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現在家を新築する計画を建てています。家のコンセプトはカジュアル数奇屋という感じで家を計画しており和風なのです。その屋根にのせる瓦を平瓦をのせるつもりです。ところが、私の両親に話をしたところ瓦はグレードの高いものをのせたほうが良いとの助言をいただいたのですが、両親も私も瓦のグレードの違いはあまり良くわかりません。今は三州瓦のいぶし銀を予定しているのですが、どなたか瓦のグレードの違い(金額、性能など)を教えていただけないでしょうか。両親も言ってくれたものの、そのようなことを聞いたことがあるとしかわからなくて困っています。今後設計士にも相談するのですが先に知識を得ておきたくて。

A 回答 (8件)

No.3で回答した者です。


>今見積もりがきて平板瓦 銀いぶし 180m2で1m2あたり7000円で126万で見積もりが出てきました。設計士からワンランク下げて陶器瓦で合計が30万引きのもの1m2あたり5,500円でもよいのではないかといわれています。どうなんでしょうか

私の店もいぶし瓦と陶器瓦では、単価が20%くらい違いますので、概ね妥当な見積もりではないかと思います。
いぶし瓦、陶器瓦とも性能的には変わらないので、予算と外観で選択して下さい。

>ところで、いぶし瓦と陶器瓦の大まかな使い分け(金額、風格もあるでしょうが)、もともとの性能、のちのちのメンテナンスはどのようなものなのでしょうか。セメント瓦も含めて教えてくださると助かります。

質問者様もご承知の通り、いぶし瓦と陶器瓦の使い分けは、金額による部分が大きいですね。
防水やメンテナンスの点では、いぶし瓦も陶器瓦も同等です。
条件(周囲に大きな落葉樹が有る等)にもよりますが、棟の部分に葺き土を使用するので、葺き土の劣化による棟の変形やズレに注意すれば、20年くらいはメンテナンスフリーのはずです。
ただし、陶器瓦はほとんど変色しませんが、いぶし瓦は黒っぽく変色する事があります。(昔はこれが当たり前でした。)変色しても、性能自体は変わりません。
いぶし瓦の変色を「味わい」と感じる方も居られますし、「ちょっと汚らしい」と感じる方も居られます。
そういった点から考えると、いぶし瓦は玄人向け、陶器瓦は一般向けと言えるかもしれません。
現在J形のセメント瓦は、ほとんど造られていないので、数奇屋に使えるセメント瓦は無いと思いますが、メンテナンス(色褪せ時の塗装等)は焼いた瓦よりは気を付けなければならないでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
とっても参考になりました。すっきりしました。回答していただいた内容を踏まえて、今後設計士と調整を行うつもりです。

お礼日時:2007/11/26 17:56

質問者様が主に気になさっているのはいぶし瓦と釉薬瓦の"金額による性能の違い"ということでしょうか?


それでしたらその答えは"違いは無い"ということになると思います。
瓦に求められる性能とは、直射日光(紫外線)と風雨に曝され続けても劣化しないだけの耐久性です。
後から着色されただけのセメント瓦や化粧スレートは、No3の回答者様も仰っているように、ここでいう瓦とは似て非なるモノなので最初から同列に扱うべきでは無いでしょう。
「ワンランク下げて陶器瓦で合計が30万引きのもの1m2あたり5,500円」という商品が不良品で無い限り、家全体の寿命を軽く超えるだけの耐久性は持ち合わせています。

瓦のランクは性能ではなく意匠性で決まってきます。

それより私には「カジュアル数奇屋という感じで」というものを、全くイメージすることが出来ませんが、もし"本瓦葺き以外"を選択されるおつもりなら、いっそのこと家全体のコンセプト自体を整理して考え直した方が良いかもしれませんね。
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この回答へのお礼

「瓦のランクは性能ではなく意匠性で決まってきます。」なるほどそうなんですね。勉強になりました。ただ、意匠は本当に難しい判断になると思われます。
あと、「カジュアル数奇屋という感じで」とは、説明不足でしたが本格的な数奇屋は無理(金額的に)なので、そのような雰囲気で建てたいと思っています。

お礼日時:2007/11/26 17:53

No.4です。

木造ではなくて重量鉄骨とかRCで建築して、瓦屋根を葺かずに平らな屋上にする、ということです。屋上にすると、その部分も床として使えるので便利ですよ。普通の屋根にすると、瓦が飛んだり割れたりしたら屋根に上らないといけないですよね。高所作業なので危険だし、屋上は当然使えないじゃないですか。瓦屋根に上って星とかを見るならできますが、映画じゃないし危険ですよね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そういうことだったのですね。理解ができなくて申し訳ありません。

お礼日時:2007/11/26 17:47

三州瓦 拭き方でグレードが有ります。

 
安い高いはありませんが軒や袖部の瓦には種類があります。
雨どいをつけずに一枚の瓦の面にあわせるのが最高峰の施工です。
銅版を外側に巻くの2番手に高い施工です。 
見た目もこだわりのある方しか判りません。
入母屋屋根で棟部をく重ねる。鬼部をシャチホコ!

