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はじめまして電気屋に勤めたばかりの電気屋の卵です。
(1)ケーブルの選択について教えていただきたいのですが、リミッターを40Aから60Aに変更したい場合、引込み口配線の太さが問題になって来ると思うのですが、許容電流表と照らし合わせてみると、VVケーブル 断面積 5.5mm2の場合 3心1条布設で 28A となっているのですが、 断面積 5.5mm2のケーブルではリミッターを60Aには変更できないということでしょうか?
(2)50Aなら可能でしょうか
(3)また許容電流表の見方として、5.5mm2の場合 3心1条布設 28Aとは  56A (28A×28A)までは電気を流せるということでしょうか。許容電流表の見方も理解したいと思っております。
私の会社は今まで容変工事は他社にお願いしていたのですが、オールデンカを希望する方が増えてきていまして、現場レベルでの即回答が必要になり、本来なら勉強してからお聞きすべきですが、ご教授宜しくお願いいたします。

A 回答 (11件中1~10件)

工事を他社に依頼しているのであれば、依頼先の基準にしたがって回答して下さい。


貴方の回答と工事内容が異なると問題になります。
知識が必要なら「内線規定」の購入をお勧めします。
基本的な考え方は・・・
分電盤についている配線用遮断器(ブレーカー)や漏電遮断器(漏電ブレーカー)は、1極でもトリップ電流を超える電流が流れるとトリップ(遮断)します。
たとえば50Aならどの電線でも50Aを超えれば切れます。(逆に言えば各相に50Aずつ流れても切れません)
リミッターは電力会社が取り付ける特殊なブレーカーで電力会社によって呼び方が異なり「サービスブレーカー」などと呼ぶこともあります。
リミッターは、全部の極に流れる電流の合計がトリップ電流になります。
単相三線3P50Aのリミッターであれば、R=25A、N=0A、T=25Aまで流せることになります。
このような違いがあるため、たいていは、(分電盤主幹ブレーカートリップ電流)=<(リミッター電流÷2)の関係で使用されます。
電線の許容電流は、一本の電線を30℃の空中に浮かし、他からの熱の影響を受けない状態で、導体の発熱温度が被覆の絶縁物の許容温度に以内になる電流値です。
(絶縁物の許容温度はビニルなどの60℃が基準)
一般的には
周囲温度が30℃より高ければ許容電流を小さくしなければならない。
束ねた時のように他の電線の熱の影響を受ける場合(放熱が悪くなる)は、許容電流を小さくしなければならない。
(多芯ケーブルや管内敷設など)
被覆している絶縁物の許容温度が高いと許容電流を大きくできる。
(合成ゴムやポリエチレンなどは許容温度が高い)
従って
リミッターの場合はリミッター電流の1/2、ブレーカーならトリップ電流以上の許容電流を持つ電線またはケーブルを用いれば良いのです。
このほかには短絡からの保護や電圧降下などを考慮する必要があります。
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この回答へのお礼

詳しく説明頂き回答ありがとうございます。内線規定を購入しようと思います。ひとつ教えてください。
>リミッターの場合はリミッター電流の1/2、ブレーカーならトリップ電流以上の許容電流を持つ電線またはケーブルを用いれば良いのです。
ということは
50Aのリミッターの場合、
50A(リミッター)÷2=25A(以上の許容電流であればOK?)
断面積5.5mm2の場合 3心1条布設 28A なので 
断面積5.5mm2を使っていいということになるのでしょうか?
ご指導お願いいたします。

お礼日時:2007/12/06 12:04

大変失礼しました。

再訂正させていただきます。
koikoiarareさんのご指摘のとおりR,T相の合計電流で動作するようです。
したがって50Aのリミッターの場合は、最悪でR,N相のみの負荷の場合は
R相に50A流れることになるので電線はこれに耐えるものが必要です。
(手元に内線規定がないので・・・
電線サイズについても規定があったような気がします)
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リミッターがトリップするのは3極すべての合計ではなくR相とT相の合計です。


許容電流表は電灯の場合2心の欄を見ます。
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リミッターについて誤解を受けるような回答をしましたので訂正します。


50Aのリミッターは、三極すべての電流を合計した値が50Aを超えると
トリップするという意味です。
リミッターは契約電力以上の負荷がかからないように制限するためのものなので、
リミッター二次側の漏電ブレーカーか分電盤メインブレーカーの容量も考慮する必要があります。
この配線が引き込み用でしたら、将来の容量アップも考えてもう少し太い電線を選んだほうがいいと思います。
くどいようですが、施工を行う資格(電気工事士)をもった取引先の基準にしたがってください。
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ブレカーの動作時間表


125%、200%、引き外し時間(JIS C 8370) (40℃) ブレーカの定格電流
(A) 動 作 時 間
定格電流の125% 定格電流の200%
30   以下 60分 以内 2分 以内
31 ~  50 60分  〃 4分  〃
51 ~  100 120分  〃 6分  〃
101 ~  225 120分  〃 8分  〃
226 ~  400 120分  〃 10分  〃
401 ~  600 120分  〃 12分  〃
601 ~  800 120分  〃 14分  〃
801 ~ 1000 120分  〃 16分  〃
1001 ~ 1200 120分  〃 18分  〃
1201 ~ 1600 120分  〃 20分  〃
1601 ~ 2000 120分  〃 22分  〃
2001 ~ 2500 120分  〃 24分  〃

