてイライラさせられました。

最終的には、アダムはイブと仲良く余生を送っています。死後、地獄に落とされた記述もありません。イブあっての人類、イブ様様だと思うのです。

・・・・ってな上記感想をキリスト教徒に述べたら激怒されました。あわや友達をひとり失いかけました。宗教って怖いですね。信者曰く、イブは神に背いたから一番悪いのだとか。それはアダムも同じはず。それなのに、イブばかりが諸悪の根源のように扱われるのは納得いかない所です。
やはり、とにかく女性を蔑視することが目的の宗教だからなのでしょうか(←これは今回の質問ではありません)。

今後、クリスチャンの前では二度と言えませんので、ここで言わせて下さい。私はイブは素敵だと思います。同じように、イブが好きな方がいらっしゃいましたら、ご意見下さい。待っています。

あ~、すっきりしました!

A 回答 (3件)

私はイブに関心はほとんどありませんが、あなたの感受性の素晴らしさ、発想の素晴らしさ、柔軟さにほんとうに感動しました。


感動的な映画を見たあとより大きな感動かもしれません。
信仰される方の一部の方が、宗教を信仰することで頭を固くしてしまうというのは残念なことです。
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この回答へのお礼

mijincoさん、回答ありがとうございます。

海外サイトに仲間を見つけました。
日本はまだまだ聖書に詳しい人が少ないようです。

激怒した友人は、毎日毎日、「許して」「許して」「悲しませてごめんなさい」「怒ってごめんなさい」とかなんとかしつこいです。
ほとんどの方々が経験してきているように、非クリスチャンの私とクリスチャンの友人との間で、今後一切聖書の話は禁止!との取り決めをしました。

イブファンは日本にいないのかしら~。

お礼日時:2007/11/25 11:32

ゆがんだ解釈ですね。



根本的にあなたのが好きになるのは、
イブじゃなくて、イブに果実を進めた蛇、サタンでしょう。

「サタン様ー大好きぃ!キャー!!」

悪魔に感謝なさい。(笑)
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この回答へのお礼

adaypajimyさん、回答ありがとうございます。

はいっ、まったく同じ事を激怒した友人に英語で言われました。
なので、adaypajimyさんも信者なんだと分かりました。気分を害されたようで、本当に申し訳ありません。
信者の方は敬遠されるように、タイトルに工夫したつもりだったのですが、至らなかったようです。

激怒した友人は、あれから毎日私に許しを請うています。
謝られても困るのですが・・・(苦笑)。

お礼日時:2007/11/25 11:26

AVE MARIA。



今回はマリアじゃなくてイヴの話だから・・と思わず、まあ 聞いてください。

MARIAはどっから来たのかは推測できますが、AVEってなんだろう??って思っていましたが、古代の人たちは自分の本当の思想を貫くため 守りぬくため、いろいろ細工をしたそうなんですね。
実に賢いです。


時は父権社会が幅を利かせ、男神 つまり 支配者が絶対の思想があり、男神つまり支配者が「殺せ」と言ったら殺さなければならなかった。
男神崇拝のキリスト教に逆らったら、ひどい目にあう時代。
人々は自分の本当の思想を隠さなければならなかった。


AVE MARIAのAVE。

AVEという意味はラテン語で「こんにちわ」「おめでとう」という意味があるらしい。

それでキリスト教会に禁止にならず、歌うことを容認されたわけですが、本当に「おめでとう マリア」とただそれだけのことだったのか?

何か隠していません~。 っと思ってAVEを逆にしてみると あら EVA(イヴ)?


http://www001.upp.so-net.ne.jp/stellamusica/scho …

イエスを生んだEVA。

つまり、この歌を歌うことで本当の信仰を貫いた人たちがいたってわけです。
キリスト教の教父たちに悟られことなく、今でも高らかに歌われています。
信者の人たちも、何の疑いもなく、アヴェ・マリアを歌ってうるが、「ちょっと ちょっと ちょっと~ いいの~? これ 隠されているのよ~、これを歌うってことは、背信なのよぉぉ」って思うんですね。

http://www.bekkoame.ne.jp/~sakazaki/AMDI.pdf


EVAとは何者か?
「アダムから生まれしEVA」 は新世紀エヴァンゲリオンの話で、本当はアダムはEVAから生まれた。
(生物学的にもそうですが)


ラテン語でEVAとされた語彙のヘブライ語はHWH。
生命と女という意味。
子音のみで、母音をつけるとHAWWAH。

YHWH。
神を表す象形文字とされていますが、 イヴをあらわずHWHにyodを加えると、創造の言葉となり、マントラ(真言、力を持つ言葉)になるらしい。


グノーシスの聖書では、アダムは神ではなく、イヴの言葉によって創られたとあるそうです。
イヴは「アダム 生きなさい、大地から立ち上がるのです」と言った。
イヴがこう言うと、イヴの言葉は直ちに実現された。
アダムは立ち上がり目を開けた。
アダムはイヴを見て言った。「あなたは万物の母と呼ばれるでしょう。あなたは私に生命を与えてくれた方ですから」

