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テトラ社の22×22×28(14リットル)水槽セットにネオンテトラを5匹飼いだしました。
水草も3つ入れています。

5日後に同じテトラを10匹プラスしたところ、その後一日に3匹づつ位
死んでしまい、今では残り6匹になってしまいました…。

水あわせはきちんと行いましたが、浄水器の水を一日放置し、中和剤をいれて水づくりをしたので、それが原因でしょうか?

●エアレーションは水草とフィルターからの水流だけで大丈夫と店員さんがおっしゃったので使っていません。
ちなみに、テトラたちは水槽の下の方で泳いでいます。

●水草は名前が分からないのですが、3コとも縦に長い大きめのものです。水槽に対して水草が大きすぎる・多すぎるとかありますか?

●この大きさの水槽で飼える数はテトラやグッピーだったら何匹くらいなんでしょうか?

質問ばかりですみません。
実家では大きな水槽で熱帯魚を飼っていたので、小型の場合がよくわかりませんでした。
よろしくお願しますm(__)m

A 回答 (4件)

No.1です。


ちょっと補足を。


残り餌,糞→アンモニア(猛毒)→亜硝酸(有毒)→硝酸(ほぼ無毒)
というのが、水槽内で起こっている生物濾過の基本です。

矢印間を分解するバクテリアの数が、水槽設置時には足りません。
これらのバクテリアは、空気中から侵入し、自然に増殖しますが、
十分な数に達するまでに、それなりの期間が掛かります。
(バクテリアを高密度に住まわせるための住居がフィルターの役割)

十分な数になるまでの間、毒物が蓄積して魚を死に至らしめることになってしまいます。
水量に対し、魚の数が多いほど、毒物の蓄積量が増えてしまいますので、
「少なめの数でスタートすべし」「毒物に変換される餌は僅かしか与えるな」と言われるわけです。

毒物蓄積の対策は、水替えです。
安易な水替えはリスクでもあり、普段はオススメしかねますが、
立ち上げ時期はそんなことを言ってはいられません。
拙いと思ったら、水替えをして、毒物の濃度を薄めましょう。
アンモニアや亜硝酸は、目には見えないため、試薬があればタイミングが測れます。

バクテリアの最終生成物は、硝酸で、これは水槽のpHを下げます。
硝酸は水草の栄養でもありますが、コケの栄養でもあります。
また、pHがあまりに下がりすぎると魚は生きていられません。
従って、硝酸の蓄積状況をpHを計測することで、pHが限界近くに下がったら
水替えというように、普段は維持することになります。

ただし、水槽内に、カルシウム源(大磯砂の貝殻やサンゴなど)があると、
硝酸とカルシウムが反応してpHは高止まりになり、今度は硬度(GH)が上昇することになります。
硬度も、魚が不調になる原因として関係がありますが、pHの低下ほど急速な危険は少ないです。
とはいえ、そこで大幅に水替えしたりすると、頓死とか病気とかの可能性は上がります。

これが魚飼育に必要な知識です。

ちなみに、ネオンテトラは pHが低い状態で調子の上がる魚(中性~弱酸性),
グッピーは pHの下限値が高い魚(弱アルカリ性~中性)で、混ぜて飼うのは、あまり推奨できません。


外掛け式は、濾材容量が少ないうえ、メーカーが2週間ほどで交換が推奨しているフィルターで、
メインの濾過が魚の命を維持する生物濾過ではなく、
人間側の見た目を良くする物理濾過(ゴミ取りや活性炭による吸着)の比率が高く、
あまり良いフィルターとは言えません。
なにせ、せっかく居着いたバクテリアを捨てるわけですので...