60Aのブレカーならば75Aで2時間も最大にブレーカが落ちない可能性があるんです
120Aならば・・8分ブレカーが落ちない可能性があるんだよね
下手すれば・・14SQならば火を噴くぞ・・・・・

ブレーカって許容電流を超えても直ぐには落ちません
動作に時間が掛かるのです
1.25倍を超えてくると動作時間は短くなるので



したがって1.25倍して配線(幹線系)保護するために計算の数値にいれます(No7にある短絡からの保護の考え方の一例 私は1.25するのは法令のブレーカーの動作規格から1.25としてます)

また表は周囲温度が30℃時の最大電流の表ですから・・・
最高気温は40度の時代ですから温度補正をかけるか

さらに念の為にマージンを持たす為に・・安全率を設定します
夏には、30度を超える温度上昇が見込まれるので
取り合えず0.8にしてその分のマージンを見てます


どの位の温度で使用するのか・・
どの位マージンを見るのか・・・

は、NO7に有るとおり依頼先の基準に寄ります

また
絶縁物の許容温度はビニルなどの60℃が基準ですので

これ以上の温度で使用する時は特殊ケーブルを使用することになります


実際の計算がするのは・・・・・
色々と考えないと行けません

なぜ配管に入れるときは軽減係数がいるのかとかね
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住戸の場合の幹線ケーブル



電圧降下を無視出来る亘長の場合
リミッター50AではCV8-3C
60AではCV14-3CでOKです。

許容電流からケーブルサイズを決める場合ブレーカのトリップ値に
1.25倍はしません。
安全率0.8ってなんですか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
SVケーブルやCV、CVTなどリミッターの選択方法を知りたいです。
なぜそのケーブルになるのか根拠も知りたいです。
既存の住宅の場合SVケーブルを使用しているケースがほとんどで、現在使用しているSVケーブルで最大どれくらいのリミッターを付けられるかなど説明できるようになりたいのです。
お手数をおかけしますがご指導お願いいたします。

お礼日時:2007/12/03 23:10

No4です。


先ほど「用途も動作特性も全く違います」投稿しましたが、一部兼ねている場合もあるので、「用途も動作特性も違います」に訂正させてください。
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私は東京電力管轄の地域の事しか分かりませんが、


リミッターを60(50)Aにするには最低、主開閉器30Aで幹線8スケ(CVは5.5)以上が必要です。
リミッターと主開閉器は用途も動作特性も全く違いますので、注意が必要です。
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<許容電流表に書いてある数字は1本あたり(赤線、白線、黒線、のうちの)赤線の数値かと思っていました。

> → それでいいのです。赤とは限りませんが3線とも同じです。でも足し算をする必要はありません。
許容電流表が入手できないかと聞かれたので、googleを使って探しましたら、下記のサイトが見つかりました。私の手元の表とは少し数値が違います。多分私のが古いからだと思います。
http://www.fujikura-dia.co.jp/pdf/260-264.pdf
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この回答へのお礼

何度も返信ありがとうございます。ものわかりが悪いのでもう少し教えてください。
許容電流表のサイトを教えていただき、その中で262ページの(300Vビニル絶縁ビニルシースケーブル(VV))の表の中でたとえば断面積14mm2の3心1条布設の場合は 50となっておりますが、14mm2のケーブルでは 50A×0.8=40A なので40Aまでしか使えないケーブルということでしょうか?
今後のことも考え、計算の仕方や表の見方も確実に勉強したいと思っております。宜しくお願いいたします。

お礼日時:2007/12/03 12:58

私の手元の資料では、管路布設で導体温度を60℃としたときのVVの許容電流は次の通りです。

空中暗渠布設の場合もほど同じです。
VV5.5sq3c → 30A   
VV 8sq3c → 37A
VV 14sq3c → 51A
VV 22sq3c → 66A
よって、上記電流以下のMCCB(NO1様のご回答のとおり×0.8がベストですが、多少ゆるく考えても×1を超えてはいけません。)で保護しなければなりません。
質問者の所では現在40A分岐で5.5sqを使っているとのことなので、事故が起きたら塩ビが燃えるかもしれません。従って60A分岐に変更などとんでもないことです。60A分岐なら22sqを使うことになります。NO1様のご回答もそうなっていますね。
許容電流表の見方についてお尋ねですが、書かれている電流値以上では使えないということです。<28Aとは56A (28A×28A)>という理屈がどこから出てきたのか想像できませんが間違いです。28Aは28Aです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。(28×28)というのは(28+28)と記入間違いもしましたが、、恥ずかしながら許容電流表に書いてある数字は1本あたり(赤線、白線、黒線、のうちの)赤線の数値かと思っていました。
Denkigishiさんが教えてくださった
VV5.5sq3c → 30A   
VV 8sq3c → 37A
VV 14sq3c → 51A
VV 22sq3c → 66A  の表はどこか入手できないでしょうか。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/12/02 21:35

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