だいたい三州瓦で40坪 入母屋 100万でかなり良い物が出来ます。
10万乗せてこんな感じ 50万出せば こんなにすごい (見た目です)

阪神の地震前の一昔は200万~300万でしたのので
今は安いです。
 
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この回答へのお礼

いろいろと施工方法によっても単価が違いそうですね。そういえば大きなお屋敷には鬼瓦みたいなものものっていますね。私は一般人ですので身分相応の瓦にしようと思っています。

お礼日時:2007/11/25 10:52

瓦を使うのであれば、売れ筋を選ぶのも方法です。

10年後、その型番はないとか言われたら改修するときショックですからね。
私だったらRCとかの陸屋根にして屋上を利用しますがね。
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この回答へのお礼

そのとおりですね。あまり特殊な(汎用品でない)ものを利用するとメンテナンスに困りますね。あと、「RCとかの陸屋根にして屋上を利用しますがね。」とはどのようなことなのでしょうか。すいません素人でなかなか理解ができなくて教えてくださると、とっても助かります。

お礼日時:2007/11/25 10:44

金額については場所(地域)によって計算・見積もり法が異なるので一概には言えませんが、No.1で回答された方の参考URLをご覧になると良いでしょう。

(既に倒産・廃業のため、存在しないメーカー・瓦も有りますが。)

防水性能については、どの瓦を選んでも、設計・施工が適切ならば心配はないと思います。
耐震・耐風性能については、参考URLをご覧下さい。
地震で家が倒壊するのは、瓦が悪い訳ではありません。

スレートメーカーが何と宣伝しようとも「化粧スレート」は「瓦」ではないので、ここでは無視します。
瓦の製法によるグレードは概ね次の通りです。

黒、銀色(ぎんしょく)等、地域によって名称が異なる、古来からの製法で作られた「いぶし瓦」>釉薬により様々な色を出す「陶器瓦」>塗装しなければならない「セメント瓦」

形によるグレードは概ね次の通りです。

大きなお寺の本堂等に使われる事が多い「本葺き瓦」>葺き上がりが本葺き瓦に似ているが、平瓦と丸瓦を一体化させて施工性を向上させた「飛鳥野瓦」「万葉」>江戸時代に開発され、F形以前の主流であった「J形」>洋風建築に多く使用される、山の高い「S形」>現在、最も多く使用されている平板の「F形」と双山の「M形」

>家のコンセプトはカジュアル数奇屋という感じで家を計画しており和風なのです。

単に数奇屋造りなら「いぶし瓦」の「J形」をお薦めしますが、私には解り辛いコンセプトなので、よろしければ参考にして下さい。

参考URL:http://www.yane.or.jp/gl/gl1.shtml

この回答への補足

今見積もりがきて平板瓦 銀いぶし 180m2で1m2あたり7000円で126万で見積もりが出てきました。設計士からワンランク下げて陶器瓦で合計が30万引きのもの1m2あたり5,500円でもよいのではないかといわれています。どうなんでしょうか

補足日時:2007/11/25 10:54
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この回答へのお礼

とっても参考になりました。瓦といっても奥が深くてなかなか難しかったのですが、だいぶすっきりしてきました。
ところで、いぶし瓦と陶器瓦の大まかな使い分け(金額、風格もあるでしょうが)、もともとの性能、のちのちのメンテナンスはどのようなものなのでしょうか。セメント瓦も含めて教えてくださると助かります。
参考URLなどありますか?。

お礼日時:2007/11/25 10:40

家のたい荷重を調べてください。


すると、載せられる瓦の重さが決まります。
最高級某土瓦を載せられるだけの強度のある家は珍しいです。

柱が細い普通の建売住宅クラスですと、軽い瓦しか載せられません。重い瓦を載せると家が崩れます(例、新潟の地震)。
一方、風が強い地区ですと、軽い瓦ですと風で飛んでいってしまいます。

このあたりで、「使える瓦」が自動的に決まってしまいます。

「軽い瓦」ですと、瓦は飾りです。かわらの下にゴム製シートを張ってこのゴムシートが雨よけになります。
ゴムシートを使わないで、紙を使う工法もあります。これは、重い瓦、軽い瓦ともに共通した広報です。

重い瓦を使って、日本本来の細かい木を積んで、その上に瓦を置き、瓦で防水するという後方もありますが、これをできる職人が生きているかどうか。少なくても昭和40年代以前にふいた経験のある方でないとわからないで仕様。

多分価格面から「軽い瓦」しか使えない柱などの設計になる弟子用から、防水用ゴムシートさえしっかりしていれば、後は、何を積んでも関係ないでしょう。クギで打ちつけますので、かわらが飛ぶことはないと思います。

贅沢品として富の象徴に瓦を使うのでしたらば、価格の高いものを選んでください。
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この回答へのお礼

家のたい荷重ですか。そんなことぜんぜん考えていませんでした。
瓦をのせたいと設計士にいっておけば、そこまで考えてくれているものだと思っていましたが一度確認します。

お礼日時:2007/11/25 10:30

 「三州瓦 価格」で検索するとあれこれ出てくるでしょう。


 おそらく使用するメーカーなども決まっているでしょうから、そのメーカーや製品名まで把握すればグレードは特定できると思います。
 いぶしは安い方ではないでしょう。

 参考URLを一つ貼っておきます。
http://www.roofs.co.jp/okamoto/kakaku/kakaku.htm
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
参考URLとっても参考になりました。
一度じっくり検討してみます。

お礼日時:2007/11/25 10:26

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