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たんぱく質を構成するアミノ酸には20種類あると聞いたのですが、どうして
20種類なのか教えてください。なぜ、21種類以上ではないのでしょうか?

A 回答 (3件)

そもそも、タンパク質がどのようにしてできるかはご存知でしょうか?


三つずつの塩基配列によって一つのアミノ酸は決定します。
コドン表というものを知っていますか。つまり、人間が自分の情報として持っている本(遺伝子)を読む際に暗号となるもの(塩基)が、三つ組になって一つのアミノ酸を示すのです。その塩基には4種類あって、記号化するとA,U,C,Gです。この中から、三つを選んで並び順を決める方法は64通りありますが、実際のアミノ酸は20通りですね。それは、同じアミノ酸を示す三つ組もあるからです。一つ間違えても(変異が起こっても)影響を与えないために、だそうですが、その結果アミノ酸はたまたま20種類になったのではないでしょうか。コドン表を見たら少しは納得が行くかもしれません。
質問の意図する答えではなかったら、ごめんなさいね。
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この回答へのお礼

質問にこたえていただきありがとうございました。コドンの重複がキーワードに
なっている、ということですね。参考にします。

お礼日時:2001/02/04 15:39

何故なのかは私も知りませんが,偶然の結果ではないかと思います。

あるいは,まだ見つかっていないだけかも知れません。

ちなみに,細胞内のアミノ酸は20種の標準アミノ酸に限りません。その他の標準アミノ酸から誘導された特殊なアミノ酸がある限られたタンパク質の構成成分として見出されています。


例えば,

4-ヒドロキシプロリン,5-ヒドロキシリジン:結合組織中の繊維状タンパク質コラ-ゲン中に存在。

N-メチルリジン:筋肉の収縮タンパク質ミオシン中に存在。

γ-カルボキシグルタミン酸:血液凝固タンパク質プロトロンビン中に存在。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2001/02/06 12:21

 難しい、質問ですねー。

なぜ、19でも21でもなく20なのか。

 正確な解答はだれも知らないでしょう。学問的には化学進化という部類に入ります。下記のような学会に出席している先生方に直接お伺いすれば何かわかるかもしれません。最先端の研究者の方ばかりです。(基礎知識はひつようとなりますが、、)

 が、私の考えはこうです。生命が誕生するかしないかの時期の原始地球においては、いろいろな組み合わせで生命を維持しようという試みが行われていたはずです。15くらいのもあったでしょうし、30くらいのもあったかもしれません。もっというとたんぱく質を用いない系もあったでしょう。そのなかで、最も長く生命として維持されたのが、現在の生命だったというものです。20である必然性はおそらくないはずです。この系が偶然もっとも環境適応性が高かったのではないかと思います。

 しかし、残念ながら現在のところ「20個の必然性」の証明は不可能と思います。サンプルもこの地球における一例だけですし、計算が出来るほどにも科学はまだ進歩していません。遠い将来地球外生命体が数多く発見されて、統計処理が可能になれば何とかなるかもしれませんが。

 不十分な回答で申し訳ありません。

参考URL:http://www.bio.sci.osaka-u.ac.jp/~syuasa/society …
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この回答へのお礼

偶然である可能性がたかい、ということですね。参考にします。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/02/06 12:23

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