もっとも、じゃあ飼えないのか?と言われれば、濾過バクテリアはフィルターにだけ繁殖しているわけではなく、
酸素があって、固体表面ならどこにでも繁殖しますので、水槽全体で濾過を維持している形になるわけです。
ですが、生体の生命線とも言える生物濾過に不安定さがあることは、決して良いとは言い難いでしょう。

というわけで、外掛けフィルターを生物濾過主体に改造することが、結構普通に行われています。
「外掛け 改造」で検索してみて下さいな。


ウォーターバコパは、弱酸性の軟水を好み、水に馴染むまでに、ちょっと注意が必要な水草。
アメリカンスプライトは、ちょっとばかし成長が早いのでトリミングが煩わしいですが、基本的にとても丈夫。
バコパモンニエリも、適応範囲が広い丈夫な水草ですが、成長は遅め。

水草は、切っても大丈夫です。
3束も買われたなら、水槽サイズから見て、量的に多いのかもしれませんね。
水草が良環境に貢献する役割も大きいので、アクセント程度よりも、沢山用いる方を推奨します。
テトラの13Wなら育つ水草もそれなりにあると思います。
5Wの方なら光量不足で育成不可。枯れると逆に水を汚してしまいます。


飼育数に関しては、意見が分かれていますので、補足を。
基本的に、どなたも正しいです。

濾過だけで言えば、濾過を強化して、亜硝酸さえ検出されなければ、魚を飼育することは可能です。
お持ちの水槽でネオンテトラを100匹だって出来なくはありません。
http://www.at-guppy.com/~honten/school/beginner/ …

ただし、魚が増えれば餌の量も増えますし、水の汚れは加速度的に悪化します。
それに伴って水替えなどメンテナンスの手間も頻度も増え、コケも出やすいですし、
水替えなどで魚に負担を掛けるため、病気にもなりやすくなります。
小さな水槽だと水温の変化が気温に追従しやすくなるため、何重苦にもなってしまいます。

で、手間やリスクを考えて、飼育数を決めるのが普通です。
だからこそ、回答は人の主観によってバラつきます

魚を滅多に殺さない位のレベルになった後、魚が長生きしない原因は?と言うと、
結局のところ、「ストレス」が原因なんですよ。
それは水質や水温などの環境の変化もストレスであり、魚同士の力関係もストレスです。
ストレスが掛かるほど抵抗力が落ち、些細なことでも病気にもなりやすくなり、そこは人間と一緒です。

そういうことで、フィルターメーカーなんかは、
「少なければ少ない方が良い」なんて回答をすることがあります。

私も45cm以下の水槽だと、濾過能力に関わらず、少なめに飼った方が良いと思います。
【小型水槽ほど、魚に掛かるストレスをかわす手段がない】ですので。

個人的には小型水槽が大好きなのですけれど、だからこそ、掛かる制約には注意を払っています。
人間の都合のために、魚に負担を強い過ぎるのは、飼育者として、何か違う気がしますので。
とはいえ、こういうことを思うまでには、沢山魚を殺した経験があってこそ...なんですけどね。
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この回答へのお礼

ご丁寧にたくさん教えて頂いてありがとうございます!!

熱帯魚は実はどの動物よりも飼育が難しいようですね…。
でも残りのテトラたちが住みやすいようにがんばります。
フィルターの改造ですね!
調べて実行してみます。
水草も種類によってこんなに違うんですね。
早速カットして泳ぎやすいようにしてみます。
こんな長い文章うっていただいて感謝してます!
ありがとうございました(*^_^*)

お礼日時:2007/12/06 16:52

ネオンテトラは割と丈夫です。

もともと状態が悪かった可能性もあります。

我が家の過密水槽を紹介します。

【16リットル水槽】

・ネオンテトラ17匹
・オトシンクルス2匹
・水草は金魚藻(マツモ)だけ
・外掛けフィルタAT-20(純正ろ材)

純正ろ材は月1で交換
水替えは週1で5リットルほど交換
(1晩汲み置きの水道水)

2年目に突入しました。

魚の数が多くなると餌の争奪戦に負けてしまう弱い魚が出てきます。
(上記の水槽には当初20匹ネオンテトラが居たのですが、3匹餓死させてしまいました。)
6匹程度なら餌が充分に行き渡るでしょう。現状維持(6匹)をオススメします。
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この回答へのお礼

お答え頂いてありがとうございます。
17匹も2年間ですか!すごいですね(^・^)
昨日さらに2匹死んでしまいました…。

同じような大きさの水槽だけに日ごろのお手入れなどとても参考になりました。

水草なのですが、3つ入れてますが、とても水槽に対して大きく感じています。調べてみると
●バコパ・モンニエリ
●ウォーター・バコパ
●アメリカン・スプライト   という名前の水草でした。

この水草を半分くらいカットしても問題はないのでしょうか?

