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百済はどうして『くだら』と、新羅はどうして『しらぎ』と読むのでしょう?
ひゃくさい、ペクチェ。しんら、シルラではなく。
ふと、疑問に思ったモノですから...。

A 回答 (6件)

ANo.3の者です。


ご質問自体がそのようなことなんじゃないですか?
「しんら」と呼ばずに「しらぎ」と読むのは何故か?
ならまだ分かりますが。。。

ちなみに
新羅は「日本では「新羅」に「城」を付して「しらぎ」と呼ぶ」と
その筋の辞書にはあります。
信憑性があるのかないのか知りませんが
ウィキの方には奈良時代には「しらき」と清音だったとあります。

漢字の伝来の歴史に起因するものと思われます。
あまり詳しくはないのですが
一説によると
日本における漢字は
漢字自体は中国からやってきて
表音は朝鮮からわたってきたそうです。
なので
漢字と読みが合わない言葉はたくさんあるわけです。

あなたの例でいくと
キムイルソンは金日成ですよね。
このようなことが大昔に起こっていたわけです。
たとえば
国字なども漢字伝来の歴史の流れから派生した文字ですよね。

これは日本だけに限らず
漢字文化圏ないでも言える事で
たとえば朝鮮半島もかつては漢字を使っていたわけですよね。
それがハングルになっていくわけです。
ということはかつての朝鮮半島でも
本来の漢字の読みとあわないものもたくさんあったはずです。
それが伝わったのかもしれないし
そうでないかもしれない。

他の例をあげると
日本には新羅神社というものがありますが
「シラギ」「シンラ」どちらの読み方でも良いようです
新羅三郎という源氏の方がいたんですが
この方は
一般には「しんらさぶろう」です。
これですら
結局どちらが正しい読みなのかは分からないわけです。

個人的な話ですが
ひゃくさい ペクチェ しんら シルラ
これらの表記を全て見たことがあります。
現在もよく分かってないことが多いみたいです。
私自身は
「シルラ」に「新羅」という漢字を中国か朝鮮であてていて
それが日本に伝わったときは
日本で新羅のことをシラギと読んでいたので
ずれが生じたのではないかと考えるわけですが
私の話は嘘かもしれません。

百済についても同様で
いまいち分かっていないというのが
現在のところでしょう。
ただ日本語の音とずれている漢字はたくさんあるという認識でいいんじゃないですか?

この回答への補足

「高校時代に使っていた山川出版社の『新版改訂・世界史用語集』
(1977年版)と『新版・日本史用語集』(1978年版)を見てみたら、世界史の 方は、
  新羅シンラ(シラギ) “しらぎ”は日本名。(以下略)
  百済ヒャクサイ(クダラ) “くだら”は日本名。(中略)663年の白村江ハクスキノエの戦いで、日本軍とともに完敗した。 とあり、云々」という記述を見つけました。お礼を書いた後で見つけましたので、補足欄で報告させていただきます。教科書に載っているのだから、正しいかどうかは別にして、『定説』なのだろうと思います。安易に質問せず、もっと調べてからにします。反省します。

補足日時:2007/11/28 17:05
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この回答へのお礼

丁寧な回答をありがとうございます。
わからない。
しかし、回答者様の個人的理解では「くだら」、「しらぎ」は日本側の名前である。という理解でよろしいでしょうか?
魅力的な説だと思います。

お礼日時:2007/11/28 16:52

No.4の方の意見に賛成です、和戦状態はわかりますが、我が祖先も仲が悪かった新羅から政略結婚の意味が強いようですが紙漉きの技術者と共に嫁さんを貰っています、政府間ではいざ知らず民間では戦闘状態などお構いなしに交流があったようです、のんびりした時代だったのでしょうね。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ひまな年寄りなモノですから、いろいろ調べていたら、http://oshiete1.goo.ne.jp/qa275796.htmlを見つけました。
No.4の回答者様の回答によく似た回答がありました。
それでも、私としては首をひねりますねぇ。

お礼日時:2007/11/28 16:55

有力な説としては、日本に亡命してきた百済人が自分たちの国のことを


「大国」、朝鮮語で「クンナラ」と呼んでいて、それがなまったというものです。

新羅についても、百済人が「新羅の奴ら」という意味の言葉で「シラギ」と
呼んでいて、それが日本でも定着したということのようです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。申し訳ありませんが、三国と倭の和戦を含む濃密な交流史を思いますと、「なるほど!」と感じかねます。新羅からの渡来人を置いて、新羅郡をおいたという歴史もあることですから、「新羅の奴ら」というのは頂けないと思いますが...。
せっかく教えていただいたのにごめんなさい。

お礼日時:2007/11/28 09:28

最近の教科書は


シルラやペクチェも記載があるはずです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。せっかく教えていただいたのに申し訳ありませんが、金日成を昔は「きんにっせい」と発音していたが、近頃は「きむいるすん」と発音する。それだけのことではないでしょうか?

お礼日時:2007/11/27 19:43

百済や新羅があった当時では「百済」と書いて「くだら」, 「新羅」と書いて「しらぎ」と読んだらしいという説があります.

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この回答へのお礼

ありがとうございます。出典を教えて下さると、なお、うれしく思います。

お礼日時:2007/11/27 19:41

固有名詞です。

読み方の決まりです。
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