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前に映画「トラ!トラ!トラ!」を見てかっこいいと思ったので、
今度真珠湾攻撃時の零戦21型を作りたいと思っています。

ですが、これはMr.カラーの明灰白色(三菱系)が
一番「正しい色」なのでしょうか?
映画ではこれよりもうちょっと白っぽい気がしたので・・・。

それにいろんなサイトを見ているとたまに緑が混ざったっぽい、
いわゆる飴色?を塗っている人もいるんですが、
本当はどっちが正しいのでしょうか?

詳しい方いましたら教えてください。
また参考になる本、サイト等を知っていたら是非教えてほしいです。

A 回答 (2件)

零戦21型(11型も含む)の塗色に関しては、色んな説があります。



最初、名灰白色(Mr.カラーNo.35)と呼ばれているのが、一般的でしたが、これはMr.カラーが独自に付けた名前で、本当はJ3灰色と言います。で、この塗料の色が零戦の灰色と言う概念を植えつけてしまいました。所が、ここ数年前、ニュージーランド付近の海底から引き上げられた当時の零戦21型の破片を、某模型雑誌の編集者が入手し、それが切っ掛けで、色問題が急浮上(再浮上?)して来ました。

その破片に塗られていたのが、今言われている「飴色」と言う事で、まだ決着はついていません。

ただ、最近はこの説が有力になっているようで、各社からこの飴色に該当する塗料が発売されるようになりました。タミヤ1/32零戦21型にもこの色のイラストが使われていて、同社から缶スプレーと水性アクリル塗料が出ています。(Mr.カラーには存在しません。)

その後、ガイアノーツが、旧日本海軍の航空機用に制定された色見本帳を発見したと言う事で、新たな塗料が誕生しています。こちらをご覧下さい。⇒http://www.gaianotes.com/products/gaia_color_mil …

ここにある「灰緑色」と言うのがそれです。私はこの塗料は使った事はありませんが、同社の塗料は時々使用しています。特に白や黄などの塗料は、Mr.カラーに比べ、隠蔽力が高くお気に入りです。(Mr.カラーと互換性があり、調合も可能ですし、薄め液もMr.カラー用が使えます。その逆もOKです。)

と言う事で、本当に正しい色と言うのはどれだか断定出来ない状況ですが、少なくとも、そのどれもが間違っていると言うわけではなく、ご自分のイメージで塗装されるのが一番だと思います。私は今、ハセガワ1/72零戦32型を製作中ですが、塗料はMr.カラーのNo.35で塗ろうと思っています。(まだ在庫が残っているので、使わないと勿体無いし、同社の11型、21型もこの塗料で塗っていますので、統一感を持たせたいと言う意味もあります。)

あと資料になるかどうか分かりませんが、参考になりそうなサイトをいくつか紹介しておきます。
http://www.biwa.ne.jp/~yamato/zeke.htm
http://www5d.biglobe.ne.jp/~cocoro/sub54.htm
http://plane.boo.jp/20826a6m2.html
http://www.geocities.jp/toraiti2/hikouki.html

あと雑誌類ではモデルアートの増刊や、各種模型雑誌が参考になると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

とても詳しい回答で大変参考になりました。

本当の色はわかっていないと言うのにはびっくりしました…。
当時のパイロットや整備兵から話を聞く機会はなかったのでしょうか?
結局どの色かわからないという事なので、好きに塗ろうと思います。
やっぱり明灰白色も捨てたがいですが、
僕もガイアノーツの塗料は前々から気になっていたので、
模型店を探してセットがあれば、これを機会に塗ってみようかなと思います。

お礼日時:2007/12/03 02:17

プラモデル作りで正解の色なんてあるのでしょうか?


全てはモデラーの主観でいいのでは?

「メンフィスベル」だって、映画のB17は全然実機と異なる仕様ですよね。
「トラ!トラ!トラ!」仕様を作るのか、実機仕様を作るのか、イメージ優先で自分で好きな色を塗るか、全てはあなた次第です。
(映画で白っぽく見えたのはスケール効果を加味した塗装をしていたのではないでしょうか?)

色って光源が変わると違って見えるんです。
太陽光でもピーカンや曇りで眼が受け取る色が変わります。
プラモを作るときは同じアイテムでもスケールが違えば色味や塗装方法を変えますよね。
完成品を写真に撮ると現像で色も変わります。それが本に載るとまたインキの関係で変わります。(プロモデラーは撮影時の照明による色の変化も考えて塗装しています)
実機であれば、同じ機体でも時期によって塗り替えたりすることもあるでしょうし、その実機が残っていたとしても色があせているでしょう。
敢えて言うならそのどれもが正解です。

零戦については知識がないのですが、先の回答者様は当時の塗膜片が見つかり、それがきっかけで飴色の考証が真実味が高まったということなわけですが、ペンキだって時間が経てば黄変することも考えられるわけで…。
誰も当時の色を証明できない以上、自分で信じる色を塗っていいのでは?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

そうですね。模型は何色を塗ってもいいんですよね。
昔はガンプラばっかり作っていたので、
色なんか気にせず、好き勝手塗っていたのですが、
スケールモデルに乗り換えてから良くも悪くも
少しでも実機に近づけたいと思うようになっていたようです。
今回は自分の信じるというより、塗ってみたい色を塗ってみる事にします。

お礼日時:2007/12/03 02:23

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