お礼日時:2007/12/05 05:09

こんにちは。



水槽をセットして1ヶ月以内ではまだ濾過バクテリアが充分に繁殖せず、水が出来ていない不安定な時期ですから、追加しなければ良かった筈です。

設置後魚を飼育すると1週間後には猛毒アンモニアが発生します。これをエサとして水質浄化をする亜硝酸菌(バクテリア)が発生してこのアンモニアを有害な亜硝酸(NO2)に分解します。更にこの亜硝酸をエサとして比較的無害な硝酸塩(NO3)に分解する硝酸菌(バクテリア)が発生してさかな達が快適に暮らせる環境が出来上がるのに1ヶ月掛かるわけです。

この水質浄化するバクテリアは濾過槽の濾材に自然と繁殖するものですが、質問者様がお使いの外掛けフィルターはバクテリアの繁殖する場所が非常に少なく、改造するか底面フィルターを直結するかしないと効率的な生物濾過は期待できない製品で過去にこのサイトで数え切れない程の悲劇を生んだフィルターです。

>エアレーションは水草とフィルターからの水流だけで
エアレーションは水面が波立つだけで充分に供給されますが、肝心な濾過不足によるアンモニアのことはお聞きしませんでしたか?

>浄水器の水を一日放置し、中和剤をいれて水づくり
一日放置しなくとも水道水に中和剤を入れれば即大丈夫です。
水づくりとは水槽内にパイロットフィッシュを入れ1~2週間濾過器を回しバクテリアの繁殖を待つ事を水づくりと言うので最初に水槽に入れる水は中和剤を入れるだけのことです。このときに25度にしましたか?

>水草が大きすぎる・多すぎるとかありますか?
余り関係は無いでしょうが、小さな水槽に大きな水草は見た目も悪く二酸化炭素濃度の問題も有り、上手く育ちますかね。

>この大きさの水槽で飼える数は
初心者に多い質問ですが、水槽の大きさで飼育数は限定できません。
飼育数を確認できるのは濾過能力で、猛毒アンモニアはもちろん有害な亜硝酸が発生しない間は大丈夫と思って下さい。
5匹では亜硝酸が発生しなくとも10匹入れるといきなり高濃度の発生をする事が多々ありますので、これが解るのは飼育者の質問者様が亜硝酸試薬で計測した時だけとご理解下さい。水槽の大きさや水量で○匹の飼育が可能と仰る方は大体のいい加減な目安と思って下さい。

単純に初心者の方が、効率の悪い外掛けフィルターで現在の水槽でしたら2~3匹が、グッピーでしたら1ペアが安全圏でしょう。
参考まで。
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この回答へのお礼

丁寧に教えて頂いてありがとうございます。
私が無知すぎたことで可愛そうな事をしてしましました。

>肝心な濾過不足によるアンモニアのことはお聞きしませんでしたか?
これは初耳です…。勉強してない私がいけませんね。
エアーは酸素を送り込む以外にも違う役目があって、やっぱり必要ということですよね?