アダムという言葉はアダマ すなわち 血の粘土 という意味。
イヴが土に自分の血を混ぜアダムを作った ってわけです。
そして生命を与えるため、真言を唱えた。

おかしいじゃないか。イヴはアダムの肋骨から生まれたんじゃないのか。
ユダヤ人が参考にしたであろうそれ以前にあったメソポタミアの神話では、アダムはイヴから生まれたことになっている。

バビロニアではアダムの先輩であるアダパ(もしくはアダムゥ)の永遠の生命を奪ったのは、女神ではなく敵意を持つ神となっている。

聖書はそれまでの神話を逆転させたもの。

キリスト教が異端としたグノーシス派の聖書は、旧約以前の伝統に遡り、イヴがアダムを創造して、アダムが天に昇る許可を獲得してやったばかりか、イヴはアダムの肉体に宿る魂そのものであると言った。
シャクティが全てのヒンズーの神とヨギの霊魂であったものに相当する。

アダムは「母からの力」なくして生きられなかった。
そこで母は善良なる霊、アダムに生命(HAAWA)と呼ばれた光の思想をとして地上に降りてきた。
母は良心を導く霊としてアダムの中に入った。
創造物(アダム)に働きかけ、影響を与え、創造物を完全な神殿に据え、欠点の源を教え、昇天の道を示すのはイヴである。
アダムは男神によって自分に課せられた無知を、イヴを通して乗り越えることができたのだ。

というのがキリスト教に弾圧されたグノーシス派の思想。
といっても、グノーシス派はいろいろあって、これがグノーシス派と統一したものはないので、あるグノーシス派の というべきでしょうか。


あるグノーシス派の創世記は、低俗な神によって騙され農場で働かされたいたアダムとイヴがいて、そこに蛇が登場し、イヴに諭し、イヴは信じ、恐らく翻訳してアダムにも教えてあげたようです。
それで事実がわかり(閉じ込められ奴隷として農場で働かされたいた)嘆き悲しんだ。
低俗な神は事実がばれてしまったと知り、暴露した蛇を呪い、奴隷アダムとイヴを農場から追放した。
永遠の命を約束すると嘘を言ってその代償に低俗の神のために働かされたわけで、彼らを解放したのは蛇。
蛇は古代では叡智の象徴。

インドあたりでは、蛇の力をもって解脱するとされている。
クンダリニー なんとか といったと思います。


ということで、あなたの考えはキリスト教が異端としたグノーシス派の考えなので、激怒されたわけです。
キリスト教は同じキリスト教のグノーシス派を徹底的に暴力で打ちのめしたので、支配権を持つことができたわけです。
正しかったからグノーシス派に勝ったんじゃなくて、とても暴力的だったから勝ち取ることができた栄光なわけです。

それで各地の人たちはこの暴力的な教団に逆らって滅ぼされるより、従っているフリをして、信仰を貫く方法はないかと考えた。
それで隠すということを思いついたようです。
教会に行きながら、祈っているのは暴力の大王へじゃあない。
イヴが与えた生命を殺せと命令する大王じゃあない。

イブの魂をひきつぐもの VS 低俗な神の奴隷。
今のところ低俗な神の奴隷たちが勝利し続けていますが、それでもイヴの魂を持つ人たちは信仰を隠しながら貫いているので、どんな暴力にも耐えられるのではないかと。
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この回答へのお礼

え~と、とりあえずコメントありがとうございます。

文学カテにすべきでしたね。ただ、最低限聖書を読まれた方のご意見が欲しかったものですから、哲学カテにしました。私も最低限、各バージョン読んでます。ギリシャ語・ヘブライ語等々等々目を通しています。リンク(日本語サイトは詳しくありませんが)もいくらでも貼れます。マリア以外の女性の扱いが酷すぎるとかネ。

でも、それが今回の質問目的ではありません。宗教って本当に怖いですね~。まさか、こんなウンチクが寄せられるとは!信者の方々には、重ね重ね申し訳ありませんでした。

え~と・・・・ですね、大切な友人と激論はさんざん致しましたので、この場でその再現をするつもりはございません。その激怒した友人は未だに毎日私に許しを請うています。なぜ友人が許しを請うのやらさっぱりですけどネ。

・・・・それでですね、kigurumiさんご自身がイブをどう思っているのか回答がないんですけど・・・・。信者は答えられないんですかね。

最後にもう一度。私は自我・自主性・自由意志を持たないアダムは好きではありません。イブこそ初めての人間だと思うのです。

もう締めます。ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/25 11:19

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