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「火」「炎」は元素記号で表せるものですか?
それとも気体?
いったい正体は何ですか?
ご存知でしたら、バカなやつと思わず、教えてください。

A 回答 (4件)

危険物取扱者試験での燃焼の説明に「炎が見えているときは気体が燃えている」という文章があります。


固体が燃えるときには炎は見えません。火花が見えるときは高温の固体が飛び散っているときです。
液体は普通燃えません。気体になってから燃えます。蒸発燃焼という言葉が使われています。
炭が燃えるときでも炎が見えるときと見えないときがあります。炎が見えるときは反応が2段階で起こっていることになります。まず、炭の表面で気体が生じる反応が起こり、次にその気体が燃える反応が起こります。炭の表面ではC→COが起こり、CO→CO2の反応が炎として見えていると考えていいでしょう。

炎が見えるのは化学反応により生じた熱のために光が放出されるからです。でも「炎=光エネルギー」と言ってしまうと少し「?」となります。
#1でも
>炎のように形を成すのは、気体が拡散してそれらが燃焼しているためです。
と「物質」であると書いてあります。でもその上の文章に
>物体が燃焼するときに発生する光エネルギーです。
と書いてありますので文章を読むと「炎=光エネルギー」だという印象になります。
#2は「炎=光エネルギー」だいう文章です。

質問が
>元素記号で表されるものですか?
>それとも気体?
というものでしたからこういう回答になってしまったのだろうと思います。
この質問の文章では「気体は元素記号では表されないもの」という内容になってしまいます。メタンやプロパンが燃える、一酸化炭素が燃える、アルコールが燃える、・・・はすべて元素記号で表されます。「元素記号で表されるもの=物質」と考えるのが普通でしょうから「気体は物質ではなくて状態である」と理解しているという印象になります。
この2行の意味が不明なわけです。
もうひとつ可能性があります。
「元素記号」という言葉を使っていますが「元素」という言葉を#3にあるようにギリシャ時代の4元素説のなかの元素の意味で使っているのかもしれません。「周期表に載っている元素以外に『炎の元素』というのがあってそれを表す特別な記号がある」と考えているのかもしれないということです。
炎は「物質ですか? それとも状態ですか?」という質問であれば違った表現の回答になった可能性があります。

4元素説でいう土、水、空気、火は「物質の3つの状態(固体、液体、気体)とその移り変わりの原因となるもの」という理解になると思います。
この説明は教科書にも出てきます。それは元素という言葉の移り変わりを示すためです。また物質と物質の世界で起こる現象をより基本的な存在の組み合わせで説明しようという考え方の流れの紹介としてです。
高校で「炎は物質ではない」とは教えていません。

「炎の中では気体の燃焼が起こっている。」
「ローソクの炎の中では蝋の蒸気が燃えている。」
ファラデーは「ローソクの科学」のなかで色々実験をしながらこのことを説明しています。
炎は金網を通り抜けることが出来ないという実験をやると炎が温度の高い物質であるということが良く分かると思います。「炎の温度が下がると炎としては見えなくなる。でも炎が見えなくなっても炎の元となっていた物質は存在する」というのが明らかになります。
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この回答へのお礼

「1を聞いて10を知る」解説ありがとうございます。
「C→CO→CO2の移り変わり」・・酸素がないと燃えないわけだ。
「炎の中では気体の燃焼が起こっている」
「4元素説の状態の移り変わり」
「炎が見えるのは化学反応により生じた熱のために光が放出される」
 イメージでは
★気体が化学反応により燃焼という状態の移り変わりを経て、熱を発しそのために光が放出される。★
 でしょうか?
たくさんの文字で、丁寧に教えていただきありがとうございます。

お礼日時:2007/11/30 13:19

すごくいい質問です!



炎から出てくる光や熱は物質ではないですけれど、
その光や熱を出しているゆらゆらした実体はどう見ても「物質」でしょう。あの「気体」状の物質は化学反応(たぶん酸化還元反応)で多量のエネルギーを放出しているので、それが光や熱として観測されるわけです。

確か高校の教科書で「炎は物質ではない」と習うのですが、あれば古代の元素論で炎が元素として数えられていることを非難しているのであって、ちょっと言い過ぎです。私もこの質問を読むまでは、すっかりだまされていました。教科書関係者が読んでいたら、再考いただきたい。
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この回答へのお礼

ゆらゆらした実体はどう見ても「物質」・・・うんうん
根拠ないけど、そう思う。

ありがとうございます。
質問したのにほめられたのは、初めて。

お礼日時:2007/11/29 01:53

化学や物理などの教科書では火や炎は「光+熱」と表記されることがあります。


元素そのものではなく、反応によって発せられたエネルギーです。
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この回答へのお礼

火や炎は「光+熱」
ありがとうございます。

こんなに身近なのに、不思議すぎる・・・

お礼日時:2007/11/29 01:47

元素ではありません。


物体が燃焼するときに発生する光エネルギーです。
炎のように形を成すのは、気体が拡散してそれらが燃焼しているためです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
元素ではなく
正体は光エネルギー・・・うむぅぅぅぅ
ありがとうございます

お礼日時:2007/11/29 01:45

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