外掛けフィルターがそんなにダメだったなんて…

確かに実家の水槽は熱帯魚やさんくらい大きく外掛けフィルターではありませんでした。

>このときに25度にしましたか?
水は、fish cafeという『麦飯石&腐植土抽出液』というものを入れて、26度に保ち一日放置しました。

教えてくださった事を参考に勉強してみます。
ほんとうにありがとうございました。

お礼日時:2007/12/04 09:45

> 5日後に同じテトラを10匹プラス



立ち上げ直後の水槽であれば、5日後に追加は早過ぎます。
正しくは、亜硝酸が検出されなくなってから。
濾過バクテリアが十分な数、繁殖してからでないと追加できません。
これは試薬で測らないとわかりません。

アンモニアや亜硝酸(猛毒)は、バクテリアの増殖に合わせ、蓄積された濃度が山なりにピークを描きます。
だから、大体○日くらいで...という根拠がいい加減だと、毒水のなかに魚を突っ込ませることになります。

具体的には、1~2匹から始めて、亜硝酸を計測していれば、
魚を追加できる時期は、20~50日くらい後になるはずです。
既存水槽から濾材を移植でもしていない限り、5日に10匹を追加が出来るケースは 少々考えにくいです。

また、水槽サイズ(水量)の割に、初期導入数も多いです。

当然、病気の持ち込みの可能性もありますし、
水合わせの「きちんと」もレベルがありますので判断できません。
水槽立ち上げ時のように何もかも揃っていない時期は、普段と同じではなく、
魚に負担を掛けないように、細心の注意を払うべき時です。

また、水道水がある程度こなれるまで、期間をおいて追加すべきでした。
これは水合わせというよりも、水あたり。
浸透圧やら電解質などの関係で、頓死したり、体表がやられ病気を併発したりします。
水あたりの恐れがある場合は、粘膜保護剤を使用します。

結局、最も気を付けなければいけない立ち上げ期に、
無理を重ねすぎたのではないでしょうか?

> 浄水器の水を一日放置し、中和剤をいれて水づくりをしたので、それが原因でしょうか?

これは関係ないでしょう。
ちなみに、浄水器があれば大部分の塩素などは除去されているはずですので、
1日放置する意味はなく、中和剤も念のためくらいの意味合いしかありません。
むしろ、1日置いた分、余計な雑菌が繁殖するだけかもしれませんし、
それをするくらいなら、温度合わせした水を即使う方がオススメできます。

ただ、関係ないと書きましたが、浄水器はもしかするとダメかもしれないです。
浄水器のなかには、カードリッジに抗菌と称して、銀を使用しているものがあり、(人体に)毒性があります。
水道水に銅や鉛を含んでしまうケースは想定内でデータもありますが、
銀というのは魚飼育では、あまり想定していないと思いますので、どの程度危険かは不明です。

> ●水草は名前が分からないのですが、3コとも縦に長い大きめのものです。
> 水槽に対して水草が大きすぎる・多すぎるとかありますか?

魚よりも水草の方が育成条件の幅が狭く、水草を育てる人は、水草に合わせて環境を整えます。
水草の名前が分からないのなら、誰もアドバイスできませんよ~。^_^;

ただまあ、多いとか大きいというのは、レイアウト面を除いて問題になるケースはありません。
レイアウトを考えると、小型水槽に合う水草は小振りのものが望ましく、選択肢は少ないです。

> ●この大きさの水槽で飼える数はテトラやグッピーだったら何匹くらいなんでしょうか?

個人的には、この大きさで、ネオンテトラやグッピーを飼育するのは勧めません。
ネオンテトラは成魚のサイズで、4~5cmになりますので、遊泳スペースが取れません。
水温変動の差など、悪条件の揃う小型水槽で、ストレスの増える飼い方をしても、
短期的ならともかく、寿命まで生かしにくいからです。

そこら辺に目をつぶったとしても、精々5匹程度までに押さえておくべきかと思いますよ。

小型水槽は、成魚で3cmくらいまで、温和しい魚にしておくのが望ましいと思います。
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この回答へのお礼

丁寧に教えてくださって、ありがとうございます。
あまりにも無知すぎなまま飼い出した事でこんなことになってしまい、
テトラたちに申し訳ないです…。

教えて頂いた事を参考にして色々勉強しなおして、
今残ってるコたちだけでも住みよくする為にがんばってみます。

猛毒がでるなんて…魚を入れてはいけない環境だったんですね(__)

ほんとうにありがとうございました。

お礼日時:2007/12/04 09